
イオンモールのイベントの企画ポイントと成功事例を紹介します!

イオンモールのイベント担当者さまにとって「次の季節イベント、今年はどう企画しよう」という悩みは、年に何度も訪れる宿題のようなものではないでしょうか。
メインのイベントコートではキャラクターショーやイオンモールのイベント企画ガイドにあるような、季節の催事が定期的に開催される一方、館内に点在する小さなイベントスペースは「レンタルスペース提供以外に何を入れればいいのか分からない」と持て余してしまいがち。
毎年やってくるGWや夏休み、ハロウィン、クリスマスといった季節催事も、装飾やテーマカラーを変えるだけではリピーターの来場動機として弱くなっていく——。
こうした課題に対して、全国5,400会場でキッズイベントを提供してきた株式会社ピコトンが、そのノウハウをもとに「スペースの種類別」「季節・テーマ別」の企画の考え方と、実際の成功事例をご紹介します。


「集客だけでなく回遊にもつなげたい」
「企画を社内に通すための根拠がほしい」
「運営トラブルのリスクを減らしたい」
そんな現場の声に応える内容をまとめましたので、ぜひ次のイベント企画のヒントとしてお役立てください。
予算・テーマ・課題に沿ったイベントプランを提案いたします!まずは無料相談からお気軽にご連絡ください◎

イオンモールのイベント担当者さまが直面する3つの課題
イオンモールを始めとするショッピングモールで、イベント担当者さまが日常的に向き合っている課題を整理しました。全国にあるショッピングモールのイベント担当者さまからよくいただく相談を集約すると、課題は大きく3つに分けられます。
課題①|小スペースの活用法を悩んでいる
面積・電源・音量などの関係でどうしても「スペース提供のみ」が多くなってしまいます…。
小スペースは「お客さまに回遊してもらうための中継地点」として設計しましょう♪
イオンモールには、メインのセントラルコートやイベントコートだけでなく、各フロアの小スペース、通路沿いのブース、フードコート付近のちょっとした広場など、大小10カ所前後のイベント可能スペースがあります。
大型スペースは集客力のある北海道物産展など定番イベントで埋まりやすいのに対し、小スペースは「空いているから何か入れたい」というプレッシャーはあるものの、面積・電源・音量などの制約から「スペースのレンタル提供くらいしか思いつかない」という状態になりがちではないでしょうか。
レンタルスペースとして利用されるのは、スマホや保険や英語教材の勧誘が多く、お客様からしたら同じような事をいつもしていると感じがちです。

しかし、この小スペースの活用次第で館内の回遊に大きな差が生まれます。後ほど詳しく解説しますが、小スペースは「それ単体で集客する場所」としてだけでなく「お客さまを館内の別エリアへ誘導する中継地点」として設計することができるからです。「点」を「面」にすることで、小スペース本来のポテンシャルを引き出しましょう。
課題②|季節イベントのマンネリ化と「毎年同じ」の壁
季節イベントは毎年、似通ったものになってしまいがちで…。
実績があるコンテンツをベースに、季節ごとのアレンジを加えるのがおすすめです♪

GW、夏休み、ハロウィン、クリスマス、お正月——。商業施設にとって季節催事は集客の柱であり、毎年必ず企画を立てなければならないイベントです。
ところが、回数を重ねるうちに「去年と何が違うの?」「またいつもと同じか」という声がテナントやお客さまから聞こえてくるように。とはいえ「思い切って新しいことを試したら予想外のトラブルが起きた」という失敗事例も業界内では共有されているため、変化と安定のバランスをどう取るかは常に悩みの種かもしれません。
こうした課題に対する有効なアプローチのひとつが「コンテンツの骨格は実績のあるものを使い、季節テーマのアレンジで変化をつける」という考え方です。たとえば、通年で高い実績を持つ工作ワークショップを軸に、夏は「恐竜ver.」、秋は「ハロウィンver.」、冬は「クリスマスver.」のようにテーマを入れ替えることで、コンテンツの安心感と集客の安定感を保ちつつ、新鮮さを生み出すことができます。
課題③|「集客・回遊への効果」を社内にどう説明するか
企画したいイベントがテナントの売上に貢献できるのか不透明で…。
他のイオンモールで実績を出しているイベント / コンテンツをご紹介します♪
イベント企画を上長やマネージャーに通す際、問われるのが「それでテナントの売上にどう効くのか?」という費用対効果の点ではないでしょうか。
しかし、「子供向けのワークショップを開催した結果、テナントの売上が何%増えた」という直接的な因果を数字で示すのは簡単ではありません。参加者の満足度やテナントからの好意的なフィードバックといった定性情報はあっても、稟議の根拠としては心もとないというのが正直なところかもしれません。
だからこそ「他のイオンモールで実施済みで、参加者数◯◯人、満足度◯◯%」といった実績データがセットで揃っているコンテンツは、企画書を書く段階で非常に心強いもの。本記事でも、各事例の実績をできる限り具体的にお伝えしていきます。
イベント企画で見落としがちな「運営リスク」とその「回避方法」
イベントの成功は「集客人数が多かったこと」だけでは測れません。むしろトラブルなく安全に運営でき、お客さま・テナント・モールスタッフの全員が「やってよかった」と感じられることが、イベント成功の本質的な条件です。ここでは、商業施設のイベントで起こりがちな運営リスクと、ピコトンのノウハウに基づく回避策を整理していきます。
整理券トラブルと「集客成功=顧客不満」のパラドックス
午前中に並んだのに整理券がもらえなかった…
集客は大成功だけど、嫌な思いをさせてしまったお客さまがいたかもしれない…
人気のキャラクターショーなどでは、整理券を求めて早朝から保護者が並ぶことも珍しくありません。整理券が手に入った家族は大満足ですが、手に入らなかった家族はSNSに不満を投稿する——。つまり集客に成功するほど、参加できなかった人の不満も大きくなるという構造的なジレンマが生まれます。
この問題を根本から解消できるのが、整理券不要・随時参加型のイベント形式です。工作ワークショップのように「好きな時間に来て、好きなタイミングで参加できる」コンテンツであれば、参加者が自然に時間帯で分散し「朝から並んだのに参加できなかった」という不満が構造的にも起こりずらくなります。
「集客数の最大化」ではなく「参加者全員の満足度の最大化」を軸に据えると、整理券トラブルのリスクを大幅に下げることができます。
テナントへの影響 ─ 音・混雑・導線の配慮
イベントは盛り上がったようだけどうるさくて接客がしづらかった…
お客さまは集まってくれたけどテナントからクレームが入ったみたい…
大音量のステージイベントは集客力が高い一方、近隣テナントから「うるさくて接客に支障が出る」と苦情が入ることもあります。また、通路を塞ぐ規模のイベントはテナント入口への動線を遮ってしまい、かえって売上を下げるリスクがあります。
イベント担当者さまは、お客さま向けのイベント企画と並行して、テナントとの関係維持も業務の一部として担っているはず。だからこそ「テナントに迷惑をかけないイベント」は、コンテンツ選定の隠れた重要ポイントです。
この観点から、省スペースで完結し、大きな音が出ない工作・体験型コンテンツや、館内を回遊するクイズラリー型のコンテンツが有効です。特に回遊型イベントは、テナント前を通過する導線を自然に作るため、テナントにとってもメリットのある設計になります。
「親が疲弊する」イベントは成功とは言えない
ただ疲れただけだったわ。次からは◯◯(別のモール等)に行こうかしら…
来館の決定権を持つ保護者さまにも配慮すべきだったかも…
子供向けイベントでは、子供は楽しんでいるのに保護者が待ち時間や混雑のなかで疲弊しているという光景もよく見られます。フードコートの席が確保できない、長時間立ちっぱなしで待つ、子供の要望に振り回されて自分の買い物ができない——。こうした「親の不満」は、次回の来館意欲を下げる要因にもなってしまいます。
そうした課題に対して効果的なのが、親子で一緒に手を動かすタイプのイベントです。キャラクターショーが「子供が見て、親が後ろで待つ」構造になりがちなのに対し、工作ワークショップは同じテーブルで親子が一緒に制作に取り組むため、親自身の体験価値も高まります。
「子供が楽しめた」だけでなく「家族で楽しい時間を過ごせた」という体験記憶が「またあのモールに行こう」という再来館につながるはずです。
【スペース別】イオンモールのイベントスペースを最大限に活かすコンテンツ選び
イベントの成功は、コンテンツの質だけでなく「どのスペースで何をやるか」の設計によっても大きく左右されます。イオンモールの多様なスペースを最大限に活かすための考え方を、スペースタイプ別にご紹介します。
①メインコート・セントラルコート(大型スペース)向けの施策

大型スペースはお客さまの主要な動線上に位置し、視認性が高いのが最大の特長です。大型ディスプレイやサイネージが設置されている会場も多く、映像を活用したコンテンツとの相性が優れています。
デジタル体験型コンテンツの活用
大型サイネージが設置されているメインコートでは、『うごく!シャッフルぬりえ』のようなデジタル体験型コンテンツが効果的です。子供がぬった絵がリアルタイムで巨大画面に映し出されるこのコンテンツは、キッズデザイン賞を受賞しており、累計10万組以上の親子が体験しています。


イオンモール秋田では、12mの大型サイネージを活用して『うごく!シャッフルぬりえ』を実施した事例があるほか、イオンモール川口前川の多目的ホール(サイボーホール)でも2週間にわたって『うごく!シャッフルぬりえ』を実施しています。既存の設備を活用するため追加の設備投資が不要でありながら、映像の迫力で周囲のお客さまの足を止める集客効果を生みました。
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成功事例に学ぶ | イオンモール・大型商業施設での実績
大規模ワークショップイベント

テーブルと椅子を並べて複数組が同時に参加できる工作ワークショップも、大型スペースの定番活用法です。整理券不要で随時参加できるため、混雑のピークを自然に分散させることができます。
季節に応じたキットのバリエーション(夏は『光る!デコうちわ』、冬は『クリスマス宝石万華鏡』など)を用意することで、同じスペースでも季節ごとに異なる体験を提供できます。
②小スペース・通路沿いブース(省スペース)向けの施策
面積が限られる小スペースは、それ単体で大きな集客を狙うのは難しいかもしれません。しかし、館内回遊の「チェックポイント」として活用することで、小スペースは大きな意味を持ちはじめます。
クイズラリーのチェックポイントとして活用

たとえば『SDGsクイズラリー』や『防災なぞとき』のような回遊型コンテンツを館内全域で設計し、各フロアの小スペースをクイズのチェックポイントとして配置する方法があります。
この設計のメリットは明確で、普段は人通りの少ないフロアやエリアにもお客さまを自然に誘導できます。チェックポイントを巡る過程でテナント前を通過することになるため、「ついで買い」の機会も増加。小スペース単体の集客力が弱くても、「ラリーの一部」として機能させることで、立派な役割を持たせることができます。
キット型の省スペース工作体験

スタッフ1名、テーブル2~3台でも成立する工作ワークショップも、小スペースの有力な活用法です。ピコトンの工作キットは個包装で提供され10~15分で行える種類もあるため、席数やスペースが少なくても1日数十人単位で参加いただけき、完成品をそのまま持ち帰れる手軽さもあります。
その場で工作してもらうのが難しい場合は、「アンケート回答で工作キットが当たる!」といったブースにしてもいいかもしれません。
現場スタッフ満足度94.6%と高い評価を得ている背景には、運営マニュアルが付属し、イベント運営の経験が浅いスタッフでも安心して対応できる設計力があります。少人数体制で回せるため、小スペースの運用コストを抑えながら体験型コンテンツを提供できるのが、ピコトンの工作キットなのです。
③複数スペースを「線」でつなぎ「面」にする回遊イベント設計
イオンモールのイベント設計で最も効果が高いのは、大型スペースと小スペースを組み合わせた「面」の活用です。
具体的なモデルケースとして、メインコートで『うごく!シャッフルぬりえ』や工作ワークショップといったメインコンテンツを展開しつつ、各フロアの小スペースにクイズラリーのチェックポイントを設置し、ゴール地点で景品を配布するという構成が挙げられます。
この構成にすると以下のような効果が期待できます。
1.メインコンテンツの集客力で集まったお客さまを全域に分散させることができる
2.テナント前を通過する流れ自然に生まれ、テナントにとっても集客メリットが生まれる
3.小スペースが「ラリーの中継地点」となることで、スペースの持て余しが解消される
実際、2026年3月7〜8日にイオンモール須坂で開催された長野県建設部主催の「親子向け謎解きイベント」では、館内回遊型の謎解きラリーを実施し満足度94%を達成しました。
▼イベントの詳細はこちらをご覧ください♪
成功事例に学ぶ | イオンモール・大型商業施設での実績
【季節×テーマ別】年間イベントカレンダーと企画のヒント
「次の季節に何をやるか」を考える際に参考にしていただけるよう、季節ごとの企画のヒントと、各時期に相性のよいコンテンツをまとめました。
①春(3〜5月)|新生活・GW商戦のイベント企画

3月〜4月は、卒園・卒業・入学といったライフイベントが重なる時期です。「記念に残るもの」を求めるファミリー層に対して、工作体験のように形に残るコンテンツは好相性。新生活フェアとの連動企画として子供向けイベントを併催することで、ファミリー層の来館動機を強化できます。
GW(4月末〜5月)は年間最大級の集客チャンス。長期休暇中のファミリーが「1日過ごせる場所」を求めてイオンモールを訪れるこの時期は、工作ワークショップと回遊型クイズラリーを組み合わせて館内での滞在時間を最大化する企画が効果的です。GWは平日もお客さまが増えるため、数日間の連続開催がおすすめです。
この時期のおすすめテーマはイースター、こどもの日、春の自然体験など。たとえば『エッグマラカス』のようなイースター連動の工作キットは、季節限定の特別感を演出できます。
②夏(6〜8月)|夏休み・自由研究需要の取り込み

梅雨時期(6〜7月)は、雨の日の来館動機づけに屋内完結型の体験イベントが特に効果を発揮します。「外で遊べないからイオンモールに行こう」という来館動機と、体験型コンテンツの組み合わせは自然な導線です。
夏休み(7月〜8月)は年間を通じて最も長い集客期間です。この時期に特に強いのが、自由研究の題材になるコンテンツ。保護者にとっては「子供が楽しみながら、宿題にもなる」という一石二鳥の価値があり、イベントへの参加動機が大幅に高まります。
たとえばピコトンの『光る!ウォータースティックライト』は、夏の工作と自由研究を両立できるコンテンツで集客ランキングでも常に上位に入る人気キットです。恐竜をテーマにした工作イベントも夏休みの定番で、実際にイオン釧路店では『光る!デコうちわ 恐竜ver.』が成功を収めています。
夏休みは期間が長いので、前半(7月)と後半(8月)でコンテンツを入れ替えると、リピーターの再来館にもつながります。
③秋(9〜11月)|防災月間・ハロウィンのイベント企画

9月(防災月間)は、防災をテーマにしたイベントの需要が高まる時期です。イオンモールは「地域の防災拠点」としての役割を掲げており、防災イベントは経営方針との整合性も高いため、社内承認を得やすいという実務的なメリットも。行政(消防・自治体の危機管理課など)との共催も可能で、自治体の広報協力が得られるケースもあります。
※防災イベントの企画ポイントについては、次の「テーマ別イベント」の項目で詳しく解説します。
10月(ハロウィン)は、子供向けコンテンツの需要が最も高い季節イベントのひとつ。仮装パレードのような参加型企画と、『ハロウィンマスク』のような工作体験を組み合わせることで「見る楽しさ」と「作る楽しさ」を両立できます。
④冬(12〜2月)|クリスマス・お正月・節分のイベント企画

12月(クリスマス)は年間最大の販促期であり、イベントには「来館動機の創出」と「滞在時間の延長」の両面が求められます。『クリスマス宝石万華鏡』のように季節限定の特別感があるコンテンツは、クリスマスの雰囲気を盛り上げるとともに、完成品をそのままプレゼントとして持ち帰れる実用性があります。また『光る!星座ボックス』は冬の星座というテーマとの親和性が高く、理科的な学びの要素も含んでいます。
1月(お正月・新春)は初売りセールとの連動がポイントです。来場者の待ち時間を有効活用できる体験型コンテンツを併催することで、セール目当てのお客さまにもイベントへの接点が生まれます。『つくろう!わくわくスゴロク』のようなお正月らしい遊びのコンテンツは、この時期に特によく合います。
2月(節分・バレンタイン)は季節催事としては比較的静かな時期ですが、だからこそ小規模でも定期的にイベントを継続することで、来館習慣を維持したいところ。たとえば、以下のようなコラボイベントがおすすめです。
⑤閑散期の切り札 | キャラクターコラボで集客力を底上げする

季節カレンダーで企画を組んでいても、どうしても集客が弱くなる時期は存在します。GWと夏休みの間の6月、大型連休がない11月、年始商戦が一段落した2月——。こうした閑散期に「わざわざイオンモールに足を運ぶ理由」を作れるかどうかが、年間を通じた来館数の安定に直結します。
そこで注目したいのが、人気キャラクターとのコラボイベントです。キャラクターの知名度がそのまま集客力になるため、季節テーマだけでは弱い時期のキラーコンテンツとして機能します。
たとえばピコトンでは、『ちびまる子ちゃん』や『コジコジ』とのコラボパッケージを提供しています。2026年4月時点では『リフレクター素材のキーホルダー工作』と『オリジナルのタオル作り』の2種類があり、今後は大規模なコラボイベントも開発中。
また、フランスの人気絵本キャラクター『ペネロペ』のPOP UPイベントも展開。未就学児を中心に根強い人気を持つペネロペは、平日に来館する小さな子供連れのファミリー層に特に刺さるコンテンツです。
キャラクターコラボの強みは「そのキャラクターに会いに行く」という明確な来館動機が生まれること。閑散期にこそ、こうした目的来館の力が活きてくるはずです。
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【テーマ別】需要が高まるテーマ型イベントの企画ポイント
季節に関係なく通年で需要があり、かつ行政や地域団体との連携で広がるテーマ型イベントをご紹介します。
①防災イベント ─ 地域貢献×集客を両立する企画

防災をテーマにしたイベントは、イオンモールと特に相性の良い分野です。
イオンモールは全社的に「地域の防災拠点」としての役割を掲げており、防災イベントは企業のサステナビリティ方針と直結します。企画書の説得力が増すだけでなく、行政(消防署・自治体の危機管理課など)との共催も実現しやすく、自治体の予算活用や広報協力を得られる可能性もあります。

ピコトンでも防災をテーマにした複数のコンテンツを用意しており、たとえば大型スペース向けの『巨大防災スゴロク』は、体を動かしながら防災知識を学べる体験型コンテンツです。テーブル1台から実施できるコンパクトな『防災スゴロク』もあり、スペースの大小に合わせた柔軟な設計ができます。
また、小スペースや回遊型に適した『防災なぞとき』は、館内を巡りながらクイズに答える形式で、回遊促進との両立が可能です。

防災イベントを企画する際のポイントは、「楽しくなさそう」という先入観をいかに払拭するか。ゲームやクイズといった遊びの要素を前面に出し、子供が自発的に参加したくなる設計にすることで、防災という硬いテーマでも高い参加率と満足度を実現しています。
防災月間の9月だけでなく、3.11前後や各地域の防災の日など、年間を通じて実施のタイミングが豊富な点も防災イベントの強みです。
②SDGsイベント ─ 企業姿勢の発信と親子の学びを両立

SDGsをテーマにしたイベントは、保護者の「子供に社会課題を楽しく学ばせたい」というニーズに合致するなど、教育的価値の高さが集客の後押しになります。イオンモール全体で展開される「SDGsフェス」との連動も可能で、モール独自の取り組みとして位置づけやすい分野です。

たとえばピコトンの『SDGsクイズラリー』は、SDGsに関するクイズに答えながら館内のチェックポイントを巡る回遊型コンテンツで、計2万人の体験実績があります。SDGsという概念は抽象的になりがちですが、「クイズに答える」「手を動かして工作する」という要素を入れることで、子供にも分かりやすい体験に変わります。
③交通安全イベント ─ 警察・自治体との連携で広がる可能性
春と秋の交通安全運動期間(4月・9月)に合わせた交通安全イベントも、行政との連携がしやすいテーマです。地元の警察署との共催によってイベントの公共性が高まるとともに、モールのCSR(社会的責任)活動としても位置づけやすくなります。

たとえば、ピコトンの『ピカッと!安全キーホルダー』は反射板を使った工作コンテンツで、完成品がそのまま交通安全グッズとして使えるのが特長です。「作ったものを日常で使える」という実用性があるため保護者の評価が高く、イベント後も家庭でモールのことを思い出してもらえる接点にもなります。
④インバウンド対応イベント ─ 訪日観光客にも楽しめるコンテンツ

観光地に近いイオンモールでは、訪日観光客の来館が増加しています。工作やぬりえのように言語の壁を越えて楽しめるコンテンツは、インバウンド対応としても有効です。なおピコトンでは英語ver.の工作キットも用意しており、多言語対応が可能です。
成功事例に学ぶ | イオンモール・大型商業施設での実績
ここまでの考え方を実証する具体事例をご紹介します。「うちのモールでもこれができそうだ」という視点でご覧ください。
イオンモール秋田|12m大型サイネージ×『うごく!シャッフルぬりえ』

2025年11月、イオンモール秋田にて秋田県主催の親子向けイベント「家族でチャレンジ!らくたのフェス」の一環として『うごく!シャッフルぬりえ』が実施されました。
この事例の最大の特長は、12mの大型サイネージを活用した圧倒的なスケールです。子供がぬった絵がリアルタイムで巨大画面に映し出される体験は、参加した子供だけでなく、周囲を歩くお客さまの足を止める効果も発揮しました。
注目すべきは、既存のモール設備(大型サイネージ)をそのまま活用しているため、追加の設備投資がかからないという点。大型スペースと大型サイネージを組み合わせるだけで、非日常的な体験が手軽に創出できるコンテンツです。
イオンモール川口前川|夏休み2週間の長期開催

2024年8月2日〜15日の2週間にわたり、イオンモール川口前川で『うごく!シャッフルぬりえ』のイベントが開催されました。テーマは「みんなで海を空想動物でいっぱいにしよう!」です。
単発の週末イベントではなく、夏休み期間を通した長期開催としたことで、「何度来ても楽しめる」というリピート来館の動機が生まれた事例です。長期開催はコスト面のハードルがありますが、期間中を通じて安定的に集客を維持できるため、テナントへの回遊効果が持続するというメリットがあります。
イオンモール須坂|行政連携の回遊型「謎解きイベント」

2026年3月、イオンモール須坂にて「長野県おやこ建設フェスタ2026」が開催されました。ピコトンは、長野県建設部より委託を受けて『建設の仕事を学べる謎解きラリー』の企画開発と運営を行わせていただきました。
この事例のポイントは2つあります。ひとつは行政との共催によりイベントの公共性と信頼性が向上し、社内外へのアピール材料になったこと。もうひとつは、館内回遊型のラリー設計により、お客さまが普段立ち寄らないフロアやエリアにも足を運んだことです。
なおピコトンが開発する謎解きには
・小学生の親子でも楽しめる
・お客さまの回遊率&滞在時間が延びる
・テーマに合わせてオリジナルを開発している


という3つの大きな特長があります。イオンモール須坂のイベントは未就学児が多かったのですが、それでも多くの方に楽しんでいただき、94%という大変高い満足度を達成しました。
テーマごとにオリジナルの謎解きを開発するため、リピート来館につなげることも可能です。今回のように「建設」という子供向けイベントとは結びつきにくいテーマでも、謎解き形式にすることで、楽しみながら学べるコンテンツに仕上がりました。
▼謎解きイベント開発&成功事例をご紹介♪
小学生向け謎解きイベントを制作できる会社をお探しの方へ|親子で楽しめるオリジナル謎解きを開発します!
イオン釧路店|季節テーマ×工作「光る!デコうちわ 恐竜ver.」

2025年夏、北海道釧路市のイオン釧路店で『光る!デコうちわ 恐竜ver.』が2日間にわたって開催されました。
こちらは、通年で高い人気を誇る定番キット『光る!デコうちわ』に、恐竜テーマのアレンジを加えた例です。集客実績があるキットをベースとする「コンテンツの信頼性」は維持しながら、夏休みの子供たちに人気の恐竜テーマで新鮮さを加える——。「マンネリ化回避」のひとつの答えとなった好例です。
トーブ イコート(埼玉県草加市)|年間定期開催の成功モデル

ピコトンの工作キットは年間イベントでも大人気です。イオンモールではありませんが、埼玉県草加市の大型ショッピングモール「トーブ イコート」では、2023年7月よりピコトンの工作ワークショップを毎月定期的に開催しています。
年間イベントは「毎月違うイベントがある」という、リピート来館を習慣化する効果が期待できます。月替わりで異なるキットを使用するため、お客さまは飽きることなく参加できるのも魅力。年間を通じたイベントパートナーとしてピコトンが提供するこのモデルは、担当者さまの負荷を軽減しながら安定的なイベントを実現する方法のひとつです。
導入のしやすさで選ぶ | 「運営の手間」と「トラブルリスク」を最小化するイベント選び
「面白そうなイベントだけど、うちのモールで本当に運営できるだろうか」——。コンテンツの魅力以前に、こうした実務的なハードルが企画を止めてしまうケースは少なくありません。そこで、導入と運営のしやすさという観点からイベント選びのポイントを整理していきます。
「初めてのイベント運営でも安心」を実現するパッケージ型コンテンツ

ピコトンの工作キットは材料や説明書がすべてパッケージ化されており、現場スタッフが事前準備にかける時間を最小限に抑えられます。個包装で提供されるため衛生面の懸念が少なく運営マニュアルも付属するため、イベント運営の経験が浅い担当者さまでも安心して対応できます。
実際、現場スタッフへの調査では満足度94.6%という評価を得ており「初めてのイベント運営でも安心でした」という声が多く寄せられています。
▼詳細なレビューはこちらでご覧いただけます。
《当社サービスをご検討のお客様へ》現場満足度92.3%! ピコトンをご利用いただいた「お客様の声」のご紹介
整理券不要・随時参加型のメリット
前半でも触れましたが、整理券不要で随時参加できるイベント形式は、運営リスクの軽減に直結します。
たとえばイオンモールでもっとも多いのは、整理券ではなくお買い物レシート(1,000〜2,000円など)で参加するスタイル。これにより「整理券が取れなかった」「何時間も並んだのに」といったクレームを回避できるだけでなく、売上にも貢献できるメリットがあります。
あるいは競合他社ですが、ららぽーとの「みついショッピングパーク キッズクラブ(入会金・年会費無料)」のように、入会した人だけが参加できる限定イベントなども、お客さまのクレームを防ぐのに有効です。
予算規模に応じたイベント設計

イベントの規模は、予算に応じて柔軟に設計できます。たとえば、コンパクトに始めるなら工作キットのみを導入し、自前スタッフで小スペースでの体験コーナーを運営する方法があります。テーブル1台から始められるため、「まずは試してみたい」という段階でも取り組みやすい規模感です。
中規模で展開するなら、工作ワークショップに加えて館内回遊型のクイズラリーを組み合わせ、複数のスペースを活用するイベントが効果的です。メインコンテンツで集客し、ラリーで回遊を促す「面」の設計が可能になります。
大規模企画として実施する場合は、大型サイネージ連動の『うごく!シャッフルぬりえ』と工作ワークショップ、回遊型クイズラリーを組み合わせた3点セット構成も検討できます。メインコートと小スペースを全面的に活用し、館内全体をイベント空間にする設計です。
具体的な費用感やプランの詳細については、お気軽にお問い合わせください。
予算・テーマ・課題に沿ったイベントプランを提案いたします!まずは無料相談からお気軽にご連絡ください◎

まとめ ─ イオンモールのイベント企画を成功させる3つの視点

この記事では、イオンモールのイベント企画で成果を出すための考え方を「スペース別」「季節×テーマ別」「運営リスクの回避」という切り口で解説してきました。最後に、記事全体のエッセンスを3つの視点に集約します。
①スペースを「点」ではなく「面」で活かす
大型スペースにメインコンテンツを配置するだけでなく、小スペースをクイズラリーのチェックポイントとして活用すれば、館内全域を回遊できるイベント設計を目指せます。小スペースの役割が明確になれば「あのスペースをどう使えばいいか分からない」という課題は解消されます。
②季節×テーマで「安心感」と「新鮮さ」を両立する
実績のある定番コンテンツをベースに、季節テーマのアレンジで変化をつけるのがマンネリ回避のもっとも現実的な方法です。「恐竜ver.」「ハロウィンver.」「クリスマスver.」のように、骨格はそのままにテーマを入れ替えることで、企画の安定性を保ちながら毎回異なる体験を提供できます。
③リスクを最小化する「仕組み」でイベントを守る
整理券不要の随時参加型、省スペースで完結するパッケージ化されたキット、運営マニュアル付きの簡単オペレーション。これらの仕組みを活用することで、整理券トラブルやテナントへの影響、運営負荷の問題を構造的に軽減できます。イベントの成功を「集客の最大化」ではなく「満足度の最大化」で定義することが、結果的に持続可能なイベント運営につながります。
イベントの企画・お見積りのご相談はお気軽に♪
ピコトンでは、イオンモールをはじめとする大型商業施設でのイベント企画をサポートしています。スペースの広さや予算、時期に合わせた最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください!






