9月といえば?行事・催事・イベント15選

9月といえば? 販促企画や行事に使えるアイデアをまとめました

9月の行事といえば?
防災の日、重陽(ちょうよう)の節句、敬老の日、お月見(十五夜)、秋分の日、秋のお彼岸、シルバーウィーク、運動会(体育祭)、学芸会(文化祭)、台風、梨、稲刈り、彼岸花、金木犀(きんもくせい)、さんまなどなど、9月を代表する行事が盛りだくさん!

9月は実り豊かな季節!秋の味覚や涼しくなってきた気候を楽しむ時期ですね♪
子供たちにとっても、運動や文化をたっぷりと楽しむシーズンの到来です◎

こちらの記事では、9月の販促イベント企画秋の催事をご検討の担当者様に向けて、「9月のイベントといえばこれ!」という行事・催事・アイデア15選ご紹介させていただきます◎

みなさまの9月のイベント企画の実現に向けて、お役立てていただけましたら幸いです。

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2024年ハロウィンのキッズイベント企画バナー

2024年の9月の祝日はいつ?

椅子に座って窓の外を見る老人
「敬老の日」や「シルバーウィーク」があるのが9月◎

9月の祝日は、9月16日の「敬老の日」と9月22日の「秋分の日」!※日曜の祝日なので、翌日は振替休日になります。

「敬老の日」は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として制定された祝日。
「秋分の日」は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」ことを趣旨としている祝日です◎

9月は秋分の日を中心とした「秋のお彼岸」もあるため、祖先や亡くなったお祖父さん、お祖母さんに感謝を伝えるのに最適な季節でもあります。

内閣府 国民の祝日について

【9月といえば?】9月をめいっぱい楽しむ! 行事・催事・イベント15選をご紹介◎

では早速、9月を彩る行事や催事、イベントをご紹介!

さらにこの時期に旬を迎える植物や食べ物まで、9月お楽しみ情報をたっぷりとご紹介いたします!

秋を代表する「9月」ならではの行事から、秋らしさを満喫できるモチーフやフルーツまで、9月にまつわるアイデアまでたっぷりとまとめました!ぜひご覧ください♪

9月といえば? 行事・催事・イベント<1>:防災の日(9月1日)

懐中電灯やラジオなどの防災アイテム
9月といえば? 行事・催事・イベント<1>:防災の日

9月1日は、「防災の日」

1923年に起きた関東大震災に由来する日で、国民の一人ひとりが災害への認識を強め、防災意識を高めることを目的とする「啓蒙」(けいもう)が目的とされる日です。

毎年、9月1日の防災の日を含む一週間は「防災週間」とされ、全国で、防災知識の普及のためにさまざまなイベントが開催されます。合わせて、展示会や講演会、防災訓練なども行われることが多いです。

防災食の代表、「乾パン」の試食イベントなどがおすすめ!

非常食の写真
防災食の代表、「乾パン」の試食イベントなどがおすすめ!

防災グッズに欠かせない「乾パン」の賞味期限は、なんと5年ほど!
袋入りのものだと1年ほどですが、どちらも「消費期限」は定められていないのが特長。

しかし、賞味期限を数ヶ月切れた乾パンを食べて気分が悪くなった、という事例もあるようなので、賞味期限が3か月以上切れた乾パンなどは食べないようにするのが無難のようです。

保存食は、「ストックしたきりしっぱなし」となってしまっては、いざというときに食べられない、使えないとなり困ってしまいます。

ランタンや緊急簡易トイレなどの防災アイテム
「ローリングストック」で、鮮度を保ちましょう◎

そこで、大切なのが「ローリングストック」というやり方。

普段から少し多めに加工食品や保存食を買っておき、日常的に消費し、また購入するという流れを習慣化することで、保存食の鮮度を保つことができます◎

乾パンも、おいしくアレンジして食べる方法が沢山あるようです!

子供たちと一緒にアレンジレシピを楽しむイベントを開催すると、美味しく食事を楽しみながら、保存食の消費やストックの流れを学ぶ勉強にもなります♪

また、「カンパン料理アイデアコンテスト」というのもあるようです!
フードロスの観点からも非常に意義のある取り組みのため、SDGsについて学ぶきっかけとしても役立ちそうです◎

岡山大学SDGsポータル 「カンパン料理アイデアコンテスト」

9月といえば? 行事・催事・イベント<2>:重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)

黄色の菊
9月といえば? 行事・催事・イベント<2>:重陽の節句(9月9日)

9月9日は、「重陽の節句」
「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒を嗜んだり栗ご飯を食べたりすることを通して不老不死や繁栄を祈り、お祝いや厄払いを行う行事として、古来より行われてきました。

「〇〇の節句」というと、「桃の節句」が有名です。

桃の節句が3月3日、菊の節句が9月9日。どちらも「ぞろ目」の日にちですが、これには奇数を縁起の良い「陽数」とする五節句の伝統に由来しています◎

陽数の中で最も大きな数字「9」が重なる菊の節句は「重陽」と呼ばれ、五節句の中で最も盛大に行われてきた行事なんです♪

菊のおかげで700年生きた少年!?

露が付いた菊

昔から、菊には「長寿」「不老不死」の力があるとされています。
そんな菊の力を得たとされる「菊児童」は、古代中国の物語に登場する少年。

皇帝に仕えていたとても美しい少年は、罪を犯し流刑に処されてしまうことに。
しかし、辿り着いた地でそこに生えた菊を愛し、その露を飲んだことにより、不老不死を手に入れ仙人になったのだとか!

のちに「菊児童」と呼ばれ、絵画や能などの多くの芸術作品に登場しています。

9月のこの時期には、菊の花を使ったイベントや、「菊児童」の物語を楽しめるイベントの開催がおすすめです◎

また、カモミールも菊科の植物なので、「カモミールティー」や「カモミール風呂」などのアイデアも役立ちますよ♪

飯田市HP 文化財保護いいだ「絹本著色菊慈童」

9月といえば? 行事・催事・イベント<3>:敬老の日(9月の第三月曜日)

おばあちゃんの手を持つ若者
9月といえば? 行事・催事・イベント<3>:敬老の日

「敬老の日」は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている日。
おじいちゃんおばあちゃんに感謝の気持ちを伝えたり、身近な年配の方を労わったりするきっかけになる日です◎

そんな「敬老の日」の歴史は、戦後初期にまで遡ります。

当時、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)の村長であった門脇政夫氏が、「老人を大切に、お年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という目的から「敬老会」を開催したことが始まりとされています。

この敬老会が1947年9月15日に開催されたので、長らく9月15日は敬老の日とされてきました。
しかし、2003年から始まったハッピーマンデー制度により現在の「9月の第三月曜日」に移動したようです♪

同志社女子大学 「敬老の日」について

敬老の日に渡したい、花と花言葉

敬老の日には、日々お世話になっている年配の方に花を贈るのがおすすめです◎
花には一つ一つ「花言葉」があるので、贈る前に調べてみると良いかもしれません♪

9月の敬老の日に送ろう◎「ピンクのカーネーション」
ピンクのカーネーション

ピンクのカーネーションの花言葉は「感謝」「温かい心」「上品」「美しい仕草」など。
お礼の気持ちを伝える際に渡すのにぴったりな花です◎

カーネーションはどれの色も華やかで温かい雰囲気のある花ですが、実は白と黄色のものは敬老の日の贈り物としては不向き。
白いカーネーションの花言葉は「亡き母をしのぶ」というものがあり、黄色の場合は「軽蔑」「嫉妬」というものがあるんです。

花言葉をあまり気にしない方もいますが、マイナスな意味が強い花言葉を持つ花は、贈りものには控えるのが無難です◎

9月の敬老の日に送ろう◎「かすみ草」
かすみそうのブーケ

かすみ草の花言葉は「感謝」「親切」「幸福」など。
敬老の日の贈り物にぴったりな花言葉ですね◎

かすみ草には英語の花言葉もあるんだとか!
「purity of heart(清らかな心)」「everlasting love(永遠の愛)」など、その見た目にぴったりな穏やかで美しい花言葉ですね♪

9月といえば? 行事・催事・イベント <4>:お月見(旧暦の8月15日、2024年は9月17日)

月とススキ
9月といえば? 行事・催事・イベント <4>:お月見

お月見は、「中秋の名月」「十五夜」とも呼ばれる、9月の名物行事の一つです◎

一年で一番美しい中秋の名月を楽しむ行事である「お月見」は、唐時代の豊穣を祝うお祭りである「中秋節」に由来するもの。

日本には平安時代に伝わったとされており、日本でも古くから愛される行事であることが伺えます♪

旧暦は、月の満ち欠けを基準に定められているものなので、毎年「十五夜」の日にちは変わります。
「十五夜」は旧暦の「8月15日」。2024年の場合は、9月17日に行われます。

月の周期の関係で、十五夜の日に確実に満月になるわけではないですが、暦を優先して「十五夜」の日にお月見を楽しむことが多いです◎

月の模様は「うさぎ」だけではない…!?

お餅を突くうさぎ
月の模様は「うさぎ」だけではない…!?

日本では、月の模様といえば「餅をつくうさぎ」が有名。
しかし、この模様は国によって全く違うものだということはご存知でしょうか?

月の模様を「餅をつくうさぎ」と捉えるのは、日本と韓国。

中国では、「不老不死になる薬草を挽くうさぎ」、アラビアでは「吠えるライオン」、南アメリカでは「ロバ」「ワニ」、北ヨーロッパでは「本を読むおばあさん」などなど、国や文化によってさまざまな模様に見立てられています。

月の表情は非常に豊かなので、他にもいろんな見方ができそう!

9月のお月見シーズンには、子供と一緒に「月はどんな模様に見えるかな?」と、想像力を膨らませるワークショップやイベントを開催するのがおすすめです◎

岡山県立図書館 電子図書館システム デジタル岡山大百科「月の模様の見立て」

9月といえば? 行事・催事・イベント<5>:秋分の日(2024年は9月22日)

おはぎとお茶
9月といえば? 行事・催事・イベント<5>:秋分の日

「秋分の日」は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」ことを趣旨としている、9月の国民の休日の一つ。
この日に合わせてお墓参りをする風習も色濃く残っていることが特長です♪

「秋分の日」には、おはぎを食べる風習があります。
由来には諸説ありますが、おはぎに使われている「小豆」を端にするものが有名です。

小豆は、縄文時代から食べられている、日本人に長く愛されている食材!

そんな小豆の「赤」には、邪気を払う効果があるとされてきました。さらに、おはぎには「砂糖」が使われますが、こちらも貴重な食材とされてきたもの。

邪気払いができ、かつ貴重な食材を使用している「おはぎ」は、健康を祈願したり、ご先祖様へのお供えとして使用するのにぴったりな食べ物なんです◎

昼と夜の長さが同じになる日!?

海と夕日
昼と夜の長さが同じになる日!?

秋分の日と春分の日は、「一年の中で昼と夜の長さが同じになる日」

秋分の日は、この世とあの世の距離が同じになるため、ご先祖様や故人へ思いを伝えたり、感謝の気持ちを示すのに適した日とされています。

この時期には、お墓参りのしきたりを学んだり、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるきっかけになるイベントなどを開催することができそうです◎

大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台「春分の日・秋分の日には、昼と夜の長さは同じになるの?」

9月といえば? 行事・催事・イベント<6>:秋のお彼岸

お墓と献花
9月といえば? 行事・催事・イベント<6>:秋のお彼岸

2024年の秋分の日は、9月22日。秋分の日をはさんだ7日間は、「秋のお彼岸」と呼ばれます。
今年の場合、「彼岸入り」は9月19日、「お中日 」と呼ばれる秋分の日をはさんで、9月25日が「彼岸明け」となります。

春と秋の時期は、季節の変わり目なのでお墓参りもしやすいシーズンになります◎

この時期にはぜひ、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるためにお墓をメンテナンスをしたり献花を手にお墓参りをするきっかけになるイベントの開催をおすすめします♪

浄土宗【公式サイト】秋季節彼岸会

「お彼岸にしてはいけないこと」はある?

「ご先祖様に挨拶をする日、感謝を伝える日」「この世とあの世の距離が同じになる日」と聞くと、禁忌や「してはいけないこと」があるんじゃないか、と思いますよね。

実際に筆者も調べてみたのですが、基本的にはそういったタブーはないよう。

お墓参りや故人に関わる行事なので、お祝い事とは相性が悪いように感じられますが、「結婚」や「お宮参り」、「引っ越し」、「納車」や「工事着工」も基本的には問題ございません◎

9月といえば? 行事・催事・イベント<7>:シルバーウィーク

老夫婦の置物、紅葉
9月といえば? 行事・催事・イベント<7>:シルバーウィーク

「シルバーウィーク」は、ゴールデンウィークを対をなす9月の連休シーズン!
9月の祝日、敬老の日と秋分の日の2つと、土日を組み合わせ3連休を作ることができる連休で、秋のお出かけチャンスです◎

ただ、秋分の日は国立天文台の予測により前年の2月1日に決定されるため、年によって日にちが違います。
連休がどういう形になるかは、その年ごとのお楽しみ、というのもシルバーウィークの特長の一つです◎

「シルバーウィーク」の名には映画会社が関係している?

カチンコ
「シルバーウィーク」の名には映画会社が関係している?

「シルバーウィーク」という名前には、どういう由来があるのか気になりませんか?
実はこの言葉の発生には、「映画」が関係しているんです。

「大映」が「松竹」と競作した「自由学校」という映画が、1950年の5月26日に上映されました。

この映画が大ヒットしたことで、当時「大映」の社長を務めてい永田雅一さんが「もっと映画を見てほしい」と宣伝の強化を決めました。
そこで、映画が公開された4月末〜5月頭の連休を「ゴールデンウィーク」、そして「文化の日」を中心とした9月の連休シーズンには「シルバウィーク」という名前を付けたのだとか。

映画館の座席

シルバーウィーク、シルバー、敬老の日……?と連想すると、そちらに由来があるように感じられますが、実は「銀幕」のシルバー、映画業界に関する由来を持つ言葉だったんですね。

9月のシルバーウィークの時期には、秋になり色づいてきた山々を観光したり、映画鑑賞や美術鑑賞といった文化的な楽しみを存分に味わうのもぴったり♪

夏に遊び疲れた子供たちと一緒に、のんびり秋の訪れを楽しめるイベントの開催がおすすめです♪

9月といえば? 行事・催事・イベント<8>:運動会(体育祭)

玉入れ
9月といえば? 行事・催事・イベント<8>:運動会(体育祭)

9月の学校行事といえば、やっぱり「運動会」は外せません!

近年では熱中症のリスクなどを考え4〜5月に開催する小学校も多いようですが、全国の約半数の学校が今でも9月に運動会を行なっているようです。

運動会は、子供達の心身の発育や集団で協力する力の向上に効果的なイベント。

運動が苦手な子にとっては少し憂鬱な行事かもしれませんが、それでも我が子が一生懸命努力する姿は、運動会当日に親御さんの心にしっかりと残ります。

9月の運動会シーズンには、親御さんが万全の状態で子供を応援できるように、運動会の応援時に使用する敷物やパラソル、お弁当箱や水筒など、アウトドアグッズの販促や、子供たちと一緒に楽しめるダンスを使ったイベントなどを開催すると集客力アップに繋がります♪

リレーの「アンカー」、その意味をご存知ですか?

海の底にある錨

運動会の目玉種目といえば「リレー」。
9月の秋空の下を駆け抜ける様子がとっても爽やかですよね♪

リレー競技で最も注目度が上がるのは、なんといってもその勝敗を決める最終走者「アンカー」の番!
しかしこの「アンカー」、なぜそう呼ぶのか考えたことはありませんか?

この「アンカー」は英語。日本語に訳すと「錨(いかり)」という意味があります。
では一体どうして、リレーに「錨」が登場するのか?

実はこの「アンカー」は、元々「綱引きの最後尾の人」を指す言葉!

20世紀初頭、綱引きは非常に人気のあるオリンピック競技だったそう。

綱引きの様子が「船」、綱引きの勝敗を分ける、最後尾に位置する力持ちで体格の大きな選手が「船の錨」をイメージさせることから、この名前がついたそうです◎

4〜5月、または9月の運動会のシーズンには、子供たちが挑戦する競技の由来上達の秘訣「明日学校で話したい!」と思えるようなちょっとした雑学などを知ることができるイベントの開催がおすすめです♪

9月といえば? 行事・催事・イベント<9>:学芸会(文化祭)

ペンキ
9月といえば? 行事・催事・イベント<9>:学芸会(文化祭)

「学芸会(文化祭)」は、子供達が一生懸命練習してきた「合唱」や「合奏」、「演劇」を披露する、9月らしい芸術の秋ならではの行事!

明治時代から続く学校行事で、小学校では古くから「学芸会」という呼び方をするのが一般的でした。

近年では以前ほど時間や労力をかけて準備ができない関係で、もう少しライトな「学習発表会」という呼び方に変化しつつあるようです。

中学校、高校になると「文化祭」という呼び方になり、クラス毎に出し物を考えたり友人と一緒にバンド演奏を披露したり、なんてこともありますね◎

制服を着て走る子供

9月のこの時期には、実際に出し物を用意する際に役立つ、低コストで作れる飾りやアイテムなどのアイデアを提供するのがおすすめ!

また、学芸会を成功させるためのアイデアやコツを発信することで、親御さんや中高生の目に留まり、企業の認知度UPに繋がります◎

さらに、思い出に残る写真を撮るためのフォトアイデア、グッズを用意するのも効果的!

その学年での学芸会は一生に一度。
親子にとって、学芸会が良い思い出になるようにサポートできるようなアイデアを使って集客を実施することで、集客力の向上が見込めます◎

東洋館出版社 「子どもが主役の学芸会! タネのまき方・育て方」

9月といえば? 行事・催事・イベント<10>:台風

台風
9月といえば? 行事・催事・イベント<10>:台風

9月は、「台風」が多くなる季節。
毎年暴風雨が目立ち、生活に支障が出やすい天候なので、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

台風の源となるのは、暖かく湿った空気である「水蒸気」。
夏の天候で海の水温が高くなることで、雲の原料となる水蒸気ができやすくなります。

9月は夏の他の月に比べて、海面水温が高い傾向があります。
この事から台風の発生数が増加し、日本にも上陸しやすい状態になるのも相まって、9月は台風に見舞われることが増える時期なんです。

9月は夏の暑さが収まり、屋外でのイベントも開催しやすくなる時期ですが、台風の影響で急激な天候の変化や暴風雨も発生しやすく、イベント開催にも不安がつきものになります。

そのため、9月の時期にはこまめに天気予報や台風情報をチェックし、イベントの延期や中止の判断を早めに行うことが大切です◎

台風の備えは万全でしょうか?

暴風雨で荒れた道路
台風の備えは万全でしょうか?

台風などの災害の情報は、気象庁のページをチェックしてみることをおすすめします◎

気象庁のページでは台風に関する情報だけでなく、災害時の持ち出し品の一例や、防災グッズの情報など、非常に役立つ情報が掲載されています。

リュックサックに、飲料水、乾パンやクラッカー、粉ミルク、哺乳ビンなどから、救急医薬品、紙おむつ、、身分証明書、寝袋、ラジオ、電池、ライター、ティッシュ、防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、身の回りで必要なものがリストアップされているので、一度目を通しておくだけでもいざという時に役立つかもしれません!

国土交通省 気象庁 自分で行う災害への備え

9月といえば? 行事・催事・イベント<11>:梨

梨と木
9月といえば? 行事・催事・イベント<11>:梨

9月になるとスーパーや八百屋さんでよく見かける、瑞々しさが溢れる旬の果物「梨」
シャリシャリとした食感と、さわやかな甘さが特徴的な秋の果物ですね◎

そんな梨は、実は日本人にとってとっても長い歴史を持つ果物!
なんと、弥生時代後期に作られたとされる遺跡から、梨の種が発掘されているんだとか。

洋梨やラフランスなど、海外由来のフルーツも有名なのでてっきり近年日本に伝わったものかと思ってしまいますが、実はとっても日本人に馴染み深い果物なんですね♪

梨には「石」細胞がたっぷり含まれている!?

石

そんな梨ですが、あの独特なシャリシャリとした食感の理由をご存知でしょうか?

実は梨には多くの「石細胞」というものによるものが含まれています。
これは人間の胃腸では消化されず、食物繊維と似た働きをするため、整腸作用があるんだとか。

石細胞は、成長中の梨の身の中で種子を守る役割があり、梨が成熟すると身全体に散らばります。
あの「シャリシャリ」とした食感には、石細胞が深く関わっていたんですね◎

梨はさっぱりしていて美味しいのでついつい沢山食べてしまいますが、食べ過ぎると石細胞の作用でお腹を壊してしまうので、くれぐれもお気をつけください〜!

船橋のなし 梨と食育の健康コラム 梨の栄養価と健康

9月といえば? 行事・催事・イベント<12>:稲刈り

稲穂を持っている手
9月といえば? 行事・催事・イベント<12>:稲刈り

初夏に植えた苗もすっかり育ち、9月はいよいよ収穫の時期。
「稲刈り」は、稲作の大詰めとも言える行事!その年の稲作の成果が出る、大事な行事です◎

古くは手作業で行われていた稲刈りですが、最近ではコンバインなどを使って行われることが多いよう。

地域によっては実際に登下校中に稲刈りの様子を目撃する子供たちも多いもの。

そこで、日本の食事を支えてくれている「お米」がどのように収穫され、家庭まで届くのかを知るきっかけになるイベントや、食育をテーマに「稲刈り」を体験できる行事を開催することをおすすめします。

子供たちの食への意識を高め、健康な体づくりや、食料自給率の向上などに関心を持つきっかけを提供することができますよ♪

農林水産省 くらべてみよう昔といまのコメ作り

9月といえば? 行事・催事・イベント<13>:彼岸花

彼岸花
9月といえば? 行事・催事・イベント<13>:彼岸花

9月のお彼岸の時期になると、道端でよく見かけるようになる花、「彼岸花」

秋になると真っ赤な花を咲かせるその姿は非常に神秘的で、唯一無二の美しさを持っています。
その美しさや独特な生態から、多くの文化や伝説にも登場する、ひと際異彩を放つ秋の植物です。

ただ、彼岸花は墓地に咲いていることも多いため、少し怖い雰囲気を感じる方も多いと思います。
筆者も子供の頃に、秋の夕暮れの中を下校する最中に田んぼのあぜ道に咲いた彼岸花を見つける度に、どこか不気味さを感じていました。

そんな彼岸花ですが、日本では「曼殊沙華(まんじゅさげ)」とも呼ばれ、詩歌や文学作品にもよく取り上げられています◎

中でも、大正~平成の時代に活躍した俳人「山口誓子」の「突き抜けて天上の紺曼珠沙華」という句はとても有名。

「曼殊沙華」は秋の季語でもあり、9月の青空に真っ赤な花が鮮やかに映える様子が、今も昔も愛されています♪

「彼岸花」の英語名には、あの「虫」の名前が入っている!

青空と彼岸花
英語名にはあの「虫」の名前が入っている!

彼岸花の花被片は、とある虫に似ていると言われています。
苦手な方も多いあの虫、何か分かりますか?

その答えのカギは、彼岸花の英語名「red spider lily」にあります!
スパイダー=蜘蛛。そう言われると、長くすらりと伸びる花被片がなんだか蜘蛛の脚のように見えませんか?

さらに、彼岸花には1000種類にも及ぶ地方名や別名があるんだとか!
その多彩な表情が人々に様々な印象を与えるため、これだけの名前が付くんですね◎

9月の時期には、彼岸花の名前やその由来を知ることができるイベントを開催すると、より一層秋の景色を楽しむきっかけを提供することができますよ♪

※彼岸花の球根には毒が含まれているため、子供が近づかないように注意してあげてください!

9月といえば? 行事・催事・イベント<14>:金木犀(きんもくせい)

金木犀
9月といえば? 行事・催事・イベント<14>:金木犀(きんもくせい)

「金木犀(きんもくせい)」は9月末~10月初旬の時期に花を咲かせる、秋の訪れを感じさせる花。
小さな4つの花弁がギュッと集まっていくつも咲く姿が印象的ですよね◎

もともとは中国原産の花である「金木犀」が日本に伝わったのは、江戸時代ではないかと言われています。ただ、これについては諸説あり、断定は難しい状態です。

日本では庭木や生垣として人気を博し、今でも幅広く愛されている花です。

近年ではお茶やデザートのフレーバー、香水やアロマ製品などにも用いられており、秋になると「金木犀の香り」と書かれた商品が発売後すぐに完売したりするほど!

それもそのはず。
金木犀は、沈丁花(じんちょうげ)、山梔子(くちなし)に並ぶ、「三大香木」の一つとされる植物なんです!

その独特で甘く強い香りには、ファンが沢山います。
何を隠そう、筆者もファンの一人!毎年9月が近づくと、金木犀のグッズの発売を今か今かと心待ちにしています♪

木犀は、月の中に生える巨木?

丸いライトで照らされた枝

古代中国で書かれたとされる「酉陽雑俎(ゆうようざっそ)」には、月に生えた巨木の話が載っています。

月の中には一本の木犀の巨木がありました。その高さはなんと五百丈=1,515メートル!
さらにその木は、不思議な生命力を持っているとされていました。

そんな巨木を切り倒す命令を受けた「呉剛(ごごう)」という男は、切っても切っても倒れないその木に今も苦心しているそうです。

また別の伝説もあります。
ある日、呉剛の妻である「嫦娥(じょうが)」は、住処である月の宮殿で舞いを舞っていたそう。

妻の舞いに対して「呉剛(ごごう)」が金木犀の木の幹を打って合いの手を入れた際に、枝から大量の実や花が零れ落ち、地上にも落ちていきました。

この出来事をきっかけに、金木犀は地球でも根付いた、とされています。

金木犀の由来や伝説は、日本ではあまり知られていないもの。9月のこの時期には、金木犀の香りや美しさはもちろん、その歴史を知ることができるイベントの開催がおすすめです◎

もちろん、金木犀のフラワーリース作りなどを楽しめる、ハンドメイドワークショップも人気ですよ♪

9月といえば? 行事・催事・イベント<15>:さんま

さんま
9月といえば? 行事・催事・イベント<15>:さんま

秋の味覚として広く愛されている魚といえば、「さんま」です!
9月頃になると、スーパーに鮮度抜群のさんまが沢山並びますよね♪

さんまは「秋」に獲れる、「刀」のように細長い「魚」と書いて、「秋刀魚」とも表記されます。

さんまの漁獲は9月から10月にかけてが最盛期!この時期のさんまは特に脂がのっているため、おうちのグリルはもちろんのこと、七輪で焼いて食べると絶品です◎

果物といえば梨や林檎、栗、野菜といえば、かぼちゃ、さつまいも、キノコ類、といったように秋の味覚は多数あれど、秋の魚といえばやっぱり「さんま」ですね!

この時期には、さんまの味覚や美味しい食べ方、アレンジレシピを楽しむイベントや、子供にさんまの綺麗な食べ方を知ってもらうイベントなどを行うとファミリー層の集客に効果的ですよ♪

サンマの人気レシピ10選|骨取り魚でおすすめ魚のレシピ集

さんまはとっても子育て上手!

さんまの産卵はほぼ一年中行われます。
中でもピークは秋から冬にかけてと春の2回!1回の産卵数は1,000~3,000個と言われています。

マイワシの1回の産卵数3~10万個、マサバの1回の産卵数10~40万個と比べると、とっても小産
しかし、卵自体が直径2mmほどと大きくて栄養が豊かなことに加え、生まれた時にはすでに親に似ていて能力が高いので、高い確率で生き残ることができるんです◎

9月のこのシーズンには、普段スーパーでさんまを購入するときには知ることができない、さんまの生態やどんな一生を送るのかなどを学べるイベントを行うことで、秋の味覚をより一層楽しんでもらうことができますよ♪

9月の販促企画に! 集客力抜群の工作イベントで企画を大成功させましょう◎

アートパネル秋ver.の広報画像
『アートパネル』は秋らしさ満載の工作イベント!

「9月の行事・催事・イベント」にまつわるアイデア、お楽しみいただけましたでしょうか?

9月の親子向けイベントの開催を検討中の方におすすめなのが、集客力、満足度ともに抜群な「子供向け工作イベント」です!

株式会社ピコトンが提供する「子供向け工作キット」は、イベント開催が初めてのご担当者様でもお手軽にご利用がいただけるように「運営のしやすさ」「高い集客力」を実現するための工夫を凝らしているため、通年で多くのご担当者様に選ばれ続けています◎

9月の販促企画におすすめな子供向け工作キットの「3つの魅力」

「参加した親子から大好評!」…子供はもちろん、親御さんからも「参加させて良かった」とご感想を多数いただいています!参加した親子に、高いクオリティの工作を楽しめる特別な体験をご提供いたします♪

「準備と運営が手軽!」…個包装キットの中に材料&説明書がセットになっているため、お渡しも運営も楽々!「運営マニュアル」「声かけマニュアル」などの無料のサポート資料も充実しています◎

「道具のレンタルオプション!」…有料オプションにて、イベント開催に必要な道具一式をまるっとお貸出し!「レンタル道具セット」も大好評ご提供中です♪(100セット以上ご注文の方は無料!)

さらに、SNS広報やポスター等でお使いいただける、ハイクオリティで使いやすい「広報写真」も無料でご提供させていただきます◎

グラスガーデンを持った子供
9月にぴったりな夏らしさ満載の『グラスガーデン SDGs ver.』
黄色と赤色の生花を飾った『リサイクル・フラワーベース』
『リサイクル・フラワーベース』は9月のお祭りシーズンに最適!

芸術の秋、9月におすすめな子供向け工作キットを下記の記事でご紹介しております!
ぜひご覧ください♪

【9月販促イベント企画2023】《アートの秋&SDGs週間》ワークショップ成功事例&アイデアまとめ|タイプ別5選はこちら

9月の子供向け販促企画はお任せください!

『光る!ウォータースティックライト』の完成品を持ってポーズする姉妹
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そのため、ご担当者様のご予算や希望の集客人数、イベントの規模感や目的に合わせて、最適なイベントプランをご提案させていただくことが可能です♪

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気になる商品がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください◎
(※無料サンプルは、在庫状況により提供ができない場合もございます)

2024年の9月の行事も、集客力抜群の販促企画を開催して全国を盛り上げていきましょう♫

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  • ❷ 納品~イベント開催

    指定の納品日に佐川急便でお届け。盛り上がるイベントを開催!
    ※運営スタッフの派遣も相談可。

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  • ❸ お支払い

    請求書払いで翌月末までに銀行振込。

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とりあえず相談してみる TEL:03-6271-9171 ※お電話の受付時間は、土日祝日を除く10時~19時。お問合せフォームからは年中無休で詳細資料をお返しします。