クリムト・アライブ 東京展の様子

10月1日は「都民の日」。この日は、東京都内の美術館や動物園など、いくつもの施設が無料で入れる特別な日です。普段はなかなか行きづらい場所でも、気軽にチャレンジできるのが嬉しいですよね。

豊かな発想を内に秘めています。いつも予想外のことに困らせられる日々の子育ても、裏を返せばとても創造的な日々なのです。そんな余裕をいつも持てるわけではないですが、一緒に芸術鑑賞をすることで、子どもに新しい感性を教わる気持ちで私自身、楽しんでいきたいと思います。

わが家も今年は「せっかくだから!」と、4歳と0歳の娘一緒に美術館へ出かけてみようと思っています。無料だからこそ「ちょっとのぞいてみようか」という気持ちになれるのが、都民の日の魅力だなと感じています。

子どもと美術館と聞くと、「静かにできるかな?」「飽きちゃわないかな?」と心配になる方も多いと思います。私も最初は同じ気持ちでした。けれど実際に行ってみると、大人では気づかないような子どもの感性に、ハッとさせられることがたくさんあるのです。

先日の美術館では、娘が絵の人物を見て「ほっぺが赤いね」と一言。私は作品の解説ばかりに目を向けていたので、その素直な気づきに驚きました。「なんで赤いんだろう?」と一緒に考えることで、作品がぐっと身近に感じられます。

クリムト・アライブ 東京展の入口で壁面を見上げる女の子

都民の日は無料だからこそ、「疲れたらすぐ帰ろう」「今日はちょっとだけ見てみよう」と、気軽にトライできるのも安心ポイント。子どもの集中力は長くは続かないので、少しの時間でも楽しめたら十分だと思います。その小さな積み重ねが、芸術に親しむきっかけになるのではないでしょうか。

また、美術館の周りには公園やカフェがあることも多いですよね。展示を見終わった後に外で遊んだり、おやつを食べながら「どの絵が好きだった?」なんて話したりする時間もまた楽しいもの。美術館へのお出かけが、特別な「親子時間」として思い出に残るはずです。

普段の生活にちょっとした「芸術の彩り」を添えてくれる都民の日。「子どもと一緒に美術館なんてまだ早いかな?」と思っている方も、この機会にぜひ一度足を運んでみてください。親にとっても子どもにとっても、新しい扉を開くような一日になるかもしれません。

入館料が無料になる美術館や博物館は「江戸東京たてもの園」(小金井市)「東京都美術館」(台東区)「東京都庭園美術館」(港区)「東京都写真美術館」(目黒区)「東京都現代美術館」(江東区)の5カ所。そのほか、動物園や植物園、庭園なども入園料・観覧料が無料になります。

私は東京都美術館がお気に入りで何度か訪れていますが、授乳室もあり、併設のカフェやレストランでミルクのお湯をいただくこともできます。

都民の日で無料公開される施設一覧はこちらからご覧いただけます。