
子供向けオンラインイベント企画のためのお役立ち情報
初めまして!オンラインイベント担当のコトちゃんです。
わが社ピコトンは子供向けのイベントやコンテンツの企画開発・運営に特化した会社で、年間900会場以上、全国に工作系キッズイベントのコンテンツを提供しています。
子どもたちに向き合ってはや15年。そんな私たちが今回皆さんにお伝えするのは、子供向け『オンラインイベント』開催の極意です!
オンラインイベント企画の可能性!2年間で100回超えで豊富な開催事例が見えてきた!
このご時世で外に遊びに行くことができない子供たち、テレワークに集中できない親御さん、イベントをためらう担当者…。
そんな困った状況の中で、新たな選択肢として生まれたのが工作イベントのオンラインver.だったのです。

ですが最近では「リアルイベントの代わり」ではなく、最初からオンラインをメインに考えたお問い合わせも増えてきています。
Zoomなどが定番化していることに加え、自宅から参加できるという気軽さは好評で、福利厚生の社内イベントや小学校PTAの催しなど、オンラインならではのメリットをうまく生かして効果的に活用いただける機会が増えてきました。

リラックスして取り組めるので、小さなお子さんがいるご家庭も安心して参加できますよね。
おうちにあるものを使って作品を工夫したり、ほかの子からヒントを得たりと、より充実した体験ができるのも魅力。『参加した!』『一緒にできた!』という達成感もひとしお。
リアルイベントが再開された後も、オンラインはさらなる活躍の余地があるのではないかと踏んでいます。
子供向けオンラインイベント企画の極意~事前準備~
子供向けオンラインイベント企画の極意準備編①:配信媒体を目的に合わせて選ぶ
オンラインでイベントといっても使用できる媒体はいくつかあります。
YouTube Liveのような発信型か、Zoomやteamsのような双方向コミュニケーション型かをまず決めましょう。

メリットデメリットはこんな感じ。
【発信型:YouTube Liveなど】 | 【双方向型:Zoom、teamsなど】 |
---|---|
◎数百、数千人でも同時参加が行える ◎視聴者が配信を一時停止したり巻戻したりすることができる ◎番組のような形式でスムーズに進行できる ◎アーカイブ動画を残し後日観ることができる | ◎子供たちと密にコミュニケーションをとることができる ◎作品を見せ合える ◎みんなで参加しているのが目でわかりイベント感が強まる ◎リアルな反応を見ながら進行を調整できる |
△参加者の姿が見えない △直接コミュニケーションがとれない △みんなで参加している感が少ない △参加者はチャットでしか反応できない | △15人を超えると上記のメリットが発揮されにくい △直接のやり取りのため司会の難易度が上がる △参加者はツールの設定が必用 △遅れて参加した方のフォローが必用 |
子供向けオンラインイベント企画の極意準備編②:タイムスケジュールを設定するときは
イベントのタイムスケジュールを立てる作業は、皆さんすでにやっているかと思いますが、
子供向けのオンラインイベントとなったとき、気をつけなくてはならないのは、時間をこと細かく設定することではなく、タームごとに子供たちの動きを具体的に想定しておくことです。
「ここは一緒に手を動かすのか、話を聞いてもらうのか、ミュートにしてもらうのか、、」など事前に練っておき、メリハリをつけた進行をすることで、間延びしてしまうことなく最後まで集中してご参加いただけます。

また、双方向型で行う場合、予想外の場所で時間がかかったり、子供からの質問が出たりというイレギュラーなこともあるので、 もしもの時どう対応するかという計画をしっかりと立てておくことが求められます。
先生が大事な話をするときや、みんなのポーズや合図を用意して、事前に確認作業をしてから始めるのもおすすめです!

子供向けオンラインイベント企画の極意準備編③:視覚的に伝わりやすいように工夫する

工作のワークショップであれば2台カメラを使って講師の手もとを撮影したり、説明が難しい内容ではイラストがメインのフリップを用意したりすることで、より子供たちが注目してくれて理解度が高まります。


工作時間を伝えるときも、口頭で「○○時までねー!」と言うよりも、時計を見せて「長い針がここに来たらおはなしするね!」と言った方がみんなが約束通り手を止めてくれたり。
ちょっとした視覚的なアクセントがあるとより充実します。
オンラインイベント企画の極意~本番~
オンラインイベント企画の極意本番編①:親しみやすいキャラクターで接する
冒頭でコトちゃんと自己紹介をしましたが、もちろん本名ではございません。
弊社のオンライン講師担当2名は『コトちゃん&ハッピー先生』というコンビで行っています。
講師といっても、ハッピー先生は工作の達人で作り方や技を教えてくれる役、コトちゃんは子供目線で疑問がいっぱいの役、というように分かれています。

これが意外と重要なので、子供への接し方が不安な方ほどやっていただきたいです!
参加者がいつもと違う世界観に入り込んで楽しんでくれるだけでなく、講師側もキャラクターをある程度設定することで言葉選びや進行がしやすくなるのです!
2人の会話をふんだんに織り交ぜた授業にすることで、一方通行で教える形ではなく楽しみながら自然と内容を理解してもらえるように工夫しています。
オンラインイベント企画の極意本番編②:想像が膨らむ一言を
オンラインイベントは気を抜くと、参加者を受動的な状態にしてしまいます。
面白かった!と言ってもらえるよう、子どもたちが授業にちりばめられたヒントをもとに積極的に想像力を膨らませてもらえるようにシナリオを作りましょう。
例えば、「このシール、こんな使い方をしてもいいかな?」「先に物語を考えてから作ってようかな」など、つられてついつい考えてしまうような会話を取りを入れたり、「先生はこんな見本を作ってみたよ」と複数の見本を見せたり。

想像したり考えたりする要素を入れることで、より参加した意義が引き立つので、参加後の満足度UPにもつながります☆
これは工作イベント以外にも応用できることだと思いますので取り入れてみてくださいね!
オンラインイベント企画の極意本番編③:イベント終了のしかたも大切
イベントの最後、さらっと終わってしまうのはもったいない!
特に工作系のイベントでは、作品のお披露目会をしたり、作ったもので遊んでみたり、記念撮影を取り入れたりと
最後までやり切ったぞ!と思ってもらえるような印象的なアクションを取り入れるようにしています。
双方向型で少人数の時なんかは、子供たちの作品一つ一つに講師がコメントをする「ほめほめタイム」を設けるなど大切な成功体験となるようにしています。より濃いイベントを目指すのであれば、こういったところにこだわるのも重要ですね!

子供向けオンラインイベント企画の成功の秘訣は、オンラインを上手に活用してハッピーに♪
ここまで、子供向けのオンラインイベントを開催する際のちょっとしたコツをお伝えしました。
皆さんもオンラインでイベントをするという選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
弊社ではオンライン講師が工作ワークショップを行うプランを用意していますので、ご興味がありましたらぜひお気軽にご連絡ください。工作キットのように特別なものが家に届くと、参加率が上がるという利点も☺
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