新聞紙で紙粘土作り&簡単工作キットのご紹介
こんにちは。ピコトンの企画担当 tsuki です
今回は新聞紙と100均グッズを使って紙粘土を手作りしてみました☆
紙粘土って、どうやってできてるんだろう? 自分で作れたら面白そう!
そんな動機から制作に取り組んでみました♪
自由研究にもぴったりな工作です、おうちで簡単にできるのでぜひやってみてください◎
今回の工作は2本立て! 手作り紙粘土ができるキットも使いました
また、紙をほぐして紙粘土が手作りできるキットも購入して親子で使ってみました◎
記事の後半では、手作り紙粘土キットを使った感想もシェアさせていただきます☆
新聞紙から作る紙粘土の材料はこちら
それでは、最初に新聞紙で作る紙粘土の作り方をご紹介◎
まずは今回使った材料からご紹介!
新聞紙から作る紙粘土の工作で使った材料はこちら♪
道具などは100均のダイソーさんで購入しました。
■『手作り紙粘土』の材料
○新聞紙
○ビニール手袋
○水
○木工用ボンド
○大き目の器2つ(新聞紙が入り底が深いもの、バケツでも可)
○三角コーナー
○水切りネット
○水彩絵の具
○ジップロック
新聞紙で作る紙粘土の作り方
新聞紙で紙粘土の作り方〈1〉新聞紙を水でほぐします
はじめに、新聞紙1枚を器に入れ、コップ1杯の水を注ぎます。新聞紙がひたひたになるくらいの水の量がちょうど良いです◎
次に、水を吸って柔らかくなった新聞紙を手でちぎり、細かくしていきます。
この、新聞紙をちぎる感触も気持ちいい!
※黒いインクが手についてしまうので、気になる方はビニール手袋をして作業を行ってください。
手で揉みほぐすようにして、どんどん細かくしていきます。
この段階でできるだけ細かくできると、形を作りやすい紙粘土になります♪
かなり細かくできたな~、となったらOKです!
新聞紙で紙粘土の作り方〈2〉水切りネットに入れてしぼります
次に、大きな器の上に、水切りネットをかけた三角コーナーを置き、その中に先程ほぐした新聞紙を入れます。
水切りネットの中に新聞紙を入れたら、ギュ~~~っと水をしぼります。
この時の新聞紙の感触もきもちいいですよ◎
一度に水をしぼり切ろうとせず、複数回に分けて行うのがおすすめです。
ある程度水が出なくなればOKです!
■注意
ぞうきんをしぼる時のように、ねじりながら水をしぼるとネットが破れてしまいます。
手でにぎるように水を絞ってあげましょう。
新聞紙で紙粘土の作り方〈3〉木工用ボンド・絵の具を入れて混ぜます
水をしぼったら、ジップロックの中に入れます。
木工用ボンドを加えます。新聞紙1枚に対してスプーン3杯分くらいがおすすめです。
ちょっといれすぎかな??と、感じるくらいでOKです◎
今回の工作では、新聞紙の色を生かしたかったので、自然なグレー+絵の具の白を少し入れました。明るいグレーくらいになります!
ジップロックの上から、ぐちゃぐちゃと混ぜます。
新聞紙と木工用ボンドがなじむように、よく混ぜてあげましょう!
■ポイント
指先でつぶして練るように混ぜると、よくまざります!
ゴム手袋をして、手で直接混ぜるのも楽しいですよ♪
新聞紙と木工用ボンドが全体によくまざればOKです!
新聞紙で紙粘土の作り方〈4〉丸めて形を作ります
粘土板などの上に取り出し、形を作ります。今回はゾウさんを作りました。
ボンドが付くので、終わった後に粘土板を拭くか、サランラップなどを敷くと良いです。
優しく丸めて、形を整えます。
普通の紙粘土と比べて、力をこめるとボロッと崩れやすいので、優しく形を作ってあげてください。
ゾウさんの体、頭、耳、しっぽのパーツを作ります。
体は、大き目に作り、足部分を指先でつまむように伸ばし、ちょこちょこっと出してあげます。
全部のパーツを作るとこんな感じです!
ちょうど、1枚分の新聞紙を使いきりました。
この状態で1週間ほど乾かします。
頭と体は先に爪楊枝を挿して固定しておき、バランスがとれているか確認しておいてもgoodです◎
青色の紙粘土を作り、小さなゾウさんも作りました
同じ要領で新聞紙をほぐし、青色の絵の具を混ぜて、小さなゾウさんも作りました。
はじめに、新聞紙を2~3枚ほぐしておき、色んな色の粘土を作ってみるのもおすすめです◎
こちらのゾウさんは、小さな足を別に作り、乾燥させる前に体に木工用ボンドで固定しました。
それぞれのゾウさんが乾燥するとこんな感じです!
新聞紙で紙粘土の作り方〈5〉ペンで顔を描き、木工用ボンドで固定します
1週間程乾燥させると、カチカチの状態になります。思ったより硬くなり驚き!
油性ペンで顔を描き、木工用ボンドでパーツを固定します。
■ポイント
油性ペンは、トントンと叩くように描くと描きやすいですよ!
新聞紙で作った紙粘土でゾウさんのできあがり~かわいく作れました!
新聞紙1枚から、てのひらサイズのゾウさんが1体できるくらいの紙粘土ができあがります。
複数枚使い、大きな作品を作るのもおすすめです。乾燥した後に色をつけるのもいいですね!
自分で手作りする紙粘土、ぜひおうちでやってみて下さい。夏休みの自由研究などにもおすすめですよ♪
簡単に紙粘土が作れる『ホントの紙ねんど』キットを使ってみました!
続いて、小さな子供でも「紙粘土が手作りできる」工作キットの『ホントの紙ねんど』を親子で使って作品作りをしてみた感想をシェアさせていただきます!
4歳の娘は自分で粘土を作る体験に大興奮!
とっても楽しいキットだったので、親子のおうち時間や自由研究のアイデアにいかがでしょうか?
手作り紙粘土のキットの中身はこちら
こちらが紙粘土を手作りできるキットの『ホントの紙ねんど』
紙粘土作りに必要な材料が全て入っており、必要なものは容器とタオル、水(1.5リットル)だけでした。
『ホントの紙ねんど』キットの中を開けると、
・作り方の説明書
・紙ねんどのもとになる紙
・クエン酸
・重曹
・でんぷんのり
が入っていました!
説明書を見ると、通常の紙粘土の原材料となる「炭酸カルシウム」を使わずに「紙100%」で紙粘土が作れるようです。
▼今回使用した手作り紙粘土キットの詳細・購入はこちらから♪
■紙のコト…『ホントの紙ねんど』
手作り紙粘土のキット『ホントの紙ねんど』の作り方
それでは、こちらの『ホントの紙ねんど』を使って娘と一緒に工作した様子をシェアさせていただきます◎
手作り紙粘土のキットで工作〈1〉キットの中身を開封!
こちらが購入した『ホントの紙ねんど』キット。
中を開けると、ワクワクする素材が出てきました!
「これ何に使うのー?」と全部の素材が気になる様子。
4歳の娘は、説明書のQRコードから動画を見て「紙粘土が作れるのー!?」と興奮気味。
紙粘土ができたら何を作りたい? と聞くと「う~ん、ペンギン!」とのことでした。
手作り紙粘土のキットで工作〈2〉大き目の器を用意し、水を投入!
大き目の器を用意し、「紙ねんどのもと」を2袋入れ、水を合計1.5リットル投入しました。
パッケージも溶けて紙粘土になったので驚きでした!
「紙ねんどのもと」のパッケージが徐々に水に溶けていく様子に興味津々。
「なんで?」「すごい!」と、この時点で楽しそうでした◎
素手でちょっとほぐしてみました。紙がバラバラになって面白い!
普通の水を入れたので混ぜてる時はちょっと冷たかったです(笑) 冬はぬるま湯を使うのがおすすめです◎
手作り紙粘土のキットで工作〈3〉重曹とクエン酸をIN!
続いて、「重曹」と「クエン酸」もパッケージごとIN!
こちらのパッケージも水に溶けて紙粘土になりました~!
「重曹」と「クエン酸」を入れると全体が「シュワシュワ」してきて盛り上がりました!
娘は「わーーすごい!なんでなんでーー!」と大興奮!
手作り紙粘土のキットで工作〈4〉素手でほぐしていきます
こちらのキットに使われる「重曹」と「クエン酸」は子供が素手で触れても大丈夫な素材とのことだったので、素手で紙をほぐしていきます。
ぷちぷちっと紙を細かくしていくのが楽しい!
この時にどれくらい細かくするかで、紙粘土のキメ細かさが変わるそうです。
作業がとっても楽しかったようで、「ひとりで全部やる~!」と言ってましたが、中々時間がかかりそうだったので一緒に行いました笑
少し時間が経って、ふやけてくると細かくしやすかったです◎
今回はこのくらいの細かさにしてみました!
手作り紙粘土のキットで工作〈5〉タオルで水をしぼります
次は水気をしぼりました!
こんな感じで手ぬぐいタオルを敷いて、どろどろになった紙粘土のもとを流しこみました。
こぼれないように、少しづつ流し込みました。
1.5リットルの水を吸っているのでズッシリと重さがありました!
手ぬぐいタオルで包むようにして水をしぼっていきます◎
説明書には「しっかりとしぼる」と書いてあったので、水が出なくなるまでしぼりました。
取り出すとこんな感じ!
かなり紙粘土の見た目になってきていました◎
この状態でさらに細かくなるようにほぐしていきました。
手作り紙粘土のキットで工作〈6〉でんぷんのりを加えて混ぜます
素手で紙粘土のもとを少しほぐしたら、残しておいた「でんぷんのり」を投入!
でんぷんのりと紙粘土のもとをよく混ぜていきます。
「わーなんかムニュムニュする〜」とテンションがあがっていました!
この時点で少し柔らかい紙粘土の感触でした。両手を使って思いっきり粘土をこねるのが楽しかったみたいです!
手作り紙粘土のキットで工作〈7〉紙粘土で形づくり
紙粘土ができあがったら、いよいよ形づくり☆
娘は「ペンギン」と「アイスクリーム」を、私は娘と一緒に「ハンバーガー」を作りました◎
紙なのでボロボロと固めにくいのかなと 思っていましたが、ハンバーグのように空気を抜くと、よくまとまり形成しやすかったです☆
市販の紙粘土と比べて、小さな形を作るのは少し難しかったので、ペンギンのくちばしや足の形づくりはお手伝いをしました◎
手作りの紙粘土を使って形づくりができたら、このまま1週間乾燥させました。
乾くまでの1週間は、 少しずつ固まるので、その様子を観察できるようによく見える場所に置きました。
ねらい通り! 毎日触って観察していました笑
「まだ乾いてない〜」「昨日より固まってるかも!」と触っていて、固まる様子も楽しめました!
紙だからポロポロこぼれたりするのかな?と思っていましたが、予想以上にしっかり固まっていました!
手作り紙粘土のキットで工作〈8〉色を塗り完成!
1週間乾燥させると、粘土がカチカチになり驚き!
紙粘土のゴツゴツした表面の触り心地がきもちいい~、親子で絵の具で色付けをしていきました。
少しゴツゴツしているので、細かい部分を絵の具で塗るのは難しく苦戦していましたが、細い筆に持ち変えるなどしてがんばって塗っていました!
色が塗れたら、乾燥させて完成!
「ペンギン」「アイスクリーム」「ハンバーガー(ゴマをつけてみました)」のとてもかわいい手作り紙粘土の作品が出来上がりました◎
まとめ
夏休み・冬休みの自由研究におすすめな『ホントの紙ねんど』キットを使った感想です。
「えっ粘土を作るの?」と驚きの工作だったようで興味津々! 初めから食いつきがよかったです!
作り方の動画を一緒に見ると 「わーやりたいやりたい」とより興味がわき、作業中ずっと「これたのしい」と連呼していました!
重曹とクエン酸をいれてシュワシュワしたところが1番盛り上がり、大喜びでした。
目で見て変化がわかるので実験のようで、とても楽しい作業でした☆
「なんで?」「なんで?」と質問がとまらず1つ1つの作業が不思議で興味深かったようで、 親も一緒になって楽しめました。
色を塗ると、味がある作品に仕上がり 思っていた以上にいい出来に娘と2人で感動!!
早速家に飾り毎日ながめていますー! 2人で作った作品は愛着がより湧きます☆
しかも粘土を作るところからだったので、より思い出に残る作品になり、実験をしているようなワクワク感と作品を作る楽しさ、固まるまでの観察の楽しさがあってとても楽しい時間になりました!
「ホントの紙ねんど」の詳細・購入はこちらから
▼今回の工作で使用した手作り紙粘土キットの詳細・購入はこちらから♬
■紙のコト…『ホントの紙ねんど』
他にも楽しい工作アイデアを多数紹介中!
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