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酷暑日が増える今、夏イベントの熱中症対策は必須

ナカボン2025のピコトンブースの工作ワークショップの様子④

こんにちは、子供向けイベント専門の株式会社ピコトンです。

夏休みの長期休暇もあり、レジャーやイベントの多い「夏」がやってきますね!
野外フェスや夏祭りなど、1年の中で最もイベントが盛り上がる季節です。

しかしながら近年では、猛暑日や酷暑日といった危険な暑さの日が増えており、野外・室内を問わずイベント実施における熱中症対策は欠かせません。
「子供向けイベント」ともなれば小さなお子さんの参加も多く、より一層しっかりとした熱中症対策が求められます。

「熱中症対策が大事なのはわかるけど、具体的に何をすればいいのかわからない…」
「酷暑日でも安全にイベントを実施するにはどうすればいいの?」

そんなご不安の解消するために、全国5,400会場以上に子供向けイベントを提供してきたピコトンが、環境省が発表している「夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン 2020」を元にイベント現場で活用できる「夏イベントの10の熱中症対策」をご紹介します。

ぜひ、酷暑日を見据えたイベントの熱中症対策としてお役立てください◎

最高気温40℃以上の日は「酷暑日」|猛暑日との違い

青空と強い太陽の日差し

2026年4月17日、気象庁により、最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と呼称すると発表を行いました。

気象庁の定義では以下の通りです。
・夏日:25℃以上
・真夏日:30℃以上
・猛暑日:35℃以上
・酷暑日:40℃以上

つまり「酷暑日」は、猛暑日をさらに上回るような、命の危険があるレベルの暑さです。特に野外イベントや、室内外を行き来するイベントの際は、しっかりとした熱中症対策を行いましょう。

気象庁、日最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と決定 ~日本気象協会が2022年に命名した「酷暑日」が気象庁の予報用語に~

こども気温とは?|子供の感じる温度は大人の+7度!

ナカボン2025のピコトンブース

続いて、「子供が感じる気温」についての解説です。

先日、サントリー食品インターナショナルと気象専門会社のウェザーマップ社との共同検証実験から、「子供の体感気温は大人よりも7度高くなる」と発表されました。

「GREEN DA・KA・RA」が子どもの熱中症対策を啓発、「こども気温」は大人より約7度高いと検証結果を発表、錦糸町でサンプリングイベントも サントリー食品

これを「こども気温」と名づけ、普及啓発活動をスタート。子供の熱中症リスクの高さを訴えています。

子供は大人より背が低いため、地面からの照り返しをダイレクトに受けてしまいます。
また、小さなお子さんは体温調節機能が未発達だったり、身体の不調を訴えることや水分・塩分補給を自分で行うことが難しかったりするので、大人が常に気にかけてあげる必要があります。

子供たちは発表されている気温よりも暑く感じていると想定して、熱中症対策をすることが大切です。

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ぜひ皆様の夏のイベントにご活用ください◎

※著作権に留意し、良識の範囲でご利用ください。
※テンプレートとしての販売・再配布は禁止です。

環境省「熱中症対策ガイドライン」を元にした「子供向けイベントの熱中症対策10選」

熱中症はしっかりと対策をすれば、発生を予防することができます。
きちんと熱中症対策を行い、万が一発生した場合には適切な対応ができる体制を整えることが重要です。

今回の記事では環境省が発表している「夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン 2020」を参考に、重要な項目をピックアップしてまとめています。

(環境省ー熱中症予防情報サイト)

【熱中症対策】こんなときどうする?~熱中症の症状と対処法

環境省が発行する熱中症予防ガイドラインの画像
出典:環境省 熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php#leaflets

熱中症は予防策があるため発生しないに越したことはありませんが、熱中症の症状を知っておくことで、発生してしまった際に素早く対応ができます。熱中症の初期症状の段階で気づくことができれば、その場で対処でき重篤化を防ぐことができます。

スタッフにマニュアルを共有して、症状を把握し素早く適切な対応ができる体制を整えることや、ポスター・看板などで参加者に呼びかけ、早めに気づいて対応することが大切です。

熱中症の症状~初期症状・重篤な症状と対処方法

環境省が作成している「熱中症環境保健マニュアル 2022」によると、熱中症の症状は大きく3段階に分けられます。重症度が中程度を超えた場合には、すぐに医療機関に診てもらう必要があります重篤な症状では緊急を要するため、救急車を呼ぶ必要があります。

・重症度Ⅰ度(軽症)…手足のしびれ、めまい・立ちくらみがある、筋肉のこむら返りがある(痛い)、意識ははっきりしている など
対処方法:現場で対応し、経過観察。涼しい場所に避難し服をゆるめて身体を冷やし、水分・塩分補給を行いましょう。一人にはせず誰かがついて様子を見守り、良くならなければ病院へ行きましょう。

・重症度Ⅱ(中等症)…吐き気がする、頭がガンガンする(痛い)、身体がだるい(倦怠感)、意識がなんとなくおかしい など
対処方法:すみやかに医療機関に受診しましょう。

・重症度Ⅲ(重度)…意識がない、呼びかけに対し返事がおかしい、身体がひきつる(けいれん)、まっすぐ歩けない、身体が熱い
対処方法:救急車を呼び、救急車が到着するまでの間、積極的に冷却しましょう。

(参照:環境省「熱中症環境保健マニュアル 2022」)

身体を効率良く冷やすには、前傾部(あごの下、首の前あたり)、腋窩部(脇の下)、鼠径部(大腿の付け 根の前面、股関節部)に氷のうや保冷剤、なければ冷たいペットボトルや缶などをタオルにくるんで当てて、皮膚の直下をゆっくり流れている血液を冷やすことも有効です。

また、水分と塩分は可能な限りセットで補給しましょう。どちらかが足りない状態も危険です。

(参照:環境省「熱中症を疑ったときに何をするべきか」)

子供向けイベントの熱中症対策〈1〉| テントなどで日かげをつくる

中野チルナイトピクニックのピコトンの工作ワークショップの様子④
子供向けイベントの熱中症対策〈1〉| テントなどで日かげをつくる

熱中症対策において、日かげをつくることは、最も効果的な方法のひとつです。

野外に日陰を作るには、テントを設置したり、待機列や休憩スペースにパラソルを立てるなどの方法がありますが、テントは形状や設置場所によって、効果に差があるので注意しましょう。

「屋根付きテント」や「四方を囲まれた冷房付きテント」は熱中症に対して効果がありますが、3方がテント幕で囲まれたタイプのテントは熱がこもりやすく、テント内の温度が上がってしまいます。
3方タイプを使用する場合は冷風機を利用するなど、風通しをよくする工夫を行いましょう。

熱中症対策用テントの「レンタル」ができる会社

テントを購入するには予算がかかり、また保管も大変となるため「レンタル」という方法もオススメです。

例えば イベント21 は、全国各地に対応していて即日対応や設置退去も依頼することができるので、イベントまでの日程が少なかったり、設置経験がなくて不安な方にも安心です。

《価格の目安》(2025年1月時点)
■1.5坪テント…3日間レンタル 約6,050円~
■8坪テント…3日間レンタル 約19,800円~

子供向けイベントの熱中症対策〈2〉 | ミストゾーン・休憩所の設置

熱中症対策のミストゾーン
子供向けイベントの熱中症対策〈2〉 | ミストゾーン・休憩所の設置

野外会場や、待機列周辺に「スポットクーラー」「ミスト扇風機」を設置して冷たい風を送り、その空間の気温を下げることで熱中症を予防できます。

子供たちが機材を触って怪我をしないよう、待機列と扇風機の間にはフェンスやカラーコーンを立てたり、注意書きを貼るなどの対策を考えたほうがいい場合もあります。

野外イベントの扇風機

スポットクーラーなどのレンタルのできる会社

スポットクーラーやミスト扇風機も、テントと同様にレンタルをすることが可能なので、予算や条件にあった業者を見つけてください。
例えば 上州物産株式会社 は、即日対応・送料無料・日割りで無駄なく借りることができます。

《価格の目安》(2025年1月時点)
■スポットクーラー…1泊2日レンタル 約20,680円~
■ミスト扇風機…1泊2日レンタル 約24,860円~

機材は、使用方法の確認とスタッフへの共有を忘れず行いましょう。

【チェックポイント】
例えばスポットクーラーは、使用するとタンクに水が溜まるので排水作業が必要です。排水担当をあらかじめ決めておくと、イベント当日もスムーズな対応ができるのでおすすめです。

子供向けイベントの熱中症対策〈3〉| 並ぶ時間を減らすため予約制やチケット制(整理券配布)にする

参加者が多いイベントで長時間並ばなければいけないと、体力の消耗や休憩したいときに休めないといった問題につながります。
そのため整理券を配布したり予約制にすることで、待機列をなるべく作らないようにすることができます。

予約制にする場合は、当日来てイベントを知った子供が悲しまないように「入念な告知」や「当日枠を用意する」などするとよいでしょう。

どうしても待機列ができてしまう場合は、先ほどご紹介をした、テントがある場所や木陰・建物の陰など日かげへの誘導を行ったり、冷風機を置くなど、暑さ対策が望ましいです。

子供向けイベントの熱中症対策〈4〉| 看板やポスターの設置、呼びかけによる熱中症の注意喚起

環境省が発行する熱中症対策の注意喚起ポスター
出典:環境省 熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php#leaflets

熱中症は予防と、早い段階で気づくことが大切です。
熱中症の注意喚起や水分・塩分の補給・症状についてなどが書かれたポスターや看板を設置し、スタッフや参加者が気づきやすいように工夫しましょう。

また、スタッフの声かけや放送でアナウンスする方法もあります。特にスタッフの声かけは手軽にできて効果的!
楽しくて集中しがちな長時間の工作やイベントは、水分補給の時間を設けるのもいいかもしれません。

環境省の熱中症予防情報サイトには、ポスターやチラシがダウンロードできるようになっています。そういったものを印刷して貼るのもいいでしょう。
熱中症予防情報サイト-普及啓発資料のダウンロード
※個人・企業に関わらず無償で利用できますがルールもあるので、利用前に一度確認しておきましょう。

また、イベント告知のホームページやチラシ、オンライン予約制ならメールで呼びかけを行うのもいいでしょう。
熱中症対策や水分・塩分補給の呼びかけ、当日は涼しい服装で帽子や日傘、うちわや扇子を推奨するなど、参加者自身ができることを事前にお知らせすることも効果的となります。

※注意!水分と塩分は可能な限りセットで補給しましょう。どちらかが足りない状態も危険です。

子供向けイベントの熱中症対策〈5〉| 人混みができないような動線作り

人混みができると熱がこもったり、体調が悪くなって休憩したくてもすぐに移動できず、熱中症になるリスクが高まります。出入り口や受付け・休憩所周り・自販機やトイレに並ぶ列など、人混みができやすい環境です。

・入口と出口をわけて、動線を一方向の流れを作る
・整理券を配布するなど、受付時間を分散させる
・可能な限り、休憩所を広く取る・イスやテントを多く設置する
・看板などで自販機やトイレの場所をわかりやすく掲示する

などの対策を行うといいでしょう。

また、イベント終了時は一気に帰る人で混雑しがちです。特に、大きなイベントでは出口を複数設けるなどして、分散する工夫をするといいでしょう。

子供向けイベントの熱中症対策〈6〉| 緊急時の対応(スタッフへのマニュアル共有や救護室の準備)

環境省が発行する熱中症予防ガイドラインの画像
出典:環境省 熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php#leaflets

予防策をしていても、熱中症が起こることはあります。発生したときにスムーズな対処ができれば軽度で済むこともあるため、発症した際の準備も大切です。

熱中症対応マニュアルを作り、スタッフに共有しておきましょう。
熱中症の疑いがある人への対応や症状の把握・対処、病院への搬送が必要な場合は通報など、緊急時の一連のフローを事前に確認しておきます。対応責任者を決めておくのもいいでしょう。

また、救護室・スペースを用意して体調が悪くなった際に横になれたり、冷却剤などですぐに冷やせる体制を整えておくことも重要です。

イベントで使用する熱中症マニュアルを1から作るのは大変!
環境省にて「熱中症マニュアル」のPDFデータが配布されていますのでこちらを使用するのもオススメです。

参照:環境省「環境保健マニュアル」https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php

子供向けイベントの熱中症対策〈7〉| スタッフは制服や法被などわかりやすい服装を着る

「中野チルナイトピクニック」のピコトンのワークショップブース
子供向けイベントの熱中症対策〈7〉| 一目でスタッフと分かる服装を着用

「スタッフに声をかけたいけど、どの人かわからない・・・」

参加者が休憩所や自販機の場所を聞きたかったり、体調が悪いときにスタッフに声をかけたくても探すのに時間がかかり、その間に体調が悪化して熱中症になるリスクも高まります。
子供向けイベントだと小さなお子さんも参加されるので、スタッフに声をかけやすいということは、親御さんの安心感にもつながりますよね。

・イベント名やロゴが入ったTシャツや制服を着用する
・スタッフ内で統一したカラーのエプロンを着用する
・名札をつける

など、スタッフということが一目でわかるようにしましょう。

子供向けイベントの熱中症対策〈8〉| スタッフの熱中症対策も忘れずに!

お客様への熱中症対策はもちろん、現場スタッフへの熱中症対策も忘れないようにしましょう。

イベントの準備が大変で、直前まで忙しく疲れが溜まったり寝不足になっていると、熱中症にかかるリスクが高まります
準備は余裕を持って行い、前日は早めに帰宅しゆっくり体調を整えるなどの呼びかけと対応をするといいでしょう。

当日は体調を万全にし、スタッフ間でもこまめな水分・塩分補給を行い、無理せず休憩ができるような体制を整えましょう。

子供向けイベントの熱中症対策〈9〉| 地面への打ち水(散水や給水)

地面に打ち水をしている画像

野外イベントの熱中症対策として、地面への打ち水も効果があります。特にアスファルトは高温になり気温が上がりやすいので、ジョウロやバケツ・ペットボトルなどで打ち水をすることで体感温度を1〜2度下げることができると言われています。「風通しの良い場所」や「なるべく広範囲に行う」ことで、より効果を得られるという意見もあります。

環境省や国土交通省が後援する、打ち水を推奨する企画もあります。気になる方はこちらもあわせてご覧ください。(打ち水大作戦2024

子供向けイベントの熱中症対策〈10〉| 水分補給場の設置、自販機の在庫切れがないようにする

給水を喚起する画像

イベント全体を管轄する担当者さまは、飲み物をいつでもすぐに飲めるように自販機の場所を看板やポスターなどでわかりやすく明示したり、水分補給場を設置しましょう。

また、夏のイベントでは、お客様に「自動販売機はありますか?」「コンビニはありますか?」といった質問を受ける場合も多いため、すぐに案内ができるよう位置を把握しておきましょう。

また水分補給は、イベント終了後や休憩時間など、人が集中しやすい時間帯に特に注意が必要です。スタッフからのこまめな呼びかけを行いましょう。

また、会場内に自動販売機の設置がある場合は、人気が集中するため自販機の在庫切れが起きないように注意できると理想です。

しっかりとした熱中症対策をして楽しい夏のイベントを実現しましょう

中野チルナイトピクニックにて完成した光る工作を持ってポーズを取る男の子

近年の夏は「酷暑日」と言われるほど高い気温が続いています。

そんな暑い夏のイベントでは、万が一の事態に備え正しい熱中症対策を準備しておくことが大切!

しっかりとした熱中症対策で、楽しい夏のイベントを実現しましょう!

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