子供向け企画キッズイベントパッケージHOME >オリジナルイベント企画依頼 >謎解きイベント企画 SDGs大作戦 世界を守るナゾときミッション
これまでも様々な企画を実施してきた東芝未来科学様との謎解きイベントコラボ企画。
「未来の主役である子供たちにSDGsを身近に感じてほしい」と東芝未来科学様と一緒に作り上げた夏休みの特別な謎解きイベント企画、それが「SDGs大作戦 世界を守るナゾときミッション」です。
SDGsとは国連が掲げる「持続可能な開発目標」。つまり、私たちが地球でこれからも末永く暮らしていくために、目指さなければいけない達成目標です。国連では17個のゴールを設定し、2030年までに達成を目指しています。
ただ、そのひとつひとつは大人たちでも簡単には解決できないような難題ばかり。
未来の主役である子供たち必修のテーマとはいえ、これをちゃんと理解するのは一筋縄ではいきません。
そこで私たちはまずSDGsを深く理解するため、世間のSDGs活動の状況を調査しました。
その結果、多くの企業団体がSDGsの普及を目指して活動していますが、そのほとんどが17ゴールの内のいくつかをピックアップし、深堀りする内容ばかりだということがわかりました。
17ゴールのひとつひとつがとても難しいものなので、当然ともいえます。
そこで私たちはあえて「17ゴールすべてを横断して伝える」ことをコンセプトに据えました。
SDGsの17ゴールは、それぞれ独立するものではなく、例えば「①貧困をなくそう」と「②飢餓をゼロに」のように密接に関係しあうものだったからです。
新米スパイであるキミに、緊急ミッションだ。
SDGsの調査で科学館に潜入した先輩エージェントから報告書が届いた。
しかし、報告書はヒミツを守るために暗号化されている。
キミにはなぞを解いて、報告書を解読してほしい。
この使命は、人類が未来をつかむための大切な一歩だ。
心していどんでほしい。
――という導入から始まる謎解きイベント体験
謎を解く過程で、東芝がSDGs達成のカギを握る研究をしていることをつかみます。
という流れで、主催である東芝の多岐にわたる活動に触れつつ、メインの謎として「CO2電解スタック」の開発について探っていくという構造に。
この東芝が開発したCO2電解スタック、温暖化の原因とされるCO2を吸収分解し、ジェット燃料の素材になる一酸化炭素に変換するという優れもの。まさに持続可能な社会を作るための一手といえます。
普通のシチュエーションであれば「何を言ってるかわからない」となるような難しい話も、謎解きに組み込んでしまうことで、みんな興味深々で調べてくれるんです!
小学生向けなので謎解きの仕掛けはシンプルに。でも解けたときに「あっ!」となる絶妙なバランスを目指しました。
冊子の謎を解くと、館内に設置された17枚のSDGsパネルのどれかを示されます。その場所に向かうと「ミッションパネル」が。参加時に手渡されたクリアファイルを上手に使って謎を解きましょう。
すべての謎を解くと、ヒミツの指令室の場所が示されます。
指令室でミッションクリアのスタンプを押して謎解き体験は終了です。受付に戻ってスタンプを見せると参加景品をもらいましょう。
スペシャルラリーは子ども環境情報誌「エコチル」とコラボ。
エコチルは小学校で先生から配布されるフリーペーパーでなので、ターゲットのファミリー層に確実に届くため、東芝未来科学館との相性抜群です。
スペシャルラリーでは、受付で手渡されたカードを使用します。
各所に散りばめられた17枚のSDGsパネルを探し、参加者は会場を探索。SDGsパネルにはそれぞれ動物のイラストが描かれているので、カードの該当の箇所を指で抜きます。
中にはクイズ問題を解かないと、正解の動物がわからないことも。
みんな悩みながら、宝探し感覚で楽しく会場を歩き回っていました。
SDGsパネルは17のゴールそれぞれに1枚ずつあるため、探すのは少し大変。
そのため、対象年齢や会場の広さに応じて、1ヵ所に1~3枚配置するなどの工夫でちょうどいいバランスを実現しました!
SDGsパネルには、1枚につき1つのSDGsテーマの説明や楽しいクイズを記載。
子供たちにとっても興味がわきやすい内容に翻訳することで「SDGsを知って考えるキッカケ」を作ります。
ここでもヒミツ道具のクリアファイルが活躍。
赤いフィルムを重ねることで、クイズの正解がその場でわかります。
パネルは会場のあちこちに設置することで、普段はスルーしてしまうような場所にも誘導することができます。
少し見つけにくい場所に何枚か設置することで、みんな宝探し感覚で楽しんでくれました。
すべてのパネルを見つけて、正しくカードに穴をあけることができたら、裏返してみましょう。なんと、なぞの文字列の中からヒミツのメッセージが浮かび上がります。
最後は受付に戻って、スタッフにヒミツのメッセージを伝えたらクリアです。
参加景品を受け取ってSDGsスペシャルラリーの体験は終了です。
夏休みの豪華プログラムはまだ終わりません。
ラストはなんと3種類のワークショップ開催。いずれもSDGsと科学をテーマに、好奇心を刺激する内容になっています。
ひとつ目は、科学館にふさわしい本格派の科学実験ワークショップ「未来の発電!水から電気を作る実験体験」です。
水の電気分解は中学2年生の理科で習いますが、小学生でも楽しく伝わるように博士が優しく楽しく教えてくれます。
博士にサポートしてもらいながらキットを組み立て、いざ実験。水の中の鉛筆の芯からブクブクと酸素と水素の泡が出てくると歓声が上がりました。
科学実験としてだけでなくSDGsとしても興味深い科学の力に、みんな興味津々でした。
ふたつ目のワークショップは「クリスタル万華鏡」。
なんと本物のクリスタルやアメシスト、ローズクォーツなどの鉱石を使った豪華な万華鏡作りです。
水晶は1cm成長するのに100年かかるといわれている貴重な資源ですが、今では科学の発達で人口水晶など代用品が作られています。
この水晶、なんと電気を流すと一定のリズムで振動する特性が発見され、クォーツ時計などで活躍しています。この水晶振動子が発見されたのは約100年前。他の石たちにもひょっとしたら、まだ知られていない不思議な科学の力が秘められているかもしれませんね。
最後のワークショップは「謎解き!磁石でふしぎなサイコロスゴロクを作ろう」です。
何度ふっても「6」の目しか出ない不思議なサイコロ。
その不思議な力の正体は…そう磁力です。
磁石は冷蔵庫のドアやモーターはもちろん、空き缶の分別など生活の様々なシーンで大活躍している身近な科学の力です。みんなで磁石の科学を学んだあとはいよいよ工作体験。不思議なサイコロを作って遊びます。
今回は保護者同席だったため、最後に司会者からサプライズ!
なんと保護者のみなさんにもサイコロをプレゼントして、子供たちと一緒にすごろくに挑戦してもらいました。しかし、残念。こちらのサイコロにはスタッフの手違いで磁石が仕込まれていません!
結果、お子様無双状態で大盛り上がりの現場でした。
いかがでしたでしょうか?
このように、謎解きイベントを通じて、SDGsを学べる謎解きイベント企画をオリジナルで作成いたしました。
科学とSDGsは切っても切れない関係にあります。
参加してくれた子供たちが、楽しくて夢いっぱいの科学に興味をもって、将来科学の力で持続可能な社会を作ってくれることを心から願っています。
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