【おうちで実験工作】吸水ポリマーと100均グッズで親子で一緒に楽しめる簡単工作
こんにちは、株式会社ピコトンの企画担当 すみです!
今回は水を吸って膨らむ不思議な「吸水ポリマー」と100均のセリアで購入したビンを材料にした、インテリアのような素敵な作品の作り方をご紹介します♪
吸水ポリマーのような、目に見える変化が起きる材料を使った工作はとっても面白い!
子供たちも普段使わない材料の工作にわくわくです♪
学校の自由研究・自由工作の題材としてもオススメなので、是非おうちで取り組んでみてください♫
※吸水ポリマーは少量を口に入れてしまっても重大な危険性があるものとはされていませんが、大量に摂取するとのどを詰まらせる危険性があるため、お子様が誤って口に入れてしまわないようご注意ください。
※吸水ポリマーを廃棄する際は水道に流すと詰まりの原因になることがあるので、可燃ごみとして廃棄ください。
【おうちで実験工作】100均のセリアで購入した5種類のビンを使いました
◆今回使った基本の材料と道具はこちら
〇粉末状の吸水ポリマー
〇ビン(どんな形でもOK !)
〇プラスチックのコップなど(何でも良いです!)
〇ペットボトル(水を入れる用)
○小さいスプーン(なんでも良いです! 複数個あるとなお良いです)
【おうちで実験工作】吸水ポリマーってなんだろう??
文字通り水をたくさん吸い取ってくれる「吸水ポリマー」は、その特別な分子構造から、なんと吸水ポリマー自身の重さの300倍(!!)の水を吸収することが可能な不思議な素材です。
網目状の分子が水を吸い取ることで科学変化が起き、さらに網目が広がり瞬間的にどんどん水を吸収できることから、日常生活ではオムツなどの生理用品や、簡易トイレなどのアウトドア商品に用いられています。
また、水を吸うとジェル状になることから、「保冷剤」にもこの吸水ポリマーが使われており、さらにその凹凸を持つ分子構造から、においを吸収する「消臭剤」としても使われています。
今回の工作の楽しいところは、この吸水ポリマーがぐんぐん水を吸うところ!
実は身の回りにたくさん使われている「吸水ポリマー」を使った、驚きとわくわくが詰まった工作です、是非楽しんでください♪
※今回使った吸水ポリマーはネット通販で購入いたしました。「吸水ポリマー 粉」と検索いただくのがオススメです。
◆さらに詳しい吸水ポリマーの詳細はこちら→「親子でできる吸水性ポリマーの実験」和歌山大学 システム工学部
※吸水ポリマーは少量を口に入れてしまっても重大な危険性があるものとはされていませんが、大量に摂取するとのどを詰まらせる危険性があるため、お子様が誤って口に入れてしまわないようご注意ください。
※吸水ポリマーを廃棄する際は水道に流すと詰まりの原因になることがあるので、可燃ごみとして廃棄ください。
実験工作〈1〉吸水ポリマーを使って北極のジオラマ工作
吸水ポリマーの半透明の質感を活かした実験工作の「北極ジオラマ」です。
使った材料と道具はこちら♪
○100均のビン(セリア)
○吸水ポリマーの粉
○メラニンスポンジ
○動物フィギュア(ホッキョクグマ・ベルーガ)
○ハサミ
○ペットボトルやコップなど、水を注ぐもの
北極ジオラマの作り方〈1〉吸水ポリマーをビンに入れよう
はじめに、ビンの中に吸水ポリマーをひとすくい入れます。
かなーり水を吸ってくれるので、こさじ1杯分くらいで十分です!
北極ジオラマの作り方〈2〉水をゆっくり注ごう
次に、ビンの7-8割くらいまで水をゆっくり注いでいきます。ペットボトルだと調整が難しいかもしれないので、コップなどに移したあと注いでいくのがオススメです♪
※水は一気に注ぐのではなく、少しづつ注いでいくのがポイントです☆
吸水ポリマーが水を吸ってグググッと膨らむ様子がとっても面白い!
すぐに吸水ポリマーが水を吸って、ジェル状に変化!
上の方に水が溜まってしまってる場合は、スプーンなどでゆっくりかき混ぜてあげてください♪
◆この時、ビンを傾けて固まった水がこぼれない様子などを観察できると楽しいです!
※傾けすぎるとズルンッと中身が全部飛び出ることもあるので気を付けてください。
北極ジオラマの作り方〈3〉フィギュアを入れていきます
吸水ポリマーが十分にジェル状に変化したのを確認したら、ベルーガ(シロイルカ)のフィギュアをスプーンの先端などでズブズブと埋め込んでいきます。
お気に入りのお魚フィギュアなどを使ってアクアリウムのようにしても楽しそうですね♪
北極ジオラマの作り方〈4〉メラニンスポンジで氷山を作ろう
続いて、100均で購入した「メラニンスポンジ」(ゲキ落ち君の商品名で売られているアレです!)をハサミでカットして氷山を作ります。
メラニンスポンジは子供でもカットできる柔らかい素材なので工作にオススメ♪
角や面の部分をザクッと大胆に切り、カット回数を少なめにすると氷山っぽくなっていいですよ☆
北極ジオラマの作り方〈5〉シロクマを乗せて完成!
カットしたスポンジを吸水ポリマーの上に乗せ、シロクマのフィギュアを配置したら完成!
まるでさむ〜い北極のようなジオラマが完成しました♪
※吸水ポリマーはゆっくりと水分が蒸発していきます。夏休みの自由研究などで学校に持っていく際は、期間を逆算したりサランラップでフタをするなどの工夫をすると良いと思います♪(再度水を加えるのも大丈夫です!)
実験工作〈2〉吸水ポリマーと食紅を使って海のインテリア工作
吸水ポリマーに食紅を使って色をつけるのもとっても綺麗です。
ちょっとした工夫でいろんな色のインテリアが出来上がるのでこちらの工作もやってみてください♪
使った材料はこちら♪
○100均のビン(セリア)
○吸水ポリマーの粉
○貝殻
○食紅
○ペットボトルやコップなど、水を注ぐもの
海のインテリアの作り方〈1〉食紅を溶かした水を用意しよう
吸水ポリマーをビンに入れる前に、食紅を溶かした水を用意しておきましょう。
今回は青、黄色、赤、の3色を使いました☆
◆食紅の種類や購入先などはこちらの記事を参照にください→食紅の種類7選〜いろんなメーカーの青色を比べてみました!
新しいカップやコップを用意して水を入れ、そこに食紅を入れていきます。
ものすごく少量で十分です! パッと入れるくらいで十分に色がついてくれます。
水に食紅を溶かすとこんな感じ! 透明感があってとっても綺麗ですね〜
目安として、粉が水に溶け切ってなければ「ちょっと濃いかな」という感じです! (でもこの後調整できるので大丈夫です♪)
海のインテリアの作り方〈2〉吸水ポリマーに食紅水を入れましょう
こちらの工作では100均のセリアで購入した「オーロラグラス ランダム」というビンを使用しました。角度を変えるとオーロラのようにグラスの色が変化してとても綺麗です♪
ビンの中に吸水ポリマーを入れたら、先ほど作った食紅水をすこーし入れます。この時もすこーしで大丈夫です。
※あまり濃いと中が見えにくくなってしまいます。
工作の前にビンの中に水と食紅水を入れて色のこさを確認しておくのも良いかもです。
海のインテリアの作り方〈3〉水と貝殻を入れていきます
先ほど紹介した北極ジオラマと同じようにゆっくりと水(食紅水ではなく普通の水)を入れていきます。食紅水と普通の水の2種類を使うことで、わずかではありますがグラデーションの変化が楽しめます♪
大体、ビンの4分の1くらいまで水を入れていきます。
貝殻を入れていきます。こちらの貝殻は海の近くのお土産やさんで購入したものですが、100円ショップなどにも販売していることが多いです。
吸水ポリマーにスッと刺すような感じで貝殻を配置していきましょう。
海のインテリアの作り方〈4〉水を入れて完成!
貝殻を埋めたら、再度ゆっくりと水を注いでいきましょう。
先に貝殻を入れるのと、後から埋めこむのは、どちらでも大丈夫です!
私は水を注ぐとグーッと貝殻が浮き上がってくるのが楽しかったので先入れ派です(笑)
吸水ポリマーの膨らみで貝殻が浮き上がりすぎてしまったら、スプーンなどで下の方に押し込んであげてください。
お好みで、吸水ポリマーの上に「スーパーボール」や「アクリルストーン」などを置いてもオシャレです♪
※吸水ポリマーはゆっくりと水分が蒸発していきます。夏休みの自由研究などで学校に持っていく際は、期間を逆算したりサランラップでフタをするなどの工夫をすると良いと思います♪(再度水を加えるのも大丈夫です!)
海のインテリアの作り方〈5〉こんな作り方もオススメです!
先に貝殻とアクリルストーンをビンの中に入れ、上から吸水ポリマーを振りかける手順でもOKです!
ブクブクっと膨らんで貝殻とアクリルストーンが動く様子が観察できてとっても楽しいですよ♪
こちらのビンには、先ほどよりも少し多めの食紅水を入れました。
食紅水を5分の1くらいまで入れたら、続いて普通の水をビンいっぱいになるまで入れていきます。
スプーンで貝殻の位置を調整します。この時グルグルグルっとかき混ぜても気泡ができて面白いです♪
最後にフタを閉めて、飾り付け♪
100円ショップで購入した海モチーフの小物を貼り付けました。
貼り付けは木工用ボンドを使いました。最近の木工用ボンドは性能が良いので結構なんでもくっつきます♪
※木工用ボンドで上手くつかなければ、万能ボンドやグルーガンなどを使うのがオススメです。
実験工作〈3〉吸水ポリマーとビーズでキラキラのインテリア工作
先ほど紹介した作り方と同じ方法で、ビーズと吸水ポリマーを使ってキラキラのインテリアを工作するのもオススメです♪
黄色の食紅と組み合わせると宝石箱みたいになりますよ☆
ビーズのインテリアづくり〈1〉ビーズと吸水ポリマー・食紅水を入れます
お気に入りのビーズをビンの中にイン! 透明感のあるビーズや形が面白いビーズがオススメです♪
上から吸水ポリマーを振りかけ、黄色の食紅水をビンの4分の1くらいまで入れていきます。
◆食紅の種類や購入先などはこちらの記事を参照にください→食紅の種類7選〜いろんなメーカーの青色を比べてみました!
ビーズのインテリアづくり〈2〉ビンいっぱいに水を入れて完成!
ビンいっぱいになるまで、普通の水をゆっくりと入れて完成です☆
ビーズの量によっては、上の方まで吸水ポリマーが届かず、ジェル状にならないこともありますので、軽くかき混ぜてあげると良いかもしれません♪ ビーズだけでなく、ラメやスパンコールを入れるのも楽しそうです♫
実験工作〈4〉造花やドライフラワーでハーバリウム工作
最後にご紹介する実験工作は、吸水ポリマーと造花やドライフラワーを使って作る「ハーバリウム」工作です。
部屋に置いてるだけでとってもオシャレ! 縦長のビンは色のグラデーションが強く出やすく、すごく綺麗です♪
使った材料はこちら♪
○100均のビン(セリア)
○吸水ポリマーの粉
○造花やドライフラワー
○食紅(赤)
吸水ポリマーでハーバリウムづくり〈1〉造花やドライフラワーの準備
工作を始める前に、ビンのサイズに合う造花やドライフラワーをチョイスしましょう♪ 100円ショップやナチュラルキッチンなどで良さそうなものがたくさん販売されています。
【注意】特にドライフラワーを使う時には事前に、染料を使っていないかチェックしておきましょう。
お花に染料を使っている場合は、色が吸水ポリマーに滲んできてしまうので、事前に濡れたキッチンペーパーなどで包み、しばらく様子をみてみましょう。お花の色がキッチンペーパーに滲まなければ使用してOKです♪
吸水ポリマーでハーバリウムづくり〈2〉吸水ポリマーと食紅水を入れます
これまでご紹介した工作と同じように、吸水ポリマー→食紅水→普通の水、の順番でビンの9割くらいまで水を入れていきます。
半分くらいで、少し水っぽいなと思ったら吸水ポリマーを足してあげてください。
吸水ポリマーでハーバリウムづくり〈3〉造花やドライフラワーを差し込みます
ビンの9割くらいまで吸水ポリマーで満たされたら、お花を差し込むように入れていきます。
縦長のビンは吸水ポリマーの膨らみが特に強く出やすく、事前にお花を入れておくと浮き上がってしまうので、最後にお花を入れるのがオススメです。
オシャレなハーバリウムが出来上がりました♪ お花や食紅の色は好みに合わせてアレンジしてみてください☆
吸水ポリマーの実験工作〈まとめ〉
100均のビンと吸水ポリマーを使った実験工作、いかがでしたでしょうか?
素材の形や質感が変わる面白さを感じれるだけでなく、「科学」を体験的に学ぶことができる実験工作はおうちでできる工作時間にとってもオススメです。
今回は貝殻やビーズを使いましたが、プラモデルを入れてみたり、ビンにお魚の絵を描いて水族館のようにするのも楽しそうです♪
ぜひ、皆様のアイデアを取り入れて実験してみてください♪
※もし「色を変えたい」など中身をやり直す際は、水道に流さずキッチンペーパーなどに中身をすくい出し可燃ごみとして捨てましょう。
中に入れたフィギュアを洗いたい時は水切りネットなどの上で洗うと吸水ポリマーが水道に流れないのでオススメです。
※吸水ポリマーは少量を口に入れてしまっても重大な危険性があるものとはされていませんが、大量に摂取するとのどを詰まらせる危険性があるため、お子様が誤って口に入れてしまわないようご注意ください。
※吸水ポリマーを廃棄する際は水道に流すと詰まりの原因になることがあるので、可燃ごみとして廃棄ください。
【100均グッズで簡単工作】他にも100均グッズを使った工作アイデアがたくさん!
ピコトンでは、他にも、100円ショップグッズを使った楽しい工作アイデアを多数ご紹介中です。
こちら⇓のページにて多数ご紹介をさせていただいてます。ぜひ覗いてみてください♫
【100均グッズで簡単工作】「TikTok」や「Instagram」もご覧ください♬
そのほかにもピコトンでは、おうち工作アイデアとして、TikTokやInstagramに「100均簡単工作ショート動画」を投稿しています♪
記事に掲載していないアイデアも多数なので、こちらもぜひチェックください♫
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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