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オリジナルイベント企画依頼

ニュースパーク(日本新聞博物館さま)常設体験プログラム『取材体験ゲーム 横浜タイムトラベル』

ニュースパーク(日本新聞博物館)常設展示コンテンツ開発(2016年)

ニュースパーク(日本新聞博物館さま)常設体験プログラム『取材体験ゲーム 横浜タイムトラベル』の画像ニュースパーク(日本新聞博物館さま)常設体験プログラム『取材体験ゲーム 横浜タイムトラベル』の画像

横浜の日本大通り駅直結の博物館「ニュースパーク(日本新聞博物館)」のリニューアルに伴い、メインコンテンツとして『横浜タイムトラベル』の企画開発をお手伝いさせていただきました。

横浜商工奨励館(昭和4年建設)を再利用して建てられた歴史ある施設ですので、横浜の街に根ざした体験型展示になるように意識しました。「子供たちに新聞と横浜の歴史を楽しく伝える」ことを目的とし、遊びと学びをバランスよく組み合わせています。


【横浜タイムトラベルの流れ 動画 3分】

①シナリオ選択

参加者はニュースパークタイムスの新人記者。
歴史に隠されたの真実を伝える新聞記者として、タイムマシンを使って過去の横浜に取材に向かいます。シナリオは次の3本から自由に選択できます。

【A】1854年_横浜港開港の秘密を取材せよ
【B】1866年_日本大通りの秘密を取材せよ
【C】1935年_山下公園誕生の秘密を取材せよ

②オープニング

スタッフが取材の目的を解説。スタッフの指示に従いタブレットを模型にかざすと、画面の中にタイムマシンが出現。タイムトラベルが始まります。
実はこのとき、ARによる画像認識とあわせてスタッフが無線スイッチで指令を送ることで、最大20組の参加者がいっせいに演出スタート。最初に派手な体験をすることで参加者の心をつかみます。

タブレットのカメラで模型を映すとARでタイムマシンが出現タブレットのカメラで模型を映すとARでタイムマシンが出現
▲横浜の上空をタイムマシンが飛び回り、時間移動

③取材

選んだシナリオごとに異なる時代にジャンプします。例えば1854年、横浜はまだ小さな寒村だった時代。ペリー来航で混乱している横浜で、住民などから何がおきているのかを取材します。
それぞれの時代でテーマに応じた取材を行ない、横浜の歴史のヒミツを解き明かします。

過去の横浜の人物たちに取材する子供たち過去の横浜の人物たちに取材する子供たち
▲模型にかざすとARでキャラが出現

④記事制作

集めた情報を取捨選択し、新聞で「何を伝えるべきか」を考えます。
取材した内容を読み返しながら、重要な情報を3つ選択。さらに読者に一番伝えたい、もっとも重要な情報を1つ選びます。このとき選んだ内容により記事が決定。各シナリオごとに58パターンの紙面になるので、何度でも挑戦して新しい発見をしていただけます。
それぞれの時代でテーマに応じた取材を行ない、横浜の歴史のヒミツを解き明かします。

【特長】

①6メートル超の大型模型をARで演出

ARを活用することで、巨大な都市模型を活かします。現在の横浜の都市模型の上空をタイムマシンが飛び回り、過去の横浜にタイムスリップ。まず、ダイナミックなオープニング演出で参加者の心をつかみむことで、体験にスムーズに入り込みます。

リニューアルの目玉、全長6m超の大型模型をイベントに活用リニューアルの目玉、全長6m超の大型模型をイベントに活用

②回転率を高めた運営フロー

1回20人参加で最大1日10回開催。計200人が効率よく体験するための運営フローを構築。最初はスタッフの説明でいっせいにスタート。最後の印刷時には逆に終わるタイミングをバラけさせることで安定した運営を実現しました。

③難解な歴史をわかりやすく体験

小学6年生で習うとはいえ、鎖国などの幕末の複雑な国際事情が絡み合う時代をテーマに、低学年の参加者でも楽しめるように工夫しています。個性的なキャラクターの口から聞く情報は教科書とはまた違った印象を与えます。

【開発裏話】

「模型がどんどん遠ざかる!?」

当初は街の模型をAR認識させてキャラクターを出現させ、模型の位置と謎を絡めるような現代ミステリのようなシナリオを想定していました。

ところが、腰高ほどになるはずの模型は床の地図と連動するために足元に。カメラからの距離が離れてしまい、別の手法を考えなければならなくなりました。しかもシナリオが大幅に見直しとなり、なんと過去の物語に! 模型は現代の街なのに!

そこでタイムマシンの演出を提案。現代からスタートし、過去の山下公園や横浜村などに向かうことで、現代と過去の比較対象できないかという新たな考え方で企画をリライトしました。

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