
株式会社ピコトンの代表内木が、横浜市立岩崎小学校で出前授業を行いました

2024年12月12日(木曜)、株式会社ピコトンの代表内木が、横浜市立岩崎小学校にて出前授業を行いました。
当日は6年1組の「総合的な学習の時間」の授業にて、クラスの皆さんが作っている「幼稚園児向けのおもちゃ」について、株式会社ピコトン代表の内木からアドバイスやアイデア作りの秘訣を伝えました。
それでは早速、授業当日の様子をご紹介します◎
株式会社ピコトンは子供向けイベント専門18年目!
「ほめるをつくる」をモットーに、子供の想像力の社会的価値を上げることを目的として活動しています。
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総合学習の授業、スタートです!

今回の総合学習の授業は12月12日の3,4時間目の時間に行われました。
まずはクラスの皆さんに、弊社代表が「株式会社ピコトン」の自己紹介を行いました。

「ピコトン」という社名は、「ピコ」というとても小さな単位と、「トン」という大きな単位の組み合わせからできている言葉。
この社名には、「子供たちは大人に比べたら体は小さいけど、想像力は大人以上にすごく大きい」という、子供の想像力への想いが込められています。

そんな株式会社ピコトンがどんな取り組みを行っているかについて、工作イベントはもちろん、博物館などでの常設イベントや会社見学の設計など、多岐にわたって紹介しました。

「株式会社ピコトンは、年に何回子供向けイベントを開催しているでしょうか?」というクイズでは、クラスの皆さんがそれぞれ考えて、①90回、②360回、③900回のうち「これだ!」と思うものを積極的に挙手で示してくれました。
正解は、年900回!
6年1組の皆さんは「②360回」と回答した方が多く、答えの「③900回」を発表すると「え~~!すごい!」と、皆さん驚いてくれました◎
「アイデア作りで大事なこと」

さらに、アイデア作りのおいて大事なポイントである「やってみる、失敗する、考える」についても紹介しました。

「はやく失敗しよう。失敗は、ちょっといいもの見つけた!くらいに捉えていいもの。過度に恐れなくても良いんだよ」
そんなメッセージとともに、「やってみる」から得られる「失敗による気づき」を元に、失敗の原因をよく「考えて」また挑戦することの大切さを伝えました。

弊社がこれまで形にした工作アイデアは500種。しかし現在も販売しているものは、「30種」ほどです。
この「30種」は、残り470種もの「失敗」作、さらに形になっていないものも含めると、3000種もの「失敗」アイデアによって支えられて出来上がったものです。

そんな「失敗」アイデアなど、株式会社ピコトンが18年間かけて「やってみる、失敗する、考える」を実践し続けた軌跡がギュッと詰まった、「失敗から学ぼう 厳選ボツアイデア」という冊子とともに、「失敗」の大切さを伝えました。
いよいよクラスの皆さんの発表、スタートです!

株式会社ピコトンの自己紹介が終わり、いよいよ発表のスタートです!
今回、皆さんが作ったおもちゃは、幼稚園生の子供たちが実際に遊ぶことを想定して作られたもの。
発表では、各チームがそれぞれ
・おもちゃの紹介
・幼稚園生の子供たちにどう楽しんでもらうか
・困っていること、悩んでいること
という項目についてお話してくれました◎
1チーム目の発表:「ホッケー」「キッチン」「サッカー」

1チーム目の皆さんは、保育園の子供たちが遊ぶおもちゃとして、「ホッケー」「キッチン」「サッカー」の工作を発表してくれました。

「ホッケー」は、子ども達が遊びやすいように表面にビニール素材が貼ってあり、工夫を感じました◎

「ホッケー」は、ダンボールの耐久性が弱いのが気になっているので、木を仕切りにしたいと思っています。
「キッチン」については、フライパンなどの小道具を作りたいのですが、素材の固さや耐久性で悩んでいて、どういう素材を選んだらいいか迷っています。
玩具にとって耐久性はとても大切です!
そこに目を向けているのは流石ですね。遊んでいてすぐ壊れてしまうと、壊した子も悲しくなっちゃいますからね。
耐久性の問題は、販売されている商品であれば、どんなものでもそうとう気を使っています。
例えば100円ショップ等で近い形のものを探してみると、耐久性アップのヒントが見つかるはずです。
フライパンっぽい形のものを見つけて、その商品をよく観察してみましょう。

「サッカー」は、表面に芝生を模した素材を敷く事で、本物のサッカー競技場のような風合いに!

「サッカー」については、形にはなっているけど、もう少し面白くしたいと思っています。
「面白くしたい」という気持ちはとっても大事です!
今の形になっている中で工夫する事もできるとは思うけど、どうしても小さな変更になってしまいます。
勇気をもって今まで作ったものは一度捨てて考えてみると、アイデアの制限が無くなるので一気に良くなることがありますよ◎
「行き詰ったプランは一旦横に置いて、フラットな状態でアイデアを出す大切さ」を、作った生徒さんだけでなく、教室にいる全員に対して伝えました。
1チーム目の皆さんはそれぞれのおもちゃが独立して高い完成度で仕上がっており、一人一人のこだわりが伝わってくる良いおもちゃが沢山の発表となりました◎
2チーム目の発表:「パチンコ」「輪投げ」

2チーム目の皆さんは、「夏祭りの縁日」のような完成イメージで、「パチンコ」と「輪投げ」のおもちゃを発表してくれました。

「パチンコ」については、園長先生などがいる環境で年長さんだけが使うものだとしても、おもちゃを使う子供たちが固い木材で怪我をするかもしれず、悩んでいるとお話ししてくれました。

そこでまずは、明らかに「危険」なものにはしっかりと配慮しつつも、子供の挑戦や失敗を奪わないためのちょうどよい塩梅についてお話ししました。
パチンコは木材ではなく紙製にして、壊れた場合も修復しやすくするプランもあるけれど、それだと強度が心配です。
そうですよね。そういう場合は、《危ない》に含まれている要素を分解して解決していく方法を探してみることがおすすめです!
《危ない》について、この木を振り回しちゃうと危険とか、角が痛いとか、1つ1つ「何がどう危ないのか」を丁寧にひも解いて対処していくことで、きっと解決できますよ◎

「輪投げ」については、主に「耐久性」についての悩みがお話されました。

素材の耐久性を上げることと、遊ぶ際の安全性を守ることのバランスについては、
例えば皆さんが日々使っている「学習机」はよく見ると板が何枚も重なっています。
さらに角が全て丸くなっている事にも気づくと思います。
机を支える柱に1本横棒が付いている意味など、教室内や身近にあるものを観察する事で、安定性や耐久性がどうやって作られているかに気づけて、工作のヒントが見つかりますよ◎
というアドバイスを伝えました。
2チーム目の皆さんは、「縁日」という明確なテーマのもと、それぞれのアイデアが光っており、実際に遊ぶ子供たちのことをよく考えたおもちゃが魅力的でした◎
3チーム目「ストラックアウト」「サッカーゴール」

3チーム目の皆さんは、「ストラックアウト」と「サッカーゴール」のおもちゃを発表してくれました。

「ストラックアウト」は保育園の子供たちの投げる力を鍛えることができるおもちゃで、子供が誤飲してしまわないようにボールの大きさにもきちんと配慮がされていました◎

既に自分たちでいくつかの問題点に対応して、改良を重ねてきたという3チーム目の皆さん。
特に、自信がなかったという「耐久性」については、心配がいらないと一目で分かるほど、安定感のある仕上がりとなっていました◎

ライオンのイラストを貼り付けているガムテープが目立ってしまうことや、ライオンのイラストの色、ストラックアウトの内側の段ボール色の部分が目立ってしまうことが気になります。
ストラックアウトの高い耐久性や、子供たちに「楽しそう!」と思ってもらえる工夫が詰まったデザインがすごく良いですね!
ここまで良く出来ているので、ちょっとレベルの高いアドバイスです。
「この的にボールを投げたくなるには、どんな絵やテーマがあると良いのか?」を考えてみる事をオススメします。
こういったものを「コンセプト」とも呼ぶのですが、ライオンの絵は可愛くていいけれど、もし描き直す予定ならこの3つの穴を活かして思わず投げたくなるイラストにしてみると、見ただけで遊びたい!となると思います。

「サッカーゴール」はペットボトルに水を入れて錘(おもり)にしているというポイントと、耐久性に関する悩みをお話ししてくれました。
「サッカーゴール」として長く遊んでもらう上で、耐久性が気になります。
かなり丈夫にできているので、耐久性はあまり心配しなくても大丈夫ですよ◎
このおもちゃも、ストラックアウトと同じく「パッと見ただけで楽しそうに見えて、ゴールにボールを入れたくなるようなコンセプト」があるといいですね。
具体例に引っ張られてほしくないので、あくまで一例ですが例えば「ゴールはハンバーガー屋さんにして、ボールはハンバーガーにする」といったアイデアなどもいいかも知れません。
ハンバーガー屋さんの例を真剣に聞いている様子の皆さんでした。3チーム目の皆さんは、「子供たちに楽しんでほしい!」という気持ちがとってもよく伝わってくる、楽しそうなおもちゃが満載で、大人でも遊んでみたい!となるような発表でした◎
錘(おもり)用のペットボトルに入れる水の品質への懸念点など、見えないところまでしっかりときめ細やかに考えていることが伝わる、素晴らしい姿勢でした!
4チーム目「玉コロコロ」

4チーム目の皆さんは、木製のボールをコースのスタート地点から転がす「玉コロコロ」を発表してくれました。

ほぼ完成しているのであとは第2ステージを作るだけとのこと!
木材を釘で留めたりして、非常にしっかりとした作りで、耐久性も遊び応えも抜群なおもちゃです◎

少しトゲとかが危ないと思っています。ニスを塗る前のやすり掛けをどのくらいしたら良いか、アドバイスが欲しいです。
やすり掛けは、「自分で触ってみて痛くないこと」が大事です。同様に、釘や木のささくれなど、実際に触ってみて「痛い」と感じた部分は対処してあげると良いですよ◎

少し足場がふらつきやすいのが気になっています。
これについても、身近なものの中にヒントが隠されています。
他のチームでも例に挙げましたが、「学習机」をよくよく観察してみると、机を支える柱に一本横棒がありますね。この横棒にも、安定感を上げるためのヒントが詰まっています。
このように、「世の中にあるもので、同じような形をしていて安定しているものを観察してみる」ということが大切です◎
保育園で長く遊んでもらう上で、「耐久性」はとっても大事です。回りにあるものをよく観察して、より丈夫な作りにしていけるといいですね。

たまに球が止まったりコースアウトしてしまうのを直して、もっと面白くしたいです。
玉を実際に転がして遊んでみたけど、クオリティの高さがすごいですね!
例えば、「コースアウトは悪いもの」と、「コースアウト=失敗」と捉えてしまっている常識を一度捨ててみる事も大事です。
あえて10回に2回ぐらいしかまともに転がらないようにして、ゴールまでいったらすごい!という試行錯誤するゲームにしてみるといったアイデアも生まれてきます。
「コース」に目がいっている状態なので、転がす「球」に注目してみるのもいいですね。
色々な球を転がしてみれば、「この球は特に転がり方が面白い!」など、ヒントが見つかりそうです◎
4チーム目の皆さんはとっても高い完成度のおもちゃに仕上がっており、ものづくりへの熱意やこだわりがよく伝わってくる発表でした◎
5チーム目「かるた」

5チーム目の皆さんは、裏側が神経衰弱ができるようになっている「かるた」を発表してくれました。
全てひらがな表記なので、子供と先生のどちらもが読み手を担当できるようにしており、子供達にとってひらがなを学ぶ良い学習機会になるという点がポイントです◎

1枚1枚、丁寧にイラストが描かれててとっても楽しそうなかるた!
実際に遊ぶ子供たちに楽しんでもらいたい、という気持ちが伝わってきます◎

耐水性を上げるためにカードをラミネートをし、子供たちが怪我しないように角を丸く切ったのですが、ラミネートの角がはがれてしまって困っています。
株式会社ピコトンでもよくラミネートを使うので、よくわかります。
接着面を大きくしたり、ラミネートするときの温度を上げたりすることで剥がれにくくなるはずですよ!

「カード」タイプのおもちゃは耐久性がとても大切です。
カードを無くさないようにケースを用意していたり、保育園の子供たちが楽しくひらがなを学べる学習要素を読み札に加えていたり、長く楽しく遊べることに気を配っている点がすごく良いですね◎

5チーム目の皆さんは、「かるた」×「神経衰弱」というユニークなアイデアが魅力的なおもちゃに仕上がっており、そこにさらに学習要素も!と、ワクワクが詰まったおもちゃを発表してくれました◎
「ぴったリンク」も紹介しました◎

「ぴったリンク」という弊社の学習要素満載な神経衰弱ゲームも、「かるた」をもっと良くしていくときに参考になるかと思い、紹介しました。
6チーム目「投げて入れるおもちゃ」

6チーム目の皆さんは、「投げて入れるおもちゃ」を発表してくれました。

子供たちが簡単に遊べることを大切に作っているとのことで、実際に自分たちで遊んでみてわかった改善点などを一つ一つ採用して、「失敗」をベースに良くしていっている過程を話してくれた6チーム目の皆さん!
「がんばれ」と書いてあるラミネートされた画用紙が、投げた球が筒に入る確率を上げていますが、これも実際に自分たちでやってみたからこそ生まれたアイデアなんだとか◎

「やってみる」「失敗する」「考える」を既にしっかりと実行しており、どんな壁にぶつかって、それをどう乗り越えたのかを一つ一つ発表してくれて、とても納得感のある発表でした。

もっとゴールにボールが入りやすく、もっと簡単なものにしたいです。
ボールが出てくるところを分けておみくじ形式にするアイデアも考えています。
試行錯誤もされていて、アイデアもいっぱいあっていいですね!
おみくじ要素などは、「面白さを足してみる」事に目がいっていると思います。
それもいいのですが、「このおもちゃにとって一番面白い部分はどこだろう?」を見つけて、もし投げて入れるが一番楽しいのであれば、そこをもっと面白くするにはどうすればいいか?を考えると、きっとさらに良くなりますよ◎

自分たちで実際に遊んでみて、改善点を見つけているのが素晴らしいですね!
チーム内だけでなく、他のチームの人にも挑戦してもらうことで思わぬ発見があるかもしれません◎
6チーム目の皆さんは、1つ1つの課題点にちゃんと向き合い、自分たちで改良を重ねているという前向きな姿勢が伝わる、大人顔負けの良い発表でした◎
7チーム目「バランスゲーム」「ガチャガチャ」

7チーム目の皆さんは、「バランスゲーム」と「ガチャガチャ」のおもちゃを発表してくれました。

「バランスゲーム」は、円盤の上にペットボトルのキャップで作ったアイテムを置いて、落ちないようにバンランスを取るゲーム。ハラハラ、ドキドキ感が楽しめるのがポイントとのこと◎
惑星のようなイラストが描かれた円盤で、とっても素敵なデザインでした!

「ガチャガチャ」は、取っ手を回すと本当にケースがコロンと出てきて、実際にお店などで見かけるガチャガチャの特徴をしっかりと掴んでいました◎
段ボールの中が見えない分、普通のガチャガチャよりもさらにワクワク感がアップしている印象でした♪

「ガチャガチャ」については、ケースの中に何を入れるか悩み中です。
ガチャガチャという子供が大好きな物を選んでいるのが素晴らしいです!
「カプセルに何を入れるのか?」だけを考えるのではなく、「ストラックアウト」や「サッカーゴール」と同じくコンセプトを考える事をオススメします。
本体は何か?その何かについている取っ手を回したときに、何が出てくると楽しいか?についてイメージを膨らませてみることで、おのずとケースの中に何を入れたらいいか?も決まるはずです。
ハンバーガー屋さんならハンバーガーのパーツが出てくるとかですね◎

「バランスゲーム」は、耐久性がない点が悩みです。ペットボトルのキャップで作ったコマを入れる箱の耐久性も弱く、悩んでいます。
カラフルな見た目で、一目見ただけで「何か楽しそう!」と感じますね。
子供たちも自然と興味を持つ、楽しそうな見た目が素晴らしいです!
箱の耐久性についてですが、今回使っている「キッチンペーパーの箱」は、捨てやすいようにあえて潰しやすく作られています。そのため丈夫さを求める素材としては不向きです。
一方で、例えば「高級なお菓子の箱」などは、贈り物としての役割に合わせて簡単には潰れないように丈夫に作られています。
そういった箱をよく観察すると、耐久性を上げるためのヒントが隠れていますよ◎
7チーム目の皆さんは、「ガチャガチャ」や「バランスゲーム」など、鋭い着眼点はもちろん、「楽しそう!」が一目で伝わるデザイン性の高いおもちゃを発表してくれました◎
8チーム目「指人形」「起き上がりこぼし」

8チーム目の皆さんは、「指人形」と「起き上がりこぼし」を発表してくれました。

子供たちの誤飲の危険性に配慮して指人形よりも大きいハンドパペットに変更しようと考えています。

起き上がりこぼしを作ってみましたが、起き上がることよりも中に入っているビー玉の転がる「音」の面白さに着目して、さらにアイデアを広げてみています。

指人形に対して、自身の子供が指遊びが大好きという経験を元に
布は、幼稚園などで使うおもちゃにぴったりな素材!素晴らしいチョイスですね。
指人形は、捨ててしまうにはもったいないアイデアなので、誤飲を解決する方法として、例えば「先生が使うことで子供たちが楽しくなる玩具」という視点で指人形を捉え直してみても良いかもしれません。
と、「玩具は子供が使うもの」という思い込みを取り払い、視野を広げるアドバイスをクラス全体に伝えました。
教室で一緒に聞いていた先生も、この発想の転換に驚きの表情を浮かべていました。

起き上がりこぼしについても、
とても良いですね!すでにお店で売っていても良いくらいの完成度ですね。
さらに良くするためには、何かストーリーを付与してみたり、動く、止まる、転がすという要素にも着目してみて、他のチームのおもちゃとコラボしてみて遊びの幅を広げてみてもいいかもしれません◎
8チーム目の皆さんは、「布」という保育園の子供たちにぴったりな素材を基軸におもちゃのアイデアを考え始めたそうで、作っていく中で得られる発見をもとに「やってみる」を重ね、柔軟にアイデアを広げていっている過程が伝わる、とっても良い発表でした◎
以前、弊社が小学生の方たちと開発した「点数落とし」をご紹介

株式会社ピコトンには、以前小学4年生と一緒に0から開発した「点数落とし」というおもちゃがあります。
今回のおもちゃ作りのヒントになるような要素も沢山含まれているため、この「点数落とし」も紹介しました◎

「点数落とし」を作る際に、アイデア作りのヒントになった「アイデアワードカード」もご紹介!
「すごいはやい」、「宇宙人からもらった」、「発掘された」や「アクロバット」、「プレゼントしたくなる」など、いろいろな単語が書かれたこのカード。
これらの単語をヒントに、自分ひとりでは思いつかないようなアイデアを広げていくことができます。

「昔からあるおもちゃをアップデートしよう」という趣旨のおもちゃ開発企画では、伝統的な遊び「だるま落とし」に算数を組み込んでアップデートしたおもちゃ「点数落とし」ゲームが誕生しました。
自分たちよりも年下の子が考えたゲームに、クラスの皆さんも興味深々です。

今回紹介した「失敗から学ぼう 厳選ボツアイデア」の冊子と「カード」はクラスの皆さんにプレゼントしました◎
クラスの皆さんからの感想

1チーム目で発表してくれたこちらの生徒さんからは、
今作っていて悩みなどが沢山あったけど、それが解消できて嬉しいです!
という嬉しい感想を貰いました◎

3チーム目で発表してくれたこちらの生徒さんからは、担任の先生が大切にしている言葉を使って、
多面的、多角的なアドバイスが沢山もらえました!
という喜びの声も寄せられました◎

他にも、
自分のチームだけでなく他のチームのおもちゃへのアドバイスもとても参考になりました!
という嬉しい感想もありました◎

6年1組では、早速翌日にも「総合学習」の授業があるそう!
本日の内木代表からのアドバイスやそれぞれの発表を通して、より良いおもちゃが作れると良いですね◎
6年1組の皆さんと一緒に記念撮影をしました!

最後は、皆さんで記念撮影をさせていただきました!
それぞれのおもちゃと一緒に、ハイチーズ!素敵な笑顔が溢れる写真となりました◎
それぞれのおもちゃと一緒に、ハイチーズ!

「ホッケー」「キッチン」「サッカー」を発表してくれた1チーム目の生徒さん!
とっても完成度の高い「キッチン」に、テキパキとした発表が素晴らしかったです◎

「玉コロコロ」を発表してくれた、4チーム目の皆さん!
おもちゃの完成度の高さはもちろんのこと、3人で協力して黒板の前におもちゃを運んできてくれる様子が心温まる、とっても素敵な発表でした◎

「投げて入れるおもちゃ」を発表してくれた、6チーム目の生徒さんと「ガチャガチャ」や「バランスゲーム」などとってもカラフルなおもちゃを発表してくれた生徒さん!
自分たちでトライ&エラーを繰り返して、おもちゃをどんどん良くしていっている姿がとても頼もしかったです◎

「バランスゲーム」と「ガチャガチャ」を発表してくれた、7チーム目の生徒さん!
カラフルかつ遊び心が満載な、とっても楽しそうなおもちゃで、見ているこちらもワクワクするような発表でした◎
授業後も、皆さん興味津々!弊社コンテンツを沢山楽しんでくれました◎

授業後も内木代表のもとに集まって、発表時には時間の関係で出来なかった質問をしてくれる生徒さんや、ピコトンのおもちゃでたっぷり遊んでくれる生徒さんがいっぱいでした◎







改めて、岩崎小学校6年1組の皆さん、ありがとうございました!
皆さん、とってもこだわって真剣におもちゃづくりを楽しんでいることが伝わる、良い作品ばかりでした。
どのチームも、実際に使う子供たちへの心遣いや、少しでも「楽しそう!」と思って貰えるようなデザイン面での気遣いなどが満載で、大人も学びが得られるようなおもちゃが沢山の素晴らしい発表でした!
これからも、ぜひ「失敗」を楽しんで、のびのびとした想像力を楽しんで、より良いおもちゃを作ってくださいね◎
今回の出前授業が行われた経緯

今回の岩崎小学校での出張授業は、6年1組の担任の橋本先生からの一本のお電話がきっかけとなり実施されました。
岩崎小学校では6年生の総合の授業で保育園用のおもちゃを作っており、2月に実際に子供たちにプレゼント予定とのこと。
安全面でのつまづきが生徒さんたちの主な悩みごとで、ピコトンではどのようにアイデアを出しているか知りたいというご相談を受けました。
先生は、弊社がこれまで行ってきたCSR活動の一つ、アントレプレナーシップ教育に力を入れている島根県吉賀高等学校の生徒さんから内木代表が取材を受けた際の記事を見てお電話くださったとのことでした。
今回の出前授業では、生徒さんたちの不安や悩み事に寄り添いつつ、想像力の幅を狭めないように、「自分の力で考えてみる」という余地を残したアドバイスを心掛けました。
先生、そして生徒さんたちにとって良いヒントを沢山提供できていたら幸いです。
橋本先生、株式会社ピコトンを見つけてくださり、相談してくださりありがとうございました◎
横浜市立岩崎小学校の皆さん、ありがとうございました!

子供向けイベント専門18年目の株式会社ピコトンでは、さまざまなテーマの子供向けコンテンツを開発・提供しています。
子供向けイベントの開発や実施はもちろん、今回のような小学校への出前授業も行います!
ぜひお気軽にご相談ください◎
ご連絡お待ちしています♪
