大晦日とは? 販促企画や行事に使えるアイデアをまとめました
12月末にやってくる年内再度の一大イベントといえば「大晦日」!
大晦日は1年の終わりを締めくくるイベントかつ、新年の訪れを告げる「お正月」の前夜としても特別な意味を持つ行事です◎
2024年の大晦日は、除夜の鐘や紅白歌合戦、年越しそばなど、大晦日ならではのイベントや大晦日に由来や歴史について知り、より一層大晦日を楽しみませんか♪
今回は、「大晦日の由来や意味」、「大晦日の行事」「大晦日の過ごし方」などをまとめました◎
大晦日とは?どんな意味や由来がある?
大晦日は、毎年12月31日。
1年を締めくくる最後の日として全世界で様々な行事やお祭り、イベントが開催されます。
しかし、それぞれの過ごし方の由来や言葉の意味まではよく知らないという方も多いと思います。
そこでまずは、大晦日とは一体どんな日なのかご説明します。
大晦日とは、毎月やってくる「晦日」の締めくくり
大晦日とは?を考える前に、一つ気になるのが「晦日(みそか)」という聞きなれない言葉。
この「晦日」には旧暦の月の動きが関わっています。
というのも、「晦」は月の満ち欠けの様子を表わす言葉で、月が隠れることを意味しています。
旧暦においては「新月=1日」として計算していました。そのため、月末が近づくごとに月がどんどんと隠れていく、ということになります。
また、「晦日」は月における30日目を指しています。
ちなみに30歳を示す言葉「三十路」を「みそじ」と読むように、「三十」は「みそ」という意味があります◎
これらの意味から、「晦日」というのは「月末」を意味する言葉として用いられてきました。
新暦になり「月末」から「月の最終日」を意味する言葉へ
このように、旧暦における「月末」を意味する言葉だった「晦日」ですが、新暦が登場したことで「29日」や「31日」が月末の月が生まれるように。
そこで次第に言葉の意味が変化し、「晦日」は「月末」ではなく「月の最終日」を意味する言葉へと解釈が広げられていったとされています。
そして、1年の最後の月である12月の晦日は特別に「大」をつけて、「大晦日」と呼ばれるようになりました◎
大晦日とは、「歳神様」を迎え入れる準備をし、その訪れを待つ日
「大晦日」に行われる行事はさまざまあれど、大晦日に行事を行う風習自体の歴史はかなり古く、なんと平安時代まで遡るんだとか!
その昔、大晦日はお正月になると家々にやってくる歳神様(としがみさま)をまつるための準備の日でした。
この「歳神様」とは、稲の豊作をもたらす神様なんだそう◎
農作物が実り豊かに育つように、食べ物で不自由することがなく暮らしていけるように、と、古くから日本中で大切にされてきた神様です。
また、歳神様はそれぞれの家にやってくることから、祖先の霊だとも考えられてきました。
新年を迎えるために「大晦日に行う行事」とは?
大晦日は、新年の訪れを晴れやかな気持で迎えるために行う行事がいっぱい!
ここからは大晦日に行う定番行事や、伝統的な行事、そしてその楽しみ方などをご紹介します◎
「大晦日に行う行事」とは?:除夜の鐘
実は、大晦日は別名「除夜」とも呼ばれています。
大晦日の夜から1月1日にかけて、お寺などで鳴らされる「除夜の鐘」は大晦日の風物詩!
家の中にいても、近所のお寺などから聞こえてくる鐘の音に大晦日の訪れを実感する方も多いと思います。
この「除夜の鐘」、鐘を撞(つ)く回数は108回と決まっています。
これは人間の煩悩の数を示しており、鐘の音を聞くことで煩悩を消し去るとされています。
除夜の鐘を撞く事で、「煩悩を消し去り清らかな心で新年を迎えられるように」と願いを込めて、毎年行われている行事です◎
大晦日の除夜の鐘の時には、「煩悩ってなに?」「どうして鐘を撞(つ)くの?」など、行事の歴史や由来、「なぜ?」を親子で一緒に考えながら楽しめると学習の機会にもなってよいですね♪
「大晦日に行う行事」とは?:年の湯
「年の湯」とは、大晦日の夜にお風呂に入ること。
大晦日の夜には、ゆっくりとお湯に浸かり一年を振り返りながらしっかりと垢を落とし、さっぱりと気持ち良く新年を迎えられることが大切です◎
現代のように、日本においてお風呂が各家庭にあるのが一般的になったのは江戸時代以降。
毎日入浴できるのが当たり前でなかった時代は、大晦日の夜に入るお風呂は今以上の意味や価値を持っていたのだと考えられます。
大晦日の夜には、親子で一年の出来事を振り返ったり、普段よりも少し丁寧にお風呂に入ったりして、心身ともにリフレッシュできると良いですね♪
「大晦日に行う行事」とは?:年越し蕎麦
大晦日に「年越し蕎麦」を食べる習慣は比較的新しいもの。
一説では、江戸時代から始まったと言われており、それから長らく愛され続け、今も日本中の大晦日で食べられています◎
この「年越しそば」は、「晦日」に由来する「つごもり」や「三十日」という言葉から、「つもごり蕎麦」や「三十日蕎麦」とも呼ばれています。
蕎麦の麺は切れやすいことから「一年の災厄を断ち切る」という意味があり、悪い縁や災いを新年に持ち越さない、という願いが込められています。
さらに蕎麦の麺の長~い見た目から、「長寿や健康を願って食べられるようになった」とされています◎
※年越しそばは、小さなお子様と一緒に食べるときはのどに詰まらないように配慮してあげてください。
お家派もイベント派も!「大晦日の過ごし方」とは?
大晦日の過ごし方には、様々なバリエーションがあります。
家でわいわいと過ごすのも良し、豪華なイベントに行くも良し、お参りをして厳かに新年を迎えるも良し!
主流とされている大晦日の過ごし方は地域や年代によっても異なりますが、ここからは子供と一緒に楽しめる大晦日の過ごし方をいくつか紹介します◎
「大晦日の過ごし方」とは:大掃除をして、お正月の準備をする
大晦日の過ごし方として、まず欠かせないのは「大掃除」です!
大掃除は一年の家の汚れや穢れを落とすだけではなく、新年にお家にやってくる「歳神様」を迎えるためにも欠かせない行事です。
大掃除を始める時期については地域によって異なりますが、基本的には12月13日に始めて、大晦日までに終わらせるものとされています。
ちなみに、その年最後の掃き掃除のことを「掃き納め」と呼びます。
実はこの掃き納めは、新年を迎える前までに行うことが必須なんです!
元日に掃除をしてしまうと、せっかくおうちに訪れた歳神様を家の外に掃き出してしまうことに……。
さらに、お正月飾りとして家に飾る「鏡餅」は家に訪れた歳神様が宿るために、「門松」は歳神様を迎え入れるために、など、大晦日に行う大掃除や新年の準備には、きちんと理由や由来があるんですね◎
「大晦日の過ごし方」とは:日付が変わってから初詣に行く
大晦日の夜、0時を迎えて元日になったらまず行う行事といえば、「初詣」!
1月1日の朝~昼にかけて初詣に行く人も多いですが、日付が変わった直後に行っても問題ありません。
というのも、元々は1日の始まりは朝ではなく「夜」だとされており、冬至「年籠り」と呼ばれていた「初詣」は、神社の氏子の家々の家長が大晦日~元日にかけて氏神様のもとに籠る行事でした。
その後、時代が下るにつれて大晦日にお参りをする「除夜詣」と、元旦にお参りをする「元日詣」に分かれたのだと考えられています。
※夜間に初詣に行く場合は、小さな子供がはぐれてしまったり、転んで怪我をしたりしないように十分注意を払ってあげることが必要です。
⇒レッツエンジョイ東京 夜でも参拝できるおすすめの初詣スポット
「大晦日の過ごし方」とは:家族や親戚と集まる
日本の大晦日の過ごし方の定番は、「家族や親戚と集まる」ですね♪
年末は、都心部で日々暮らしている人も地方の実家に帰省して、家族との時間を楽しむことも多いと思いと思います。
大晦日を家族で過ごす習慣は、古くからの伝統とされています。
昔は「歳神様」という神様を家族みんなでお迎えするのが習慣だったため当たり前だったこの過ごし方。
しかし、今でも「遠方に住む家族と一緒に時間を過ごしたい」「普段なかなかゆっくり会えないから、年末年始くらいは」と、家族を想う気持ちから大晦日を家族や親戚と集まる方は沢山います。
大晦日は、家族や親戚と集まって一年の思い出話に花を咲かせたり、一緒にご馳走を味わうのもおすすめです♪
子ども達には「歳神様ってどんな神様?」など、大晦日~お正月にまつわる逸話や歴史を話してあげることで、良い学習機会にもなりますよ◎
⇒tenki.jp 正月、各家においでになる「歳神様」とは何者でしょう?
「大晦日の過ごし方」とは:年末特番を見る
大晦日の夜には、毎年その日にしか放送されない特別なテレビ番組が多数あります!
この「年末特番を見る」という大晦日の過ごし方は、日本人の大晦日のスタンダードと言っても過言でもなく、毎年多くの番組が高い視聴率を記録します。
特に高い人気を誇る大晦日の特別番組に「NHK紅白歌合戦」があります。
第1回NHK紅白歌合戦は、1951(昭和26)年1月3日(水)に放送されました。
当時から生放送スタイルでしたが、今のように観客がいる大きなホールからではなく、ラジオ放送によるものでした。放送枠も、初めから「大晦日」を狙ったのではなくお正月の枠が人気で押さえられなかったから、なんだとか。
そんなNHK紅白歌合戦も今では、国民的人気歌手が集う大人気番組に!
今年の大晦日は、親子でNHK紅白歌合戦を観戦しながら年の瀬を楽しむのがおすすめです♪
「大晦日の過ごし方」とは:旅行に行く
大晦日には、少数派ではありますが「旅行に行く」という方も!
人気の旅行先としては、北海道、沖縄、青森、新潟、大分などが挙げられます。
冬の幸をたっぷりと味わえる北海道、寒さが和らぎ心地よく過ごせる沖縄をはじめ、「温泉」など、冬の冷えた体を温めることができるスポットも冬の人気旅行先。
年末年始にはしっかりとまとまった休みが取れる方も多いため、家族で旅行に行くにはぴったり♪
冬に向かっていくこの季節には、年末に向けて、子供たちと一緒に大晦日の旅行先を選ぶのも楽しいですよ◎
「今年の大晦日はどこに旅行に行こう?」
「新年は気持ちよく迎えたいね♪」
などと、大晦日の旅行ならではの親子のコミュニケーションを楽しみながら、旅行先を検討してみてください♪
⇒【2024-2025年】年末年始におすすめの国内旅行・温泉宿 – JTB
「大晦日の過ごし方」とは:カウントダウンイベントに行く
大晦日には、カウントダウンイベントに行くなどという過ごし方も!
日本ではなかなか馴染みのないものかもしれませんが、世界的には大晦日には花火を沢山あげて新年の訪れをお祝いしたり、イルミネーションを楽しんだりするのが一般的となっています◎
日本における有名な大晦日のカウントダウンイベントでは、ハウステンボスで開催される「光の街のカウントダウン2024-2025」が挙げられます!
「光の街のカウントダウン 2024-2025」は10年連続日本一のイルミネーションイベント!
8,000発もの花火が上がり、1300万球のイルミネーションが施設を彩る大規模イベントで、例年多くの観光客が訪れます♪
親子で一緒に参加してもとっても楽しい、カウントダウンイベント。
大晦日は、伝統的なやり方で厳かに新年を迎えるもよし、イベントに参加して華やかに迎えるもよし!
2025年の大晦日は多様な新年の迎え方を楽しめると良いですね♪
まとめ:大晦日とは、それぞれのやり方で新年を迎え入れる日◎
大晦日とは、古くは歳神様を迎え入れるために家を綺麗にしたり、お正月飾りを飾ったりと、しっかりと準備をして厳かに迎えるための日でした。
しかし最近では、今回ご紹介したようなカウントダウンイベントに参加したり、家族だんらんでテレビ番組を見ながらのんびりと年越しをするスタイルも定着してきています◎
2025年の大晦日は、それぞれのご家庭で一番楽しく過ごせる過ごし方を選んで、1年に一度の大イベントを存分に楽しめると良いですね♪
大晦日~お正月の販促企画に!特別感あふれる工作イベントの開催を♪
ここまで、「大晦日とは?」をテーマに、クリスマスの由来や意味、クリスマスにまつわる豆知識などをご紹介しました。
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