11月のイベントといえば? 販促企画や行事に使えるアイデアをまとめました
11月のイベントといえば?
文化の日、酉の市、立冬、喪中はがき、十日夜、おりがみの日、七五三、ボジョレー・ヌーヴォー解禁、勤労感謝の日、感謝祭(サンクスギビングデー)、ブラックフライデー、どんぐり、椿、紅葉、霜月などなど、11月を代表するイベントが盛りだくさん!
11月といえば、「本格的な秋のシーズン」!
七五三をはじめ、子供と一緒に楽しめる行事やイベントが沢山ある、秋を満喫するのにぴったりな季節が11月。
こちらの記事では、11月の販促イベント企画や秋の催事をご検討の担当者様に向けて、「11月のイベントといえばこれ!」という行事・催事・アイデア15選ご紹介させていただきます◎
みなさまの11月のイベント企画の実現に向けて、お役立てていただけましたら幸いです。
▼ 11月のキッズイベント企画大特集はこちら
2024年の11月の祝日はいつ?
11月の祝日といえば、「文化の日」と「勤労感謝の日」!
芸術の秋にまつわるイベントが多数開催される「文化の日」は、11月3日。
日本国憲法公布を記念して制定された国民の祝日です。
この祝日は、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としています◎
2024年の文化の日は日曜日なので、翌日の11月4日が振替休日(祝日法第3条第2項による休日)となります。
文化の日には、ものづくりや芸術、音楽など、文化的な営みに触れることができるワークショップイベント開催がおすすめです◎
11月にやってくるもう一つの祝日といえば、「勤労感謝の日」。
勤労感謝の日は11月23日です。
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨として制定された国民の祝日です。
勤労感謝の日には、日々の仕事の疲れが取れるようなリラクゼーション効果のある商品の販促や、子供が親の仕事について理解を深められる機会を作るイベントの開催などがおすすめです♪
【11月といえば?】11月をめいっぱい楽しむ! 行事・催事・イベント15選をご紹介◎
では早速、11月をめいっぱい楽しむことができる行事や催事、イベントをご紹介!
さらに11月に旬を迎える植物や、暦に関する「へ~!」が詰まったお話など、11月のお楽しみ情報をたっぷりとご紹介◎
秋が深まる季節「11月」ならではの行事から、秋らしさを満喫できるモチーフや、大人も子供も楽しめる11月ならではの情報まで、11月にまつわるアイデアまでたっぷりとまとめました!
「11月といえば、どんなイベントがあるんだろう」
「11月にやってくるイベントや行事を確認したい!」という方にお役立ていただけますと幸いです◎
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<1>:文化の日(11月3日)
11月3日は「文化の日」!
文化の日といえば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として、1948年に制定された祝日です◎
この日には、全国各地で文化祭や芸術展、各種の文化イベントが開催される上、多くの美術館、博物館が無料で開放されます!
そのため、子供と一緒に「芸術の秋」を楽しむのにぴったりな一日です♪
普段なかなか触れることのない珍しい伝統文化を体験したり、新しい芸術分野や表現形式に触れることで、子供たちが世界の豊かさと出会うきっかけを提供することができます♪
文化の日には、子供達が家族や友人と一緒にものづくりや表現活動を体験できるワークショップイベントの開催がおすすめです◎
ちなみに、東北6県と仙台市では、毎年10月の最終土曜日とその翌日の日曜日を「東北文化の日」と定め、この日から約1カ月間ものあいだ、ミュージアム施設の無料開放や関連事業などのイベントが行われるんだとか!
お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか♪
⇒ 仙台市公式サイト「東北文化の日」推進事業 文化施設の無料開放などを行います
【11月のイベントといえば:コラム】「文化の日」は晴れがとっても多い、「特異日」!?
文化の日こと11月3日はとってもよく晴れる、「特異日」としても有名です。
気象庁の公式データ「天気出現率」によると、11月3日に主要都市が晴天になる確率は70%越えなんだとか!
このように、1年の中である日が晴天になる割合のことを、「晴天率」とも呼びます◎
10月中旬から11月に多く見られる「秋晴れ」という言葉に代表されるように、11月は晴れの日が多くなることが特長!
夏のような酷暑も天候の不安定さもないため、先の予定も見通しやすいのが嬉しいポイント◎
この時期は、屋外でのイベントや季節を味わうワークショップの開催などがおすすめです!
⇒気象庁 はれるんランド 「特異日(とくいび)って、何ですか?」
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<2>:酉の市(2024年は11月5日)
「酉の市(とりのいち)」は、日本の秋の伝統的なお祭りの一つ!
「商売繁盛」や「家内安全」を祈願するお祭りで古くから関東地方を中心に広く行われてきました。
中でも、東京都台東区、浅草にある「鷲神社(おおとりじんじゃ)」で行われる酉の市が有名です◎
「酉の市」は、3回に渡って行われることが特長!
2024年は一の酉が11月5日、二の酉が11月17日、三の酉が11月29日なので、1か月間にわたってたっぷりと酉の市を楽しめます♪
「酉の市」には毎年様々な商品が売られますが、「熊手」という縁起物がもっとも有名!
「商売繁盛」や「幸運を呼び込む」とされており、自営業の方や経営者の方などに人気のある商品です♪
【11月のイベントといえば:コラム】熊手の歴史はと~っても長い!
そんな熊手、実はその昔は「武器」としても使われていたんだとか!
平安時代の末期には、熊手を敵を引っ掛けて倒したり、馬の上から引きずり下ろしたりするという目的で使われていました。
さらに、熊手と同様に長い柄の先にかぎづめがついており、馬に乗った相手に引っかけて落とすというの武器、「鉤状武器」は、5世紀前半の百舌鳥大塚山古墳4号施設からも出土しているんだとか!
時代が下るにつれて、枯れ葉を集めたり干し草をかき集めたりするための農具として定着し、やがて「縁起物」へと変化した「熊手」。
酉の市では、昨年買ったものよりも大きな「熊手」を買うことで商売繁盛に繋がるとされています◎
11月の酉の市の時期には、子供達が自分の手でオリジナルの「ミニ熊手」を作るワークショップを開催したり、熊手の歴史を知ることができるイベントを開催がおすすめ!
学習要素のあるイベントは、親子向け集客に高い効果を発揮すること間違いなしですよ◎
⇒ レファレンス協同データベース 「熊手の作り方について調べている。熊手に使われる竹の種類や性質がわかる資料はないか。」
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<3>:立冬(りっとう)(11月7日)
「立冬(りっとう)」は、11月7日!
二十四節句の一つで、暦の上ではこの日から冬が始まります。
だんだんと日が短くなり、寒さが増していく季節の訪れを告げる「立冬」は、暦上は「秋の実りの終わりと冬支度の開始」を指す、11月の大切な節目の時期とされています。
ただし近年の気候では、11月7日頃はまだまだ秋真っ盛り!
11月に見ごろを迎える紅葉を楽しんだり、秋の味覚を味わったりするのに最適なシーズンです◎
11月7日の「立冬」には、これからやってくる冬に向けて、温かい食べ物を食べたり、仕舞っていた冬物の衣服を出してきたりと、寒さへの備えを万全にしつつ、秋の恵みをたっぷりと楽しむことをおすすめします♪
⇒生命誌研究館 中村桂子のちょっと一言 「立冬を迎えて寒くなりました」
【11月のイベントといえば:コラム】11月7日は「あられ・おせんべいの日」!?
「立冬」は、実は「あられ・おせんべいの日」でもあるんです!
寒さが本格化してくる11月の時期。
日本の11月の醍醐味といえば、冬らしくなってきた外の景色をしり目にお家でお茶を淹れて楽しむことですね◎
そんな11月には、「ぜひお家で温かいお茶などと一緒にあられやおせんべいを食べて家族団らんして欲しい」という想いから、今からおよそ50年前の1985年に、全国米菓工業組合が11月7日を「あられ・おせんべいの日」に制定しました。
この、「あられ・おせんべいの日」には、米菓離れが目立つ若者にも親しんでもらいたいという願いから「ウェルカム・ウィンター・デー」という名前も付けられています◎
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント <4>:喪中はがき(11月初旬~)
例年、10月末~11月の初旬には、「喪中はがき」の販売がスタートします。
毎年、親しくしている人やお世話になった人に新年のご挨拶を送る「年賀状」。
ただし、1年以内に身内を亡くした人は年賀状を出さない風習があり、その場合は年賀状の代わりに「喪中であるので年賀のご挨拶を差し控える」旨の葉書である「喪中はがき(年賀欠礼状)」を出します。
この「喪中はがき」、元々は明治~大正時代に天皇、皇后等の大喪に対し年賀欠礼を行っていた習慣に由来します。
その後、昭和になり年賀状自体が一般家庭にも普及したことに伴い、一般家庭でも喪中の際には「喪中はがき(年賀欠礼状)」を出すようになりました。
【11月のイベントといえば:コラム】「喪中見舞い」はいつまでに送るべき?
そんな「喪中はがき」ですが、一体いつまでに投函するべきなのでしょうか?
一般的には、相手方が年賀状の準備を始める前に出すことが大切とされています。
そのため、遅くても12月初旬には届くように送ることが求められます。
万が一12月後半~年末に身内に不幸があった場合には、喪中はがきではなく「寒中見舞い」を、年が明けた松の内(1月1日~1月7日)のうちに送ることが大切です。
「寒中見舞い」の送付が遅れたときは「余寒見舞い」でも構いませんので、「遅くなってしまったからもう送れない……」と思い悩まず、送付するようにしましょう◎
⇒富士フィルム公式サイト フジカラー年賀状印刷2025 「いつまでに出す?喪中はがきの書き方」
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<5>:十日夜(とおかや)(2024年は11月10日)
旧暦の10月10日に行われる収穫祭といえば、「十日夜」!
「大根の年取り」や「大根の年越し」、「案山子(かかし)上げ」や「案山子の年取り」などとも呼ばれ、北関東を中心として行われているお祭りです◎
稲の収穫に感謝すると同時に翌年の豊穣を祈る十日夜では、田んぼの神様に餅・ぼた餅をお供えします◎
「十日夜」という名前と、この「餅」を供える風習から分かるように、十日夜は、9月の「十五夜」、10月の「十三夜」同様、お月見の日でもあります!
さらに十日夜では、稲刈り後の藁(わら)を束ねて中にものを入れられる形にした「藁づと(わらづと)」や、「藁鉄砲(わらてっぽう)」という道具を作ります。
地面の神を励ますことや、作物に悪影響を与えるモグラを追い払うことを目的として、完成した藁鉄砲を使って子供たちが地面を叩きながら唱えごとをする行事が行われます◎
【11月のイベントといえば:コラム】十日夜は大根畑に入ってはいけない!?
「十日夜には、大根畑に入ってはいけない」という伝承はご存知でしょうか?
さらには、「畑に入って大根の割れる音を聞くと死ぬ」という伝承がある地域もあります……!
この伝承は、十日夜によく育つと言われる大根を守るために昔の人々が生み出したもの。
十日夜の別名に「大根の年取り」という名前があるように、この日は大根の成長にとって大切な日でした。
そんな日にうっかり大根畑に入って大根を踏み割ってしまうことがないように、生み出されたのがこの伝承です。
さらに、地域によっては大根を神様にお供えすることもあり、「お供え物の大根を無下に扱ってはいけない」という戒めも込められていたようです◎
⇒オーガニック料理教室 ワクワクワーク公式サイト 「秋の収穫を祝う「十日夜」をご存知ですか?」
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<6>:おりがみの日(11月11日)
「おりがみの日」は、1980年に制定された記念日!
11月11日は、数字の1が4つ並ぶ日。
数字の”1″を正方形の一辺と見立て、正方形のおりがみの4辺を表す、という解釈からこの日が「おりがみの日」に制定されました。
ちなみに11月11日といえば、この数字の“1”をポッキーやプリッツに見立てた「ポッキー&プリッツの日」でもあります!
子供~若者の間では、こちらの方が身近な印象があるかもしれません♪
さらに実はこの日は、世界平和記念日(1918年第一次世界大戦休戦条約が調印された日)でもあります。
折り紙を使って作られる、平和を祈る作品の数々の存在が、11月11日を「おりがみの日」とした理由のひとつでもあります◎
⇒日本折紙協会公式サイト 東京おりがみミュージアム 「おりがみの日」
【11月のイベントといえば:コラム】世界中で人気な「ORIGAMI」文化!
折り紙を代表する作品といえば、「千羽鶴」。
そのモチーフとなっている「鶴」は、古来より長寿の象徴として崇められてきました。
そんな鶴を折り紙を使って作る、「折り鶴」も同じく、古くから日本の折り紙文化を代表する存在として大切に作られてきました。
折り紙文化は、日本政府が日本の伝統文化「ORIGAMI」として発信したことにより、世界各地で知られ始めています。
中でも、「折り鶴」が1000個連なって作られる「千羽鶴」は、希望や幸運、平和や鎮魂などの象徴として世界中の人々に伝わっています◎
実は今、世界中で「ORIGAMI」がブームに!
特にアメリカでは、折り紙を楽しむことが身に着けることができる能力が高く評価されており、教育の分野でも広く用いられています。
11月11日の「おりがみの日」には、折り紙を使って平和のモチーフを作るワークショップイベントの開催がおすすめ!
親子で折り紙を楽しみながら「平和」について考えることができるイベントを開催することで、より一層「おりがみの日」に親しむきっかけになるかもしれません◎
⇒PUBLIC RELATIONS OFFICE 「「折り紙は、誰でも、どこでも、いつでも」:OrigamiUSAの沿革と活動」
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<7>:七五三(11月15日)
11月にやってくる、子供が主役のイベントといえば、「七五三」!
「7歳」、「3歳」になった女の子、「5歳」になった男の子の健やかな成長をお祝いする、日本の伝統行事です◎
日本ではこれまで長らく、生まれた日を1歳とし元旦を迎えるごとに1歳加えていく「数え年」によって、年齢を数えてきました。
しかし現在では生まれた日を0歳とし、誕生日を迎える毎に1歳ごと加える「満年齢」で数えることが多くなっています◎
七五三といえば、着物や袴などの晴れ着を着て神社に参拝するのが一般的◎
そのため、行事としての側面はもちろん大切ながら、晴れ着を着て家族で写真を撮ったりする機会としても大切にされています♪
【11月のイベントといえば:コラム】「子供が元気に育つこと」が決して当たり前ではなかった時代
現代ほど医学が高度に発達していなかった頃。
農村部における、女児が赤子を世話するという風習の影響もあり、「子供は7歳までは神様の子」と言われるほど、幼くしてその命を落とす子供が多かった悲しい時代がありました。
そのため当時、子供が元気に育つことは、それ自体が今以上にとっても喜ばしいことであり、幸運なことだとされていました。
そのため子供が元気に育ったことを祝うと同時に、氏神様に感謝を伝える行事として始まったのが、「七五三」です。
しかし、医学が発展した現代でも、子供の健やかな成長を願う親の気持ちに変わりはありません◎
いつの時代も、子供が元気に育ってくれることは決して当たり前ではなく、日々の親御さんの愛情や子供自身の命あってのこと。
七五三の日には、家族みんなでお互いの健康と日々の愛情に感謝することができるような、心温まるファミリーイベントの開催や、一生に一度の七五三の思い出を綺麗に残せるフォトイベントの開催がおすすめです♪
⇒ Yahoo!ニュース「7歳までは神のうち」 明治中期、農村で大人になれた子どもは10人中7人
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<8>:ボジョレー・ヌーヴォー解禁(2024年は11月21日)
「ボジョレー・ヌーヴォー」といえば、毎年11月の第3木曜日に解禁される、特産品の新酒ワイン!
秋になると、ニュースでこの話題を目にする人も多いのではないでしょうか◎
「ボジョレー・ヌーヴォー」はフランスワインの一つで、ボジョレー山のふもとで生産されています。
ワインの原料は、言わずもがな「ブドウ」!
「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁!というイベントは、以前はその年のブドウの出来ばえをチェックすることを目的として行われる」ものでした。
次第に、「ボジョレー・ヌーヴォー」を新酒として大々的に販売することがイベント化し、現在では日本をはじめ、本場フランスでも一般の消費者向けに販売されることが定番イベントとなっています♪
【11月のイベントといえば:コラム】なぜ日本で「ボジョレー解禁」が盛り上がるのか?
しかしなぜ日本でここまで「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁が話題になるのか?
そのルーツはおよそ半世紀前、日本中が熱狂の渦の中にいたバブル期にまで遡ります。
日本は時差の関係で、本場フランスを差し置いて世界でいち早くボジョレーが飲めるということから、当時の日本人は皆「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁のニュースに夢中になりました。
この盛り上がりが、日本における「ワイン」の普及にも繋がり、現代に至るまで日本では「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁がお祭りのように愛されてきています◎
子供たちはまだお酒は飲めませんが、子供向けの「お酒風ソフトドリンク」も販売されています!
本物のような泡立ちを楽しんで、親子で一緒に「乾杯♪」と楽しむことも◎
11月の「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁の時期には、フランスの景色や風土に思いを馳せながら、こういったソフトドリンクやハムやチーズを楽しんだりして、大人だけではなく子供も楽しめる工夫をすることで、子供を置いてきぼりにすることなく、一緒に楽しむことができますよ♪
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<9>:勤労感謝の日(11月23日)
「勤労感謝の日」は、11月23日!
「勤労感謝の日」は、「日々の勤労や生産に対し、国民が互いに感謝し合う日」として制定されています◎
この勤労感謝の日、実は日本の神道行事に由来する行事なんです。
日本では古くから、稲の収穫や豊穣を祝う「新嘗祭(にいなめさい)」が行われてきました。
しかし戦後、新たに日本国憲法が制定される際に、国家神道の色彩を払拭することを目的として、新たに祝祭日を制定することになりました。こうして生まれたのが「勤労感謝の日」です。
収穫という「労働」の側面が前面化したことにより、現代では働くことの大切さや感謝の気持ちを再認識する日として、多くの家庭や職場で様々なイベントが開催されています◎
⇒SBI大学院大学公式サイト 11月23日が勤労感謝の日になった理由
【11月のイベントといえば:コラム】新嘗祭で使われる箸はピンセット型!?
新嘗祭の「新嘗」とは、「新」しい「嘗(ごちそう)」、つまり「新穀」を示す言葉。
そんな新嘗祭は、実は現在でも行われている行事。
天皇がその年に新しく穫れた穀物を宮中の神殿に供え、神様に感謝を伝えるとともに、自身も食するという伝統的な行事です。
この儀式には、私たちが普段使っている形とは一風違った形の箸が用いられます。
その箸の名は「折り箸」。
細く削り折り曲げられた竹を、木綿や麻などで結んだもので、ピンセットのような形をしています。
日本では古代より使われきたデザインで、言うなれば日本の箸の原型。
その後時代が下り、私達が普段使うような「二本箸」が一般化したのは飛鳥時代と言われています。
新嘗祭の時期には、「折り箸」を実際に作ってみるワークショップや、穀物を使った料理を楽しむイベントなどを開催することで、深い歴史を知りながら新嘗祭を楽しむきっかけを提供することができそうです◎
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<10>:感謝祭(サンクスギビングデー)(2024年は11月28日)
感謝祭(サンクスギビングデー)とは、アメリカ合衆国やカナダで祝われる祝日!
その日によく食べられるごちそうの名を冠して、「七面鳥の日」と呼ばれることもあります◎
アメリカ合衆国の場合は毎年11月の第4木曜日、カナダでは毎年10月の第2月曜日に祝われます。
日本のプロテスタント(キリスト教「分教派」と呼ばれる人々)では、収穫感謝日とも呼ばれます◎
感謝祭のメイン行事はなんといっても「夕食」です!
七面鳥の中に、角切りにしたパンを使った詰め物「スタッフィング」などを詰めて丸焼きにしたものが、伝統的なメインディッシュ!
家族や友人と一緒にごちそうを食べて祝ったり、アメリカでは感謝祭の日にテレビで放映されるアメリカンフットボールの試合を観戦するのがメジャーな楽しみ方にもなっているんですよ♪
感謝祭の日には、伝統的な七面鳥料理の楽しめるクッキングイベントを開催したり、異国の文化を体験できるワークショップを開催することで子供たちに多様な文化に触れるきっかけを提供することができますよ◎
⇒ 昭和女子大学 【ボストン留学】アメリカではじめて過ごすThanksgiving Holiday(感謝祭)について
【11月のイベントといえば:コラム】感謝祭は、ワンパノアグ族の「分かち合い」の心に感謝する日
この「感謝祭」、一体「何に」感謝する日なのか、気になりませんか?
感謝祭の歴史は今からおよそ400年前に遡ります。
当時イギリスからアメリカ大陸に渡った、キリスト教「分教派」と呼ばれるイギリス人の一派たちは、アメリカの厳しい自然の中で穀物を育てることもできず狩猟をする術もなく、入植後半数が病死する事態に陥っていました。
そんな彼らに、「外敵から自分たちを守ってくれるのなら、この土地で生きる術を伝授しよう」と手を差し伸べたのがアメリカの原住民「ワンパノアグ族」でした。
彼らは入植者たちに、「トウモロコシ」の育て方、魚や貝の採り方、森の中で上手に狩りをする方法など、生きていくために必要な知識や技術を惜しみなく伝えたそうです。
そんなワンパノアグ族に感謝を伝えるために行われたのが「感謝祭」です◎
ワンパノアグ族の首長「マソサイト」は、他のネイティブアメリカン90名程と一緒に、七面鳥やごちそうを沢山持って感謝祭に参加したそうです♪
このように「感謝祭」は、境遇や種族を超えて生きる術を分え与えてくれたアメリカ原住民への感謝を伝えるためのイベントだったんですね◎
⇒AMERICAN CENTER JAPAN 今月の話題 感謝祭 11月第4木曜日
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<11>:ブラックフライデー(11月29日)
「ブラックフライデー」は、毎年11月の第4木曜日に行われる「感謝祭」の翌日の金曜日以降の商戦のこと。
毎年、多くの店舗や企業が数々のセールや商戦を繰り広げる、大きなイベントです!
この「ブラックフライデー」は、1961年にアメリカ合衆国のフィラデルフィアで始まりました。
当時、感謝祭の翌日には買い物客で町中が大混雑していました。
そうなると当然、交通整備やトラブルの対応で警察官は大忙し!町中が人でごった返して仕事が増えることを皮肉って「真っ黒な金曜日」と呼んだんだとか。
小売店などはその呼び方に不快感を示して「ビッグフライデー」という呼び方を作りましたが、定着したのは「ブラックフライデー」の方でした。
その後、小売店が「黒字」になるという意味で「ブラック」が用いられるようになってからは、「ブラックフライデー」という言葉はプラスなイメージで使われるようになりました◎
【11月のイベントといえば:コラム】日本での始まりは2014年!玩具チェーンによるキャンペーン
そんなブラックフライデーですが、日本ではどんな経緯で広まったのかご存知ですか?
2014年に開催された、米国発祥の玩具販売チェーン大手「日本トイザらス」によるブラックフライデーが日本で初めてのブラックフライデーとされています◎
当時、アメリカではすでにブラックフライデーが大きな商戦として認知されていました。
そこで日本でもブラックフライデーを取り入れようといち早く動いたのが「日本トイザらス」とされています。
日本で初めての「ブラックフライデー」セールが開催されたのは2014年11月28日。
「BLACK FRIDAY SALE」と銘打って、商品26点を対象として行われました◎
ブラックフライデーの日には、店舗や施設での販促イベントやセールを行いつつ、子供向けの玩具やちょっとした遊べるノベルティをプレゼントするのがおすすめです♪
⇒PR TIMES 日本トイザらス、「ブラック・フライデー」キャンペーンを初開催
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<12>:どんぐり(10月中旬~11月)
11月に大きく実る、秋のシンボルといえば「どんぐり」!
コロコロと道端に転がっている様子がかわいらしいどんぐり♪
子供の頃に沢山拾って集めたりしたことがある方も多いのではないでしょうか?
「どんぐり」は、実はブナ科の「果実」なんです!その歴史はとても古く、6500万年前の白亜紀から生き延びてきた植物なんだとか……!
大きく実ったどんぐりは木からこぼれ落ち、発芽の時を待ちます。
そしてこの時、どんぐりは沢山の生き物のご飯としても大事な役割を果たしています!
ムササビやネズミ、カケス、ツキノワグマ、イベリコブタなどがどんぐりを食べるので、どんぐりが不落な年はクマが街へ降りてきてしまうというトラブルも発生しやすくなります。
さらに実は、あらゆる地域で古来より人間に食べられてきた痕跡がある「どんぐり」。
日本では縄文時代からどんぐりが食べられてたことは、非常に有名ですね◎
古い韓国語では「丸い」ことを「ドングル・イ」と呼んでいたそうで、昔からどんぐりが身近な存在だったことが伺えます。
韓国では今でも、栄養価の高いスーパーフードとしてどんぐりが食べられています◎
【11月のイベントといえば:コラム】サケの産卵と「どんぐり」の意外な共通点とは!?
秋になると森の地面を埋め尽くす、どんぐり。
しかしあれだけの量のどんぐりがすべて芽を出したら、森がコナラの木だらけになってしまうのでは?と不思議に感じる方も多いのではないでしょうか!
実はどんぐりの生存戦略は、サケと似たスタイルなんです!
サケは大量の卵を産卵しますが、海に出ていった中で無事川に遡上して帰ってくるのは数匹。
どんぐりも同じように、大量の実が木から落ちますが、そのうち日当たりの関係で芽が出なかったり、動物に食べられてしまう個体が非常に多く、無事に育つのはほんの一部。
どちらも非常に激しい生存競争を戦い抜く必要があり、成体になれるのは奇跡といっても過言ではない確率。
木から落ちたどんぐりが無事に育ち成体になれる確率は1%ほどとされており、生存戦略として、どんぐりを食べるリスなどの生き物にあえて地面に埋めさせたり、苦みの成分を活用して発芽の確率を上げているんだとか!
「どんぐり」は、こうした森の生態系や、生き物たちの生き方を学ぶきっかけとしてもぴったりな存在ですね◎
⇒自然科学観察コンクール 「ドングリは背くらべの夢を見るか?~小さな果実と大きな樹木の生存戦略~」
一目でどんぐりの種類がわかる、「どんぐり検索表」
11月の時期には、森の木と触れ合って自然を満喫するツアーや、拾ったどんぐりを使った工作ワークショップ、どんぐりの食べ方を学べるイベントなどの開催がおすすめ!
ただ、ひとえに「どんぐり」と言っても、様々な種類のものがあります。
どんぐりに詳しい方でない限り、一つ一つの種類を見分けるのは難しいもの。
しかしご安心ください!
日本自然保護協会では、今日からはじめる自然観察「これは何の木のどんぐり?」という資料が配布されています!
こちらの資料を活用すれば、どんぐりの一つ一つの特長を捉えながら簡単に種類を見分けることができます!
色や形のかわいらしさ以上に、魅力や学びがたっぷりな「どんぐり」。
いつの時代も子供たちが大好きな「どんぐり」をテーマにワークショップやイベントを開催し、自然環境について楽しく学べる機会を提供してみてはいかがでしょうか◎
実際に、どんぐりを使ったクッキーやどんぐり粉を使った麺類を作っているNPO法人などもあるようですよ♪
どんぐりの工作アイデア10選も公開中!
子供たちが拾ってきたどんぐりを使って楽しい手作りおもちゃを作れる工作アイデアも多数紹介中!
少ない材料で挑戦できるものから、本格的などんぐり工作まで揃っています!
ぜひご覧ください♪
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<13>:椿(11月から2月)
椿は、11月から2月の冬の時期に花を咲かせる真っ赤な花!
雪景色にぽっと映えるその姿が美しく、古くから様々な文化に登場する植物です◎
ヘアケア製品ブランドの「TSUBAKI」や、資生堂のシンボルマーク「花椿」などもとっても有名!
厳しい寒さの中でも凛とした姿で花を咲かせることから、「芯の強い美しい女性」というイメージを想起させる花の一つです♪
資生堂の「花椿」は、当時全盛期を迎えていた有機的で曲線的な形を美とするデザインの様式「アールヌーヴォー」が関係しています。
当時、西洋にビジネスや芸術を学びに行っていた初代社長の福原信三さん。
「アールヌーヴォー」に影響を受けた彼が1915年に自らデザインしたのが「花椿」なんです◎
⇒宣伝会議デジタルマガジン 資生堂「花椿マーク」に見るデザインのエッセンス
【11月のイベントといえば:コラム】つやつやしてるから、「椿」?
「椿」の名前の由来には様々な説がありますが、有力なもののひとつに「艶葉木(つやはき)」という言葉があります。
ご存知の方も多いように、椿の葉はとっても艶があり丈夫!
力強い生命力を感じると同時に、花の美しさを底上げる魅力があります。
同時に、光沢があるから「光沢木(つやき)」、葉が丈夫だから「強葉木(つよばき)」、葉に厚みがあるから「厚葉木(あつばき)」と呼ばれていたという説もあるそう!
椿は、その凛とした姿がそのまま名前になった植物なんですね♪
11月のこの時期には、椿の花を写真に収めるフォトコンテストの開催や、椿をテーマに短歌を作ったり、絵を描いたりとその美しさを表現することを楽しむワークショップの開催がおすすめです♪
⇒松山市公式サイト つばきフォトコンテスト2024の入賞作品が決定しました
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<14>:紅葉(2024年の関東は11月中旬~12月中旬)
「紅葉」は、11月頃にピークを迎える秋の風物詩!
山が一面赤~オレンジ色に染まる景色は、秋にしか見られない特別感満載の風景ですね◎
そんな「紅葉」は、毎年9月頃に北海道で始まり、次第に南下しながら見ごろを迎えていきます。
こうした紅葉の見ごろの推移のことを「紅葉前線」と呼び、春の「桜前線」と対をなす存在とされています!
11月の時期には、日本各地で紅葉を楽しむ「紅葉狩り」が日本中で行われます♪
紅葉狩りは、年齢問わず楽しめる行楽の1つ!
11月のこの時期には、家族と一緒に紅葉狩りを楽しんだり、紅葉を使って押し花やキーホルダーを作れるワークショップの開催がおすすめです♪
⇒阪急交通社公式サイト 【紅葉 2024】紅葉スポット・名所の見頃時期を紹介
【11月のイベントといえば:コラム】紅葉=「もみじ」?「こうよう」?
「紅葉」は、「こうよう」と「もみじ」両方の読み方ができる言葉。
とってもややこしいですが、実はこの2つの言葉には違う意味があります◎
「こうよう」というのは、自然現象の名前。
秋になり日照時間が短くなると、寒暖差の影響で葉の光合成の装置「クロロフィル」が分解され始めます。
この「分解」が「紅葉」であり、実は葉の老化現象なんです。
一方「もみじ」は、「楓」の葉の別名なんです。
葉の形にわずかな違いはあるため、日本では切れ込みが浅く大きな葉のものが「楓」、手のひらのような形で葉の小さなものを「紅葉」とされていますが、海外では区別されていないんです◎
11月の紅葉シーズンには、子供たちと紅葉した葉を観察してその仕組みや1つ1つの違い楽しむワークショップの開催もおすすめです!
⇒ NHK for School ミクロワールド 秋をいろどる 紅葉の秘密
11月のイベントといえば? 行事・催事・イベント<15>:霜月
「霜月(しもつき)」は、11月の別名!
陰暦(旧暦)の11月を意味する言葉で、古くから使われている日本語です◎
しかし、11月初旬などは霜が降りるにはまだ早い時期。
なぜ11月が「霜月」と呼ばれるようになったのかについては、いくつかの説があります。
もっとも有力だとされている説は「霜降月(しもふりつき)」という名前が省略されて「霜月(しもつき)」になった、という説。
それもそのはず。実は旧暦の11月は、新暦では12月頃にあたるんです。
そう考えると、「霜が降る月」と聞いても不思議ではなりませんね◎
11月には、これからやってくる寒さに備えて冬支度を本格化させたり、クルマのタイヤをスタッドレスに変更したりと、霜や雪、結露などに備えた準備を抜かりなく行うことが大切です♪
⇒ ウェザーニュース 11月の異名「霜月」 冬の訪れを感じる頃
【11月のイベントといえば:コラム】11月の異名は「神帰月(かみきづき)」!?
10月の異名、「神無月(かんなづき)」に続き、11月にも異名が存在します。
10月になると日本中の神様が伊勢神宮に向かうことから、「神様がいなくなる月」という意味で使われる「神無月」。
11月には伊勢神宮から「神様が帰ってくる」ため、「神帰月(かみきづき)」と呼ばれているんです◎
さらに、11月は「神楽月(かぐらづき)」とも呼ばれています♪
旧暦の11月は、日照時間が1年で最も短くなる冬至の時期。この時期は、太陽が最も衰えると考えられていました。
そこで神様を呼び元気づけようと、「神楽」が盛んに行われていたため、「神楽月」という異名がついたと考えられています◎
しかし、日照時間が短くなると気持ちがふさぎ込み気味になるのは人間も同じ。
11月の時期には、気持ちがパッと明るくなるようなお祭り要素の強いイベントや、伝統行事の神楽を体験できるワークショップなどの開催がおすすめです♪
⇒JapanKnowledge 第31回「霜月(しもつき)」は神が帰る月?
11月の販促企画に! 集客力抜群の工作イベントで企画を大成功させましょう◎
ここまで、「11月の行事・催事・イベント」にまつわるアイデアをご紹介しました。
11月の親子向けイベントの開催を検討中の方におすすめなのが、集客力、満足度ともに非常に高い評価をいただいているピコトンの「子供向け工作イベント」です!
株式会社ピコトンが提供する「子供向け工作キット」は、イベント開催が初めてのご担当者様でもお手軽にご利用がいただけるように「運営のしやすさ」「高い集客力」を実現するための工夫を凝らしています!
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ご利用の流れ
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ご注文もフォーム入力で簡単!❷ 納品~イベント開催
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※運営スタッフの派遣も相談可。❸ お支払い
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