SDGsとは 未来のために、子供と話そう

「SDGs」って何?と子供に聞かれた、どう答えますか?

笑顔を見せる子供2人
「SDGs」って何?と子供に聞かれた、どう答えますか?

突然ですが、「SDGsとは?」と子供に尋ねられたら、どう答えますか?

4年連続、フィンランドが1位を記録しているSDGs達成度ランキング。
アメリカが46位、中国が68位の中、日本は7年ぶりに順位が上昇し、18位を記録しました。

そして実は、日本は人口1億人超えの国の中では、トップ20位にランクインした唯一の国なんです!
国内でのSDGsの認知率も80%を超えるなど、年々認知が広まっている状態です◎

さらに来たる2024年9月には、「未来サミット」がニューヨークの国連本部にて開催されます。

国際連合広報センター 「2024年9月に開催される「未来サミット」の目的や背景をまとめた日本語資料ができました!」

お母さんに駆け寄る男の子

今回は、「SGDs」の成り立ちや概要、そして17の持続可能な開発目標をご紹介!

子供にSDGsについて説明しやすいように、シンプルにかみ砕いてご説明します◎

国際的に大きな意味を持つ取り組みである「SDGs」についてよく知って、子供たちと一緒に考えてみるきっかけにしていただければ幸いです♪

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「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals」

SDGsは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goalsの頭文字を取ったもの。(SDGの最後に小文字のsが付いているのは、ゴールが17個あることを示す、複数形のsです。)

2030年までに、世界中のみんなで達成しようと立てられた目標を指しています。

世界中のすべての人々が地球上で安心して暮らせる状態を「持続」するために、解決すべき課題を整理し、取り組んでいくことが求められます。

国や企業はもちろん、地球で暮らす一人一人が自分事として考えることが大切です◎

「SDGs」の前身は「MDGs」(ミレニアム開発目標

青空と笑顔の女の子
「SDGs」の前身は「MDGs」

SDGsには、先駆けとなる開発目標があります。
それが、MDGs(ミレニアム開発目標 Millennium Development Goalsです。

MDGsは、1990年代に採択された「国際開発目標」や2000年9月に開催された「国連ミレニアム・サミット」で採択された「国連ミレニアム宣言」を統合したもの。

歴史上最も成功した、貧困撲滅のための取り組みであったとされており、MDGsについて知ることで世界中で長い間課題とされている事柄について理解することができます。

MDGsは8つの目標、21のターゲット、60の指標から構成されています◎
8つの目標は以下の通りです。

極度の貧困と飢餓の撲滅
・普遍的な初等教育の達成
・ジェンダー平等の推進と女性の地位向上
・乳幼児死亡率の削減
・妊産婦の健康状態の改善
・HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止
・環境の持続可能性を確保
・開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

SDGsではMDGsにおいて残った課題である、ジェンダー・経済格差・地球環境の悪化・紛争の発生・貧困と飢餓などを引き継いでいます。

外務省 ODA(政府開発援助)「ミレニアム開発目標」(MDGs)の詳細はこちら

17の持続的な開発目標をご紹介

では、続いてSDGsの「17の持続的な開発目標」についてご紹介します。
一つ一つの目標を理解して、子供に分かりやすく伝えられるようにしましょう◎

SDGsの持続的な開発目標:1. 貧困をなくそう

1 貧困をなくそう
SDGsの持続的な開発目標:1. 貧困をなくそう

「貧困をなくそう」は、「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」ことを目的として掲げられています。

世界では、6人に1人(3億3,350万人)の子供たちが極度に貧しい暮らしをしています。

この状態を放置することなく、国や地域、年齢や性別によらず、誰もが貧困に苦しまなくて済む暮らしができるようにすることを願って、設定された開発目標です。

SDGsの持続的な開発目標:2. 飢餓をゼロに

2 飢餓をゼロに
SDGsの持続的な開発目標:2. 飢餓をゼロに

「飢餓をゼロに」は、「飢餓を終わらせ、飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する持続可能な農業を促進する」ことを目的として掲げられています。

2030年までに飢餓をなくし、誰もが一年中安全で栄養のある食料を十分に手に入れられるようにするためには、食料の生産量を増やすことに加え、持続可能な食料生産の仕組みをつくることも大切です。

また、世界中の農産物が公平に取引されるように国際的な結束を強めていくことも求められます。

SDGsの持続的な開発目標:3. すべての人に健康と福祉を

3 すべての人に健康と福祉を
SDGsの持続的な開発目標:3. すべての人に健康と福祉を

「すべての人に健康と福祉を」は、「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」ことを目的として掲げられています。

エイズ、結核、マラリヤや、熱帯病などの伝染病、肝炎や汚染された水が原因で起こる病気への対策をはじめとして、世界中で命を落とす人が減るように福祉を促進していくことが大切です。

さらに、交通事故による死亡やけがを減らすことや、保険サービスや教育の充実なども目標に組み込まれています。

SDGsの持続的な開発目標:4. 質の高い教育をみんなに

4 質の高い教育をみんなに
SDGsの持続的な開発目標:4. 質の高い教育をみんなに

「質の高い教育をみんなに」は、「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」ことを目的として掲げられています。

身体的、社会的な地位の違いによって十分な教育を受けられない子供が、世界中に沢山います。
2030年までにすべての人が必要な教育を受けられる環境を作ることが急がれます。

SDGsの目標を達成するためにも、誰もが人権や男女の平等、文化の多様性、平和の大切さを理解できるように、教育を充実させていくことが大切です。

SDGsの持続的な開発目標:5. ジェンダー平等を実現しよう

5 ジェンダー平等を実現しよう
SDGsの持続的な開発目標:5. ジェンダー平等を実現しよう

「ジェンダー平等を実現しよう」は、「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」ことを目的として掲げられています。

日本は、世界各国の男女格差を数値で表した「ジェンダーギャップ指数」で、2024年に118位で過去最低を記録するほど、まだまだジェンダーに対する社会的な構造や一人一人の意識が改善されていない状態です。

「性別」という枠組みに縛り付けられたり、それを理由に身体と心を傷つけられることがないように、男女問わず、誰もが正しい知識を身に着けることが大切です。

全ての人が自分の身体や性別を理不尽に傷つけられることのないように、ジェンダーに関する社会的な構造を改善することが求められます。

SDGsの持続的な開発目標:6. 安全な水とトイレを世界中に

6 安全な水とトイレを世界中に
SDGsの持続的な開発目標:6. 安全な水とトイレを世界中に

「安全な水とトイレを世界中に」は、「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」ことを目的として掲げられています。

2030年までに、誰もが安全な水を安い値段で利用できるように、水源の確保、水質改善や水やトイレに関する活動の強化などが求められます。

また、5の「ジェンダー平等を実現しよう」にも通じることですが、女性や女の子のプライバシーを守るためにも、安心して利用できるトイレの設置は必要不可欠な課題です。

SDGsの持続的な開発目標:7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGsの持続的な開発目標:7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」は、「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」を目的として掲げられています。

何気ない生活の中で使用しているエネルギーは、すべて有限です。

2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー生産の効率化、石炭や石油を使う場合の、より環境にやさしい技術などについての研究を進め、誰もが安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使える状況を作ることが求められます。

SDGsの持続的な開発目標:8. 働きがいも経済成長も

8 働きがいも経済成長も
SDGsの持続的な開発目標:8. 働きがいも経済成長も

「働きがいも経済成長も」は、「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」を目的として掲げられています。

開発が遅れている国では特に、毎年少なくとも年7%の国内総生産(GDP)の成長を続けられるようにするなど、国の状況に応じて人々が経済的に豊かになっていけるようにすることが大切とされています。

また、世界中で子供たちが強制的に働かされる状況があります。中には、子供を兵士にするような児童労働も存在しているため、2025年までにあらゆる形の児童労働を無くすことが求められます。

SDGsの持続的な開発目標:9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

9 産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGsの持続的な開発目標:9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

「産業と技術革新の基盤をつくろう」は、「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」ことを目的として掲げられています。

誰一人として取り残されない持続可能な産業化や、限りある資源を無駄にせず使えるような環境に優しい技術や生産の方法をより多く取り入れた、質が高く信頼できる「強い」インフラ作りなどが求められます。

開発が遅れている国における情報通信技術の開発により、2020年までに誰もが安い値段でインターネットを使えるようにすることも、目標の一つです。

SDGsの持続的な開発目標:10. 人や国の不平等をなくそう

10 人や国の不平等をなくそう
SDGsの持続的な開発目標:10. 人や国の不平等をなくそう

「産業と技術革新の基盤をつくろう」は、「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」ことを目的として掲げられています。

2030年までに、各国内における所得格差を縮小し、年齢や性別、障がいの有無、人種や民族、生まれや宗教、経済状況などを理由をした差別をなくし、社会的、経済的、政治的に平等な機会得られる状態を作ることを目指しています。

また、開発途上国の経済的発展を支援したり、安全に移住できる状況作りを促進したり、移住先で安心して生活が営めるように、金銭的なやり取りにおける不平等の改善なども求められています◎

SDGsの持続的な開発目標:11. 住み続けられるまちづくりを

11 住み続けられるまちづくりを
SDGsの持続的な開発目標:11. 住み続けられるまちづくりを

「住み続けられるまちづくりを」は、「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現すること」を目的として掲げられています。

すべての人が、安全に生活できる住居を手軽に確保でき、基本的なサービスにアクセスできるようにします。特に、都市の貧しい人びとが住む地域(スラム)の状況を良くすることが求められます◎

公共交通の拡充や、大気汚染やごみ処理問題に特に注意を払いながら、持続可能なまちづくりを推進しており、また文化遺産や自然遺産の保護、災害リスクの軽減、環境への影響の削減にも取り組むとされています。

SDGsの持続的な開発目標:12. つくる責任 つかう責任

12 つくる責任 つかう責任
SDGsの持続的な開発目標:12. つくる責任 つかう責任

「つくる責任 つかう責任」は、「持続可能な生産消費形態を確保すること」を目的として掲げられています。

この目標には、「持続可能な消費と生産の10年計画」が組み込まれています。

これは、先進国がリーダーとなりすべての国が行動することを目指し、二酸化炭素の排出を減らすライフスタイルと、持続可能な消費と生産を実現する社会の仕組みを作ることを目的とした計画です。

2030年までに、天然資源の効率的管理、食料廃棄の半減、持続可能な公共調達の促進や廃棄物の減少、開発途上国の技術支援、持続可能な観光業の促進、化石燃料補助金の見直しなどを目指すことが目標とされています◎

SDGsの持続的な開発目標:13. 気候変動に具体的な対策を

13 気候変動に具体的な対策を
SDGsの持続的な開発目標:13. 気候変動に具体的な対策を

「気候変動に具体的な対策を」は、「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じること」を目的に掲げられています。

すべての国が気候災害や自然災害に対応し、復興する力を備えることが求められ、各国が政策や計画に気候変動対策を組み込み、教育や啓発を通じて能力を高めることが大切です。

開発が他国よりも遅れている国や小さな島国の計画・管理能力を強化し、特に女性や若者、地方コミュニティへの支援を強化することが求められます◎

SDGsの持続的な開発目標:14. 海の豊かさを守ろう

14 海の豊かさを守ろう
SDGsの持続的な開発目標:14. 海の豊かさを守ろう

「海の豊かさを守ろう」は、「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用すること」を目的として掲げられています。

2025年までに、陸上活動による汚染を含む海洋汚染を大幅に削減することを目的として定められている目標です。

海は人々の生活や社会の発展に不可欠な資源を提供していますが、水質汚染や気候変動に弱く、人間の生活の影響を受けやすいもの。

この目標は、海の生態系の管理や保護を目的としており、他にも違法漁業の規制や、海洋資源の持続的な開発に向けて、海洋環境の保全に努めることが求められます◎

SDGsの持続的な開発目標:15. 陸の豊かさも守ろう

15 陸の豊かさも守ろう
SDGsの持続的な開発目標:15. 陸の豊かさも守ろう

「陸の豊かさも守ろう」は、「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止すること」を目的として掲げられています。

陸の生態系や内陸淡水生態系の保全や回復、持続可能な利用によって、あらゆる森林の持続可能な管理を推進し、森林減少を防止することが求められます。

また、2030年までに砂漠化に対処し、劣化した土地と土壌を回復すること、山地生態系の保全を強化し、生物多様性の損失を防ぐことなども、目的の一つとされています◎

SDGsの持続的な開発目標:16. 平和と公正をすべての人に

16 平和と公正をすべての人に
SDGsの持続的な開発目標:16. 平和と公正をすべての人に

「平和と公正をすべての人に」は、「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築すること」を目的として掲げられています。

あらゆる場所で、暴力と関連する死亡率を大幅に減少させ、子供に対する虐待や搾取を撲滅し、法の影響力を拡大し、司法への平等なアクセスを提供することが目標とされています。

さらに、2030年までに違法な資金・武器取引を減少させ、組織犯罪を根絶すること、汚職や贈賄を減少させ、透明で説明責任のある公共機関を発展、対応的で包摂的な意思決定を確保し、全ての人に法的な身分証明を提供すること、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障することなども目標に組み込まれています◎

SDGsの持続的な開発目標:17. パートナーシップで目標を達成しよう

17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGsの持続的な開発目標:17. パートナーシップで目標を達成しよう

「パートナーシップで目標を達成しよう」は、「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化すること」を目的に掲げられています。

持続可能な開発を成功させるためには、各国の政府、各分野の民間企業、市民社会の強力なパートナーシップが必要不可欠になります。

そのため、共通の原則や価値観をもとにビジョンを共有した上で、人間と地球を中心に据えた包摂的な取り組みを行うことが、必要不可欠です◎

この時、取り組みの規模はグローバルなものから地方自治体に至るまで、まんべんなく行われる必要があります。

子供と一緒に楽しめるSDGsの取り組み

全てを達成しようと思うと大変ですが、身近なところからできるSDGsの取り組みは沢山あります。
中には子供と一緒に楽しめるSDGsの取り組みも!

子供と一緒にSDGsについて考える際に、参考にしてみてください♪

子供と一緒に楽しめるSDGs:エコクッキングに挑戦してみよう

SDGsの取り組み「エコクッキング」

子供と楽しめるSDGsの取り組みとして、「エコクッキング」が挙げられます!

「エコクッキング」というのは、身近なところから取り組めるエコ活動です。
地球環境に配慮しながら、買い物や調理、食事、片付けの一連の流れを行うことを指しています。

普段何気なく食べている「食べ物」は、生産されてから実際に私たちに調理されるまで、そして食事に使用した食器の片づけに至るまで、あらゆるプロセスで多くの資源やエネルギーが使用されています。

エコ・クッキングは、その過程の中で出来る限り環境に負荷をかけないように工夫をすることを目的としています◎

例えば身近なところだと、「見た目が悪い」というだけで廃棄されてしまう野菜などを積極的に購入したり、すぐに食べるものなら消費期限が近いものを選んだりすることで、「フードロス」の削減に貢献することができます。

また、購入後に少し傷んでしまった食べ物なども、工夫を凝らせば美味しく食べることができるんです♪
以下のサイトでは、エコクッキングのレシピ集が公開されています。ぜひご覧ください◎

城南衛生管理組合「エコクッキングレシピ集」はこちら

子供と一緒に楽しめるSDGs:マイバッグ、マイボトルを使おう

SDGsの取り組み「マイボトルを使おう」

「マイバック」という言葉はすっかり日常的なものになりました。
レジ袋が有料化したこともあり、日頃から持ち歩いている人も多いのではないでしょうか。

これに加え「マイボトル」も近年定着しつつあります!
マイボトルとは、その名の通り自分の飲料を持ち歩くためのボトル。「水筒」も同じですが、近年は「マイボトル」という呼び方に変化しつつあります◎

マイボトルを持ち歩くことで、飲料を買うお金を節約できたり、ペットボトルや缶などの使い捨て容器やその生産によって発生するCO2の削減に繋がります。

最近では、無料で給水できる「給水スポット」というものが全国各地に存在したり、マイボトルを持参すると容器ではなくボトルに商品を淹れてくれるコーヒーショップなども増えてきました!

ぜひこの機会に、子供と一緒にご利用してみてください♪

捨てない暮らし研究所「【2024年版】給水スポットマップ・マイボトル持参推進店舗マップ まとめ」はこちら

子供と一緒に楽しめるSDGs:ネイチャーゲームを楽しもう

SDGsの取り組み「ネイチャーゲームを楽しもう」

「ネイチャーゲーム」とは、アメリカのナチュラリストであるジョセフ・コーネル氏が自身の著書の中で発表した自然体験プログラムのこと。

日本では、公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会が主導しながら「自然が好き」という想いを軸に、さまざまな活動を通してネイチャーゲームを開催しています◎

ネイチャーゲームには、自然との触れあいやその中で得られる気づきを大切にすることで、自然環境に対する意識の向上や、自然界の成り立ちや仕組みを肌で学ぶことに役立つゲームが盛り沢山!

また、自然を観察すると普段の生活では気づかないような細かな変化を実感できます。
日本の豊かな四季を味わうこともできるので、年中遊ぶことができるゲームが満載なのも魅力の一つ。

子供と一緒に、自然を満喫しながらネイチャーゲームを体験してみませんか?

公益社団法人 日本シェアリングネイチャー協会 の公式HPはこちら

SDGsを学べる工作ワークショップ3選

弊社では、工作を通してSDGsを学べる「工作ワークショップ」を多数ご用意しております!
エコマーク付きのこだわりの素材を使ったエコバッグを作れる『キッズエコバッグ』や、リサイクル素材を使って作る『リサイクル・フラワーベース』など、SDGsの理念に寄り添った工作で、集客力アップに繋げませんか♪

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『キッズエコバッグ』

『キッズエコバッグ』を持って笑顔の女の子
SDGsの理念「12.つくる責任 つかう責任」にぴったり!

『キッズエコバッグ』は、SDGsの理念「12.つくる責任 つかう責任」にぴったりです!

ステンシルシートや専用ペンを使って、簡単ペンにエコバッグをデコレーションできるため、「SDGs」について言葉で聞くだけでなく、手を動かしながら「自分でエコバッグを作った」という体験が実りになります◎

エコバッグ工作の完成品を持つ4人の子供たち



また「エコバッグづくり」という趣旨は、「SDGsの学びになるワークショップを開催している」という意図が参加者、クライアントに伝わりやすく、SDGsイベントでのご利用に最適です!

キッズエコバッグに付属のエコマーク
エコマーク付きで安心!

無漂白で環境負荷の低い製造方法で作られたエコバッグに、思い思いの絵を描いて「自分だけのエコバッグ」を作ることができる、SDGsイベントにぴったりな工作キットです◎

しっかりとした厚みのあるキャンバス地のエコバッグを使用しているため、作って終わり、ではなくお家に帰ってからも長く使えます。

『キッズエコバッグ』を持ってお外でポーズをとる男の子と女の子

そのため、子供にとって「あの時、あのイベントで作ったバッグ、お気に入りだな~♪」という思い出が残りやすく、施設や店舗への親近感や、再来店の意欲を抱きやすくなります♪

『キッズエコバッグ』
■価格 50個 56,500円(税別/送料込)
所要時間:20分~35分
対象年齢:3歳~ ※大人の方にもご利用いただけます
※「A3パネル」や「クイズブック」が付属した「SDGs ver.」は、50個 64,000円(税別/送料込)でのご提供です。
※50個単位でご注文ください。100個以上でレンタル道具セット無料
※キットのみの納品です。イベント用のレンタル品が必要な場合はオプション(25,000円※100セット以上のご注文で無料)で付けることができます。
※オリジナルデザインvre.の価格はお問合せください。
※インボイス対応済。登録番号:T6011201011795

『キッズエコバッグ』の詳細はこちら

『グラスガーデン SDGs ver.』

『グラスガーデンSDGsver.』の完成品を持ち笑顔の男の子
SDGsの理念「15.陸の豊かさを守ろう」にぴったり!

『グラスガーデン SDGs ver.』は、SDGsの理念「15.陸の豊かさを守ろう」にぴったり!
本物の自然素材を使ってグラスの中に自分だけのお庭を作れる、本格的なワークショップです!

天然石や、松の木の皮を利用した「バーグ」、お洒落で個性的な観葉植物である「エアプランツ」に、鮮やかな「モス」など、こだわって選んだ素材を使用して、自然に親しみながら工作を楽しむことができます◎

『グラスガーデン』のグラスの中に素材を入れる様子。
本物の自然素材を使用!

工作に必要な資材はもちろん、使用する道具や容器、会場の雰囲気を作り上げる木目調のテーブルクロスなどもセットでお送りするため、ご担当者様にご用意していただくのは机と椅子だけで大丈夫です!

簡単な準備だけで、クオリティと満足度の高いワークショップが開催できるため、イベントの手配や備品の準備に追われる必要もございません♪

『グラスガーデン SDGs ver.』
■価格 50個 185,500円(税別/送料込)
所要時間:15分~25分
対象年齢:3歳~ ※大人の方にもご利用いただけます
※「A3パネル」や「クイズブック」、「認定証」などのSDGsアイテムが付属します。
※50個単位でご注文ください。
イベント用のレンタル品が無料で付属します。
※インボイス対応済。登録番号:T6011201011795

『グラスガーデン SDGs ver.』の詳細はこちら

『リサイクル・フラワーベース』

エコ段ボールとペットボトルで作る花瓶工作キット『リサイクル・フラワーベース』
SDGsの理念「12.つくる責任 つかう責任」にぴったり!

最後にご紹介するのは、SDGsの理念「12.つくる責任 つかう責任」を伝えるのにぴったりな工作キット『リサイクル・フラワーベース』です!

こちらは「ベニバナ」の廃棄物を混ぜて作られたリサイクル製品「エコ段ボール」と、普段はゴミとなる「ペットボトル(500ml~600mlサイズ)」を組み合わせてオリジナル花瓶が作れる優れもの!

親子でリサイクル・フラワーベースを作成する様子
幼児でも楽しく作れるのが魅力の一つ!

ハサミを使う必要はありますが、難しいカットはございません!
対象年齢も3歳からと、幼児でも楽しく作れるのが魅力の一つです♪

エコ段ボールやリサイクルマークについて学ぶことができるSDGsワークシート付きなので、楽しく工作をしながら「自分が手にしている素材が、一体どこからきた、どんなものなのか」を学ぶことができます◎

『リサイクル・フラワーベース』
■価格 50個 56,500円(税別/送料込)
所要時間:20分~35分 /ハサミ使用
対象年齢:3歳~ ※大人の方にもご利用いただけます
※「A3パネル」や「クイズブック」が付属した「SDGs ver.」は 50個 64,000円(税別/送料込)
※50個単位でご注文ください。100個以上でレンタル道具セット無料
※ペットボトルと生花はセットには含まれません。
※キットのみの納品です。イベント用のレンタル品が必要な場合はオプション(25,000円※100セット以上のご注文で無料)で付けることができます。

『リサイクル・フラワーベース』の詳細はこちら

SDGsに込められた願いを理解しましょう◎

青空と山と菜の花が写った写真
SDGsに込められた願いを理解しましょう◎

SDGsは今からおよそ10年前、2015年の国連総会で全会一致で採択された「我々の世界を変革する 持続可能な開発のための2030アジェンダ」という文書の一部です。

この文書は、「これからの未来がどうなって欲しいか、そのために何をするべきか」について、世界中のさまざまな立場の人が真剣に考え、話し合って作り上げたもの。

子供たちが生きていく未来が、健やかなものであって欲しいという願いがギュッと詰まっています。

この文書の「前文」には、
・このSDGsで何を目指すのか
・17の目標とは何か
・目標を実現するためにどんな決意をしたのか
 ということが明記されています。
SDGsを理解するために、一度読んでみることをおすすめします◎

国際連合広報センター 2030アジェンダについてはこちら

日本ユニセフ協会 読んでみよう SDGsの前文・宣言についてはこちら

SDGsの「前文」

ひまわり畑で遊ぶ姉妹
SDGsの「前文」には願いが込められています◎

この計画(アジェンダ)は、人間と地球、そして 繁栄のための行動計画です。
そして、より大きな自由と、平和を追い求めるものでもあります。

わたしたちは、持続可能な世界を築くためには、
極度の貧困をふくめ、あらゆる形の、
そして、あらゆる面の貧困をなくすこと
が一番大きな、
解決しなければならない課題であると、みとめます。

すべての国と人びとが協力しあってこの計画を実行します。

わたしたちは、人びとを貧困や欠乏からときはなち、地球を守ることを決意します。

わたしたちは、持続可能で、強くしなやかな世界に向かう道を歩んでいくために、
今すぐ大胆で変化をもたらす行動を起こすことを決意します。

ともに持続可能な世界へ向かうこの旅をはじめるにあたり、
だれひとり取り残さないことを誓います。

ハイタッチする大人と子供
子供が生きる世界を守るために

わたしたちが発表する17の目標と169のターゲットは、
このアジェンダがどれだけ広く高い目標をかかげているかを表しています。

これらの目標やターゲットは、ミレニアム開発目標をもとにし、
達成できなかった目標をすべて達成することを目指しています。

すべての人の人権を実現し、ジェンダーの平等
そして女性や女の子の能力を引き出すことを目指します。

これらの目標とターゲットは互いにつながり分けられないものであり、
持続可能な開発の3つの側面、
つまり、「経済」と「社会」と「環境」のバランスを保つものです。

これらの目標とターゲットは、人類と地球にとってとても大事な分野の、
2030年までの行動を進めるものになるでしょう。

持続可能な開発目標のそれぞれの目標が、
お互いにつながり、関連している
ことは、
このアジェンダの目的を実現するうえでとても重要です。

わたしたちが、このアジェンダにかかげた高い目標のすべてを実現することができれば、
すべての人の生活が大きく改善され、
より良い世界へと変わっていくでしょう。

まとめ:親子向けのSDGs企画はお気軽にご相談下さい◎

抱き合う子供
親子向けのSDGs企画はお気軽にご相談下さい◎

子供向けイベント18年の実績を持つ株式会社ピコトンでは、子供が楽しく作れる工作キットを多数ご用意しています◎

親子向けの集客イベント企画、SDGsを楽しく学べるイベント企画をご検討の際は、お気軽にご相談下さい。

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