弊社で動画制作を担当する精鋭スタッフたち。

 福岡県立美術館が子供のために制作したWebサイト『edukenbi(えでゅけんび)』の「けんび・たんけん」内の動画と「Web版アートカード」の企画・制作の協力を弊社で行いました。

 今回から 4回に分けて「けんび・たんけん」内の動画制作を担当した弊社スタッフのコメントと「Web版アートカード」を制作したスタッフのコメントをお届けします!

「けんび・たんけん」内の動画企画・アイデア・サンプル作成から撮影・編集を社内作成!子供が楽しんで学べる作品動画を提供

 今回制作した動画は実際に美術館で展示されている作品からアイデアを出し、どのような動画にすれば楽しく興味を持ってもらえるかを考えました。

 子供たちが自分でも同じような作品が作れるよう「工作のきっかけになるコツ」を作品づくりを通して解説しています。

「けんび・たんけん」内の動画を制作!動画制作もできるスタッフのこだわりを紹介

動画制作にあたり多くの作品を作りました!

 制作した動画のテーマは『箱』『窓』『点』『織り』『枝』の5つ。

 ここからは、各動画を担当した弊社のスタッフのコメントを交えながら、内容をご紹介させていただきます。

『窓』『箱』『点』担当:ハッピー先生のコメント

「窓」「箱」「点」などを担当したハッピー先生。

◯担当した作品はどのような内容ですか?
A.
●福岡県立美術館 所蔵 古賀 春江「窓」
『窓から見えるものを描こう』計 9点制作
紙で窓を作り、その窓からみえるものを想像して作り込んでいく動画となります。窓の作り方は 3種類紹介しています。

●福岡県立美術館 所蔵 柏崎 永助「朱漆香水入」
『オリジナルの箱を考えてみよう』計 7点制作
箱の中に入れるものによって、デザインを考える動画となります。
白い箱に異なるものを入れた場合の2通りのデコレーション方法と、モノから箱を作る 2通りの手法を紹介をしています。

●福岡県立美術館 所蔵 柳瀬 正夢「果樹島園」
『点の世界へようこそ』計 4点制作
点と点が集まることで1つの作品になることを、8種類の素材ごとに紹介している動画となります。また動画の最後には 8枚の作品が 1枚の絵となって完成します。

「窓」の作品たち。

◯視聴者(子供、親子)やクライアントに対し、何を意識して作りましたか?
A.
動画を見てくれた子どもたちにとって、制作の幅が広がることを意識して制作しました。また分かりやすく、難易度が高すぎないように、といったことも常に心掛けていました。

「点」の作品たち。

◯見本制作で苦労したことは?
A.
●「窓」
実際の作品と見比べながらどのように作り込むのか、何度も相談をしました。
最初の動画制作だったこともあり、みほん 3点を福岡県美術館さんに見ていただいてご意見をもらいました。

●「箱」
モノから箱を作るという2通りの手法を考える話し合いが難航しました。
お家にある身近な素材でどう簡単に作ろうか……と。使えそうな資材を広げて布川さんと意見を出し合いました。
また、動画最後に出てくるみほん用の箱は、サイズがいいものを探すのに少し手間取りました。

●「点」
制作する素材の候補が多かったので、どの素材で何を作るのかを絞って決めるのに苦戦しました。
候補には、丸スタンプやジェリービーンズ、色水スポイトやビーズなど多数あり、出来れば全部やりたいけれど……という思いでした。

カラフルな「箱」の作品たち。
様々なパターンの「箱」を作りました。

◯作品のこだわりポイントを教えてください。
A.
●「窓」
動画の中盤にでてくる、窓の作り込みをするみほんは、おもちゃの溢れた子ども部屋をイメージしました。
色々な窓ができるよ、どんな窓を作ってもいいんだよ、と種類を多めに作りました。

●「箱」
動画の最初に四角い箱、中盤で三角形の箱や円柱状の箱があるように形の違いを出したり、機能面も考えて作りました。

●「点」
絵で描く方法以外にも、半立体のものもあるなど様々な素材を通して、点描というものを身近に感じてもらえるように制作しました。

「点」のイメージを入念に固めて動画制作中。
「点」のイメージを入念に固めて動画制作中。

【次回】『織り』と動画の絵コンテ担当「布川」のコメントです!

「織り」や動画の絵コンテを担当した布川氏。

【次回】『織り』と動画の絵コンテ担当:布川のコメントはこちら

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