東芝未来科学館で10年にわたり子供向けイベントを開催
こんにちは、親子向けイベント専門18年の株式会社ピコトンです。
これまで10年にわたり弊社のコンテンツをご利用いただいた東芝未来科学館さまは、2024年6月29日に一般に向けての公開が終了となりました。
東芝未来科学館では、来場者数1万人を超えるGWのビックイベントや、プログラミング企画、音楽イベント、科学実験のオンライン企画、SDGsテーマの謎解き、などなど、様々なテーマで子供向けイベント企画をご利用いただきました。
弊社が1から開発を手がけた特別なイベント企画も多く、現在販売中の商品の中にも、東芝未来科学館さまキッカケで誕生したものが多数あります。
川崎市の科学館 東芝未来科学館には思い出がたくさんで、感謝の気持ちでいっぱいです!
こちらの記事では、弊社ピコトンよりこれまでの感謝を込めて、これまで東芝未来科学館さまで開催してきたイベント企画をご紹介させていただきます。
◾️東芝未来科学館
日本を代表する総合電機メーカー「株式会社東芝」が運営する科学館。
大型のモニターでクイズやゲームができる「ウェルカムエリア」、最先端の技術を体験できる「フューチャーゾーン」、科学の実験やサイエンスショーを体験できる「サイエンスゾーン」、東芝の創業者や電化製品の歴史について学べる「ヒストリーゾーン」の4つのエリアを通して体験型の学習ができる施設です。
2024年3月23日〜6月29日の期間、特別展示「あかりヒストリカ」を開催。
東芝未来科学館の立地にかつて電球工場があったことから、東芝の前身だった「東京電気」にスポットを当て「あかり」の歴史を体験する展示です。
【2014年】東芝未来科学館でピコトンの初めてのイベント企画
東芝未来科学館での初めてのイベントは今から10年前の2014年!
こちらのイベントは東芝未来科学館さまとミューザ川崎さまのコラボイベントで、弊社ピコトンより、東芝未来科学館の「未来」をテーマに『ヒラメキぬりえ』を、ミューザ川崎の「音楽」をテーマに『エッグマラカス』を提供させていただきました。
『ヒラメキぬりえ』はデジタル×ぬりえを組み合わせたワークショップで、アプリ開発にも力を入れていた弊社がイベント用に提供したワークショップでした!
『ヒラメキぬりえ』も『エッグマラカス』も連日大人気! 期間中何度も足を運んでくれるお客様もいました。
こちらのイベントで初めてのイベント利用となったデジタル×ぬりえのワークショップは、現在『うごく!シャッフルぬりえ』と名前が変わり、今もお客様に多数ご利用いただいています!
【2014年】夏休み人気No.1の工作キットの基になったワークショップ
同じく2014年にの夏には、東芝未来科学館×ラゾーナ川崎プラザのコラボイベントとして『光る!シールデコうちわ作り』という工作ワークショップを開催しました。
現在、夏休み人気No,1の工作キット『光る!デコうちわ』の基となるこちらのイベントでは、定員600名の枠がなんと4時間で完売!
かなり暑い日の野外イベントでしたが、スタッフ一同汗だくになりながら、お祭りのようにワイワイ盛り上がった1日になりました!
【2015年】「光」をテーマにしたイベント「Enjoy the Light!光とあそぼう」
2015年には、東芝未来科学館で「光」をテーマにした大規模企画「Enjoy the Light!光とあそぼう」が開催!
全12種類の体験型イベントが並び、ピコトンは『光る!蓄光キノコフィギュア』と『キラキラプラネットを作ろう』という2種類のワークショップを提供いたしました。
特に『光る!蓄光キノコフィギュア』は始まる前から長蛇の列が出来るほどの大人気!
連日定員に達し、3日間で合計1500個のキノコが出来上がりました。
お客様アンケートでは、12種類のイベントの中で人気投票1位をいただきました。
こちらのイベントで開発に取り組んだ『キラキラプラネットを作ろう』は現在『ピカッと!安全キーホルダー』に形を変えて弊社の人気ワークショップとなっています。
【2016年】ハロウィンパーティーを盛り上げるワークショップの開催
2016年にはハロウィンのシーズンに『Myおうちバッグ』と『ハロウィンマスク』を使ったワークショップを開催!
子供たちにお菓子を渡しながら「トリック・オア・トリート!」
お菓子や撮影スポットを組み合わせて、2日間で400組以上が参加したハロウィンパーティーになりました♪
ハロウィンの時期の集客イベントはどのような内容が盛り上がるのか?を試行錯誤しながらイベント運営に取り組んだワークショップでした。
『Myおうちバッグ』と『ハロウィンマスク』は現在もハロウィンシーズンの人気ワークショップです!
【2017年】世界一やさしいプログラミング教室『うごけ!デキタテロボ』
2017年の春休み期間には、大規模なプログラミング企画として「世界一やさしいプログラミング教室『うごけ!デキタテロボ』」を開発・提供させていただきました。
低学年向けに「プログラミングとは?」を伝えるために開発したコンテンツで、ロボットの「ピピ」がステージのネジをゲットできるように子供たちはカードを組み合わせてプログラムの指示を出す、という内容でした。
ロボットの「ピピ」をイメージ通りに動かすのが意外と難しい!
子供たちが「プログラミング」を楽しく実感できる、約2週間のイベント企画は連日大盛り上がりでした!
⇨大好評の低年齢向けプログラミングイベント!動画で見る『うごけ!デキタテロボ』
【2018年】さらにパワーアップした「プログラミングイベント」を開催
2017年のプログラミングイベントの好評を受け、2018年のゴールデンウィークにはさらにパワーアップしたプログラミングテーマの企画を開催しました!
こちらのイベントでは、『歩く!ゼンマイロボ』の工作ワークショップと、サイエンスショーとして『うごけ!デキタテロボ』を提供させていただきました。
『歩く!ゼンマイロボ』は工作の後に大きなボードの上で実際に動かしてみて、思い通りに進むか実験することでプログラミングを実感できる体験型ワークショップ。
『うごけ!デキタテロボ』は、ステージ上のロボット「ピピ」が観覧する子供たちの投票によって動きを決め、指示に対してどのような動きをするか体感できる参加型のショーイベントでした。
ゴールデンウィーク期間の8日間で計4,000名以上が参加したビックイベントになりました!
⇨【実績】幼児から参加できるプログラミング子供向けワークショップをGWに開催しました!
2018年には鉄道企画と音楽イベントも開催!
2018年には東芝未来科学館にて他にも2つのイベント企画を開催!
夏休みには「東芝鉄道物語」として鉄道をテーマにした特別な企画で、こちらでは勢いをつけてビューンと動く『走る!フリクション電車』の工作をご利用いただきました。
WINTER PROGRAM 2018 音を奏(かな)でよう!
東芝未来科学館にて冬休みシーズンに開催された【WINTER PROGRAM 2018 音を奏(かな)でよう】では、12/22(土)~12/23(日)の2日間に『エッグマラカス』を使用した音楽企画を実施いただきました。
ゲストとしてプロのミュージシャンを呼んで、工作&演奏会イベント!
自分が作った楽器を演奏できる楽しい企画となりました♪
【2019年】1万人以上の親子が参加!GWの超ビックイベント
2019年のゴールデンウィークには、7日間で1万人以上の親子が参加した超ビックな企画【GO!GO!5周年 GWはモノづくりをたのしもう!】を総合プロデュースさせていただきました。
こちらのイベントでは、親子で楽しめるモノづくりとして
・『光る!ウォータースティックライト』
・『ピカッと!安全キーホルダー』
・『歩く!ゼンマイロボ』
・『走る!フリクション電車』
・『アートタオル』
の5種のワークショップを東芝未来科学館オリジナルver.にアレンジして提供させていただきました。
5種類のワークショップはどれも大盛況!!
連日、予定していた人数を超える参加があり、施設の中は常に親子で賑わっていました!
⇨【集客実績紹介】1万人以上の親子を集客!東芝未来科学館GW5周年イベントの様子をご紹介☆
【2019年】夏休み特別イベント「怪盗グルグルの挑戦状!~コマと回転のふしぎ~」
同年2019年の夏休みにはラゾーナ川崎プラザ×東芝未来科学館のコラボキッズイベントとして、特別企画「怪盗グルグルの挑戦状!~コマと回転のふしぎ~」にワークショップを2種ご利用いただきました。
『回して科学!プラネットボトル』は、ボトルの中にラメや蓄光パウダーを入れて回すことでキラキラと光るスノードームのような作品が出来上がるワークショップ。
『遊んで科学!色が変わる不思議ホログラムコマ』は、透明なコマのプレートにカラフルなチップを貼り回転させると色が混ざり不思議な表情を見せるワークショップでした。
ショッピングモールのラゾーナ川崎プラザで開催した工作イベントは4日間で約500組参加のワークショップとなりました!
【2019年】クリスマスキッズイベントを3つ実施!「WINTER PROGRAM 2019 音を奏でよう」
2019年のクリスマスシーズンには音楽イベントとして楽器作りのワークショップを3種提供させていただきました。
・アクリルのプレートと輪ゴムで作る『奏でる!手のひらギター』
・カップとスーパーボールで作る『ポンポンたいこ』
・東芝未来科学館オリジナルver.の『エッグマラカス』
の3種は、それぞれ有料イベントながら大盛況で、3日間で1,000人以上の親子に参加をいただきました!
⇨【入館無料】クリスマスキッズイベントを3つ実施!東芝未来科学館『WINTER PROGRAM 2019 音を奏でよう』
【2022年】サイエンスWSをリアル&オンラインで開催!
コロナ禍となり集客イベントの実施が難しい厳しい時期を抜け、2022年に開催したサイエンスワークショップは現地の会場&オンラインという形態のイベント企画でした。
電気分解の仕組みを使い、水から電気を作る不思議な実験に子供たちは興味津々!
現地、オンライン共にとても盛り上がるサイエンスワークショップになりました♪
⇨【サイエンスイベント事例】東芝未来科学館×ピコトンの特別ワークショップ!『未来の発電!水から電気をつくる実験教室』
【2023年】館内全体を使ってSDGsテーマの謎解きを開催!
2023年には東芝未来科学館全体を使った体験型謎解きイベント「SDGs大作戦〜世界を守るナゾときミッション〜」を開催!
こちらの謎解きにて、ピコトンが作問からパネル作成まで総合プロデュースをさせていただきました。
低学年の子供でも楽しめるように、「パネルラリー」と「リアル謎解き」の2種類をご用意!
東芝未来科学館の館内にある展示物をヒントにして問題を解き進めていくと、自然とSDGsの学びが身に付く特別な謎解きを提供させていただきました。
サイエンスイベントとして工作ワークショップ3種も提供!
「SDGs大作戦〜世界を守るナゾときミッション〜」の開催期間、サイエンスイベントとして3種の工作ワークショップも提供させていただきました。
・本物の鉱石を使って作る『クリスタル万華鏡』
・電気分解の仕組みで実験!『水から電気を作る実験ブック』
・磁石を使った不思議な『サイコロスゴロク』
こちらの工作ワークショップも大人気!
事前応募の枠はすぐに満席になり、夏休みを盛り上げるイベント企画となりました。
⇨東芝未来科学館にて謎解きイベント「SDGs大作戦」が開催!《入場無料》《7/21〜9/16》
特別企画「あかりヒストリカ」の様子
2024年3月23日〜6月29日の期間で開催されていた東芝未来科学館の特別企画「あかりヒストリカ」を見学に行きました!
東芝未来科学館開館10周年を記念した特別企画展「あかりヒストリカ」は東芝創業者の一人、藤岡市助が日本で初めて製作した白熱電球からLED照明までの約130年間のあかりの変遷を紹介します。
東芝未来科学館…特別企画展「あかりヒストリカ」
創刊100周年を迎える科学情報誌「子供の科学」とのタイアップ企画で、当時のあかりと子供の科学の誌面を見ながら、あかりの歴史と未来が楽しく学べます。
東芝科学館時代に大人気だったマンモス電球や、未来のあかりをイメージしたオブジェにも注目です!
株式会社東芝の前身である「東京電気」の歴史や、これまで日本で使われてきた「あかり」の紹介として、行灯や白熱灯などが実際にどんな色・明るさだったか体験ができました。
普段目にすることのできない戦時中の照明などの展示もあり、普段スイッチ1つで点灯している「あかり」にはこのような歴史があったのだととても勉強になる企画でした!
さらに、東芝最新のライトの紹介から「100年後をイメージした『あかり』」というワクワクを刺激するオブジェも展示されていました。
東芝未来科学館 イベント企画グループ長 桑原 義武様よりメッセージをいただいきました。
これまで10年間にわたりお世話になった東芝未来科学館イベント企画グループ長 桑原 義武様より、大変有難いことにピコトンへのをお言葉を賜りましたのでご紹介させていただきます。
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ピコトン様10年間、大変お世話になりました。
当館が2014年にリニューアルオープンしてから一般公開終了までの10年間に様々な科学系イベントでご一緒させていただきました。
当館1年目の夏に実施いただいた「ヒラメキぬりえ」からはじまり、2023年夏休み企画である謎解きイベント「SDGs大作戦」まで科学をテーマにした楽しい子供向けイベントをたくさん提供いただきました。
ピコトンさんの関わられたイベントはとにかく子供達の反応がよく、明るい色をふんだんに使用した世界観が印象的でした。
「科学」というと漠然と「難しい」、「地味」というイメージを持っている方も多いと思いますが、このようなイメージを真逆に変えてしまう力がピコトンさんにはありました。
例えば、2017年に開催したプログラミングをテーマにしたサイエンスショー「うごけ!デキタテロボ」では、本来ならプログラミング教育の対象外になる未就学児も虜にしてしまうような企画で、誰もが考えつかないようなアイデアを形にされました。
企業館ということもあり、難しい技術をイベントテーマに掲げなくてはならない、分かり易く子供達に伝える方法を考えなければならないという課題を常に抱えておりましたが、このような状況で最大限の力を発揮され、アイデアを提供できるのがピコトンさんです。
当館は一般公開終了となり、子供たち向けにイベントを提供することが難しくなってしまいますが、ピコトンさんにはこれからもカラフルで見ているだけで楽しくなるようなピコトンさんらしいイベント企画を続けていただき、子供たちの興味関心の種を育てていってほしいと思います。
東芝未来科学館 イベント企画グループ長 桑原 義武
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10年間の感謝を込めて
今回は2014年から現在に至るまでの東芝未来科学館さまでご利用いただいたワークショップをご紹介させていただきました。
これまで多くの子供たちに科学の楽しさ・歴史を伝えてきた東芝未来科学館という施設でイベントを行えてきたことは大変光栄に感じます。
これまで大変お世話になった東芝未来科学館は、2024年6月29日をもって一般公開は終了となります。
この場所で生まれた「科学の楽しさを伝える」ワークショップも多数で、思い出がいっぱいです。
東芝未来科学館さまで開催いただいたイベントを通して出来上がったワークショップを、これからも全国の子供たちにお届けし、さまざまな楽しい学びを提供していければと思います。
10年間、誠にありがとうございました。
株式会社ピコトン一同
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