
廃棄される野菜や果物を使用した和紙『Food Paper』を組み込んだエシカルな玩具や工作キットを開発中です
日本国内では、本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品は年間約621万トンと言われています。(環境省データ)
そこで、福井の越前和紙産地で1919年に創業した越前和紙の老舗工房「五十嵐製紙」が手掛けている、フードロスの廃棄野菜や果物を原材料に使用した手漉き和紙『Food Paper』というエシカルな面白い素材があるのでご紹介します。

『Food Paper』は「食べ物から紙を作る」という子供の自由研究から発想を得て、伝統工芸士であるお母さまがエシカルな取り組みとして製作を開始。

県内でカット野菜を製造する事業所や食材宅配の業者を通じ、規格から外れるなどで廃棄される野菜や果物を仕入れ、玉ねぎ・人参・じゃが芋・みかんなど、9種類の『Food Paper』を生み出しました。

『Food Paper』は、ものづくりで人や地球環境の幸福につながる国内外の素材を表彰する『マテリアル・ドリブン・イノベーション・アワード2022』で最高賞となる大賞にも選ばれるなど、人々の注目を集めています。

視覚や触感など感覚的に素材感が伝わる『Food Paper』は様々なプロダクトを生み出し、現在も多岐に渡る企画に展開しています。
ノート・メッセージカード・ストッカー・サコッシュ・小物入れなど『Food Paper』を使用した 商品も販売中です。


ピコトンでは 株式会社ロフトワークと共同で、子供の豊かな未来につながるクリエイティビティや想像力を、工作で応援する「子どもの子どもまでプロジェクト」を進めており、その中でこの『Food Paper』を用いたエシカルな製品を開発中です。
また、他にも SDGsやエコに通じる素材を探し研究を続けています。
⇒【親子でSDGs工作】段ボールとペットボトルで花瓶を作ろう!

ピコトンの今後の展開にご期待ください。
SDGsイベント企画特設ページができました!
⇒SDGsイベント企画特設ページができました!ぜひご覧ください。

